日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ロシアW杯  セネガルがポーランド撃破!クリロナは2戦連発! 

2018年06月21日 | soccer

日本中が西野ジャパンの勝利に沸いた19日深夜は、グループHのもう1試合・ポーランドVSセネガル戦が行われました。そして、開催国・ロシアが2戦目に挑み、日本時間20日夜はポルトガルVSモロッコ戦がありました。




グループH セネガル2-1ポーランド@モスクワ・スパルタクスタジアム
前半18分、セネガルがカウンターを仕掛け、左サイドのDFサバリがドリブルで相手を1人かわしてから縦パスを入れ、FWニアンがシュートを打つもゴール右に外れる。前半23分、ポーランドは右サイドからのパスをうけたFWレワンドフスキが、ペナルティアーク内で頭トラップから反転シュートを放つが、ゴール右に逸れる。37分、セネガルMFゲイエの放ったシュートが、ポーランドDFシオネクに当たってコースが変わり、ゴールへと吸い込まれる。記録はシオネクのオウンゴール。ラッキーな形でセネガルが先制点を奪う。
後半6分、ポーランドはPA手前中央で獲得したFKをレワンドフスキが蹴ったが、セネガルのGKの好セーブに防がれる。後半15分、セネガルFWニアンが、ポーランドDFのバックパスに反応。飛び出してきた相手GKをかわすと、そのまま右足で押し込み、セネガルに2点目が入る。
ポーランドは後半41分、中央のFKから、MFクリホビアクが頭で合わせて1点を返したものの、反撃はこの1点のみ。FIFAランク27位のセネガルが、8位のポーランドに勝利しました。



グループA ロシア3-0エジプト@サンクトペテルブルクスタジアム
開幕戦でサウジアラビアに5-0の圧勝を飾ったロシア。グループ2戦目は、ウルグアイに惜敗したエジプトと対戦。負ければGL突破が厳しくなるエジプトは、初戦で欠場したエースのモハメド・サラーが先発出場。
ロシアは前半19分、左サイドのFKをMFサメドフがセンタリング→相手にクリアされたが、MFチェリシェフがこぼれ球を拾ってミドルシュートを打ったが、クロスバーを越える。エジプトも前半42分にサラーが反転してから左足シュート。しかし、これは左に外れる。
0-0で迎えた後半、開始早々に試合が動きます。ロシアのMFゾブニンが右足ミドルシュートを叩きつけると、エジプトDFがクリアしきれずゴールイン。オウンゴールでロシアが先制点!これで勢いづいたロシアは、後半14分に右サイドからDFフェルナンデスがグラウンダークロスを入れると、チェリシェフが左足ワンタッチで押し込み2点目。さらに後半17分、右サイドのFKから、FWジュバが胸で落としてから右足シュートを決めて3点目。
エジプトも後半28分にサラーがPKを決めて1点を返したが、試合はロシアがエジプトに3-1で快勝し、グループリーグ2連勝。




グループB ポルトガル1-0モロッコ@モスクワ・ルジニキスタジアム
ポルトガルは初戦のスペイン戦でクリスティアーノ・ロナウドがハットトリックを決めたものの、3-3の引き分けで勝ち点1止まり。対するモロッコは初戦のイラン戦を落とし、この試合で負ければ敗退が決定します。両チームとも絶対に勝たなければいけない一戦です。
前半4分、ポルトガルは右CKをショートでつなぎ、MFモウチーニョの右足クロスに、ゴール前飛び込んだロナウドが頭で押し込む!早い時間帯でポルトガルが1点先取。9分にはDFゲレイロのドリブル突破から、右サイドのロナウドにパス。ロナウドがターンしてから右足シュートするも、左に外れた。
モロッコは前半12分に右CKからDFベナティアがヘディングシュートを放ったが、ポルトガルGKルイ・パトリシオにキャッチされる。19分にはDFディラルがドリブルでPA内に進入し、マイナス気味のクロスを入れるも、味方に合わず。
39分、ポルトガルは敵陣でロナウドが前線に浮き球のパスを出すと、FWゴンサロ・ゲデスが裏へ抜け出してシュートを放つが、モロッコGK・モハメディが左手1本で防いだ。
後半6分、ポルトガルはMFジョアン・マリオが左サイドを突破すると、グラウンダーの折り返しから、ゲデスシュートミス→右サイドへ流れたルーズボールを、走り込んで来たロナウドが右足シュート。しかし、大きく外れてしまう。
同点に追いつきたいモロッコは、後半10分にMFベランダのミドルシュートはGKにキャッチされる。さらに12分、右サイドからのFKにベランダが頭で合わせたが、GKパトリシオのファインセーブに阻まれてゴールならず。後半16分、ブスファのFK→DFのベナティアのシュートも大外れ。
終盤になってもモロッコが相手ゴールを脅かし続け、後半45分にドリブルでPA内に入ったMFツィエクがシュートを放つが、ポルトガルDFペペが足を伸ばしてクリア。終了間際には、PA内の混戦からベナディアが左足シュートも決まらず。試合はこのまま1-0でポルトガルが勝利しました。





H組のもう1試合も格下の国が勝利しました。日本とセネガルは共に勝ち点3、得失点差+1で並んでいますが、警告数で日本がH組の首位だそうです。セネガルは身体能力の高さもそうですが、個人技がすごいですね。2点目のゴールを挙げたニアン選手のスピードはハンパない…。セネガルには点取り屋のマネ選手がいるけど、ニアン選手の方がよっぽど怖いと思います…。コロンビアに勝って勢いに乗ってる日本だけど、セネガル戦は試練の一戦となりそうです。
ポーランドはDF陣のミスによる失点が相次ぎました。前半にオウンゴール、後半にはバックパスを奪われて追加点献上。エース・レワンドフスキ選手もセネガルのDF陣に封じられました。次のコロンビア戦の結果次第では、敗退の危機かも。
開催国のロシアは、開幕戦に続いての快勝。サウジ戦で5得点、エジプト戦でも3得点を挙げて、2試合で8得点と攻撃陣が爆発。スタメンに起用されたチェリシェフ選手とジュバ選手の2人が、ともに2試合連続ゴールを挙げました。これでロシアはウルグアイと共に決勝トーナメント一番乗り。旧ソ連時代の1986年メキシコ大会以来32年ぶりで、ロシアに国名変更になってからは初めてとなります。3戦目のウルグアイ戦との直接対決で、A組首位通過となるでしょうか。

ポルトガルはクリスティアーノ・ロナウド選手が挙げた1点を守り切って勝ち点3を獲得。2戦合計で勝ち点4となり、GL突破に望みをつなぎました。2戦連発のロナウド選手は、ダイビングヘッドで今大会4ゴール目。スペイン戦でのハットトリックも鮮やかでしたけど、モロッコ戦のヘディングも美しかったですね~。泥臭いゴールも、ロナウド選手が決めたら芸術的なものに様変わりです。
2試合で4得点と絶好調のロナウド選手、今のペースだと10得点で得点王を獲得しそう。3戦目の相手・イランはロナウドを止められるか?
2連敗で敗退決定となってしまったモロッコですが、最後まで諦めない戦いを見せました。特に後半はモロッコが押していました。セットプレーからの決定的な場面が相次ぎ、後半6分のヘディングシュートは決まってもおかしくなかったです。テレビ朝日の実況陣も試合時間が経つにつれてモロッコ贔屓になってましたな。最後のスペイン戦では、何としてでも1点取って意地を見せてほしいですね。