日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ロシアW杯 優勝候補ドイツ&ブラジル、初戦で勝てず。

2018年06月18日 | soccer

熱戦が続いている「FIFAロシアワールドカップ」。日本時間18日深夜は、前回王者のドイツとサッカー王国・ブラジルが初戦を戦いました。ともに優勝候補と言われていますが、初戦から厳しい戦いになりました。



メキシコ1-0ドイツ@モスクワ・ルジニキスタジアム
4年前のブラジルW杯で優勝し、今大会連覇を目指すドイツは、初戦でメキシコと対戦。W杯連覇へ幸先良いスタートを切りたいところでした。
前半3分にドイツは、右サイドのスルーパス→抜け出したFWベルナーがシュートを放つが、枠を捉えられず。8分にはCKからDFフンメルスがシュートを狙うもGKの正面。
対するメキシコも前半10分にDFエレーラがミドルシュートを放つも、ドイツGKノイアーにキャッチされる。14分には右サイドのFKにDFモレノが飛び込むも合わせられず。
そして前半35分、メキシコは自陣でボールを奪ってからカウンターに持ち込む。FWエルナンデスのワンツーから、左サイドへパスを送る。ボールを受けたFWロサノがペナルティエリア内で相手DFを1人かわし、右足シュートを決めてメキシコが先制点を奪う!
1点ビハインドのドイツは、37分にPA手前のFKをMFクロースが狙うもクロスバーに当たる。後半20分には右サイドのDFボアテングのクロス→DFキミッヒのオーバーヘッドキックはわずかにバーの上。23分には右サイドクロス→ファーサイドにいたベルナーのシュートも決まらず。後半26分にはFWロイスのシュートも決まらず。後半32分には途中出場のドラクスラーシュートを放つもDFに阻まれる。
メキシコはその直後、MFラジュンが一人でドリブルで持ち込み、シュートを放つも枠外。37分にもカウンターからチャンスを作ったが、ラジュンのシュートはダメ。
ドイツは後半44分、PA左からFWロイス→FWマリオ・ゴメスのシュートはミス。さらにMFブラントが強烈な右足ミドルシュートを打ったが、わずかに枠外。最後はGKノイアーも攻撃に参加するも、最後まで1点を奪えず試合終了。王者ドイツが、メキシコに0-1で敗れました!



ブラジル1-1スイス@ロストフ・アリーナ
16年ぶりの世界一を目指すブラジル。初戦はFIFAランク6位のスイスと戦いました。
前半11分、ブラジルはFWネイマールがPA左で、MFコウチーニョとのパス交換からグラウンダーのクロスを入れ、ゴール前でMFパウリーニョがシュートを放つも、ゴール右に外れる。前半20分、左サイドでDFマルセロのクロスは相手DFに当たるも、こぼれ球を拾ったコウチーニョが右足シュートをゴールに突き刺し、ブラジルが先制点。
しかし後半5分、スイスは右CKのチャンスを掴む。MFシャキリが左足でセンタリング→MFツバーのヘディングシュートが決まり、1-1の同点に追いつきます。
勝ち越し点が欲しいブラジルは、後半13分にモイネロのパスを受けたネイマールが、PA左からシュートを打つも、DFに当たった後にサイドネット。後半25分にはコウチーニョが胸で落としてから右足を振り抜くも、シュートは右に外れる。後半終了間際にはネイマールのFKから途中出場のフィルミーノが頭で合わせるも、スイスGKに防がれる。さらにアディショナルタイムに左のショートコーナーから、DFミランダが右足を叩きつけるも、ゴール枠内に飛ばせず。試合は1-1のまま終了。ブラジルも初戦で勝ちきれませんでした。




優勝候補の注目の初戦は、ドイツがメキシコに痛恨の敗戦、ブラジルはスイスに引き分けに終わりました。アルゼンチンも格下のアイスランドに引き分けており、強豪国が軒並み勝てないという波乱の展開になっています。今回のグループステージは何が起こるかわかりませんね。
ドイツは初戦で25本のシュートを放ったんですが、最後までゴールを奪うことができず。大金星を挙げたメキシコは、前半からカウンターで再三チャンスを作り、前半35分にロサノ選手が値千金の決勝ゴール。ドイツDF陣も翻弄されまくりでしたなぁ。
ドイツがグループリーグ初戦で黒星を喫したのは、西ドイツ時代の1982年スペイン大会以来、実に36年ぶりの屈辱。GL首位通過は確実だろうといわれていましたが、いきなり窮地に追い込まれてしまいました。ただ、ドイツは地力があるから、残り2戦で挽回はできると思う。次のスウェーデン戦は勝利が絶対条件だ。

ブラジルは先制しながらも、後半にセットプレーで失点。その後は決定的なチャンスを作ったけど、1点が遠かったです。ネイマール選手は、この試合で10回もファウルを受け、後半途中に足を気にするところがありました。4年前のブラジル大会では、背中に膝蹴りを受けて途中離脱。今大会もケガの影響で途中離脱してしまわないか心配です。









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セイウンコウセイが函館で復活!2歳ダート王・ルヴァンスレーヴも貫禄勝ち!

2018年06月18日 | 競馬

中央競馬は今週末から夏の北海道シリーズが開幕。17日は函館競馬場で短距離重賞の函館スプリントステークスが行われました。東京競馬場のメインは、ダート王への登竜門・ユニコーンステークスでした。



函館メイン・第25回函館スプリントステークス(GⅢ・芝1200m 16頭立て)は、昨年の高松宮記念を勝った①セイウンコウセイ、今年の宮記念で3着⑦ナックビーナス、阪急杯を勝った②ダイアナヘイロー、昨年の勝ち馬④ジューヌエコール、3年前の優勝馬⑥ティーハーフ、スプリンターズステークス3着⑧ワンスインナムーン、10歳馬⑫エポワス、⑬キングハート、③ラインスピリットなどが参戦しました。
スタートでダイアナヘイローが少し出遅れ。先行争いでワンスインナムーンが行くかと思いきや、内から上がって来たセイウンコウセイが先頭を奪う。3番手グループにナックビーナス・⑮ライトフェアリー・⑤タマモブリリアンの3頭。6番手⑨ヒルノデイバロー、内側7番手ラインスピリット、8,9番手の位置にダイアナヘイローと⑩ノットフォーマルが並び、その後ろの10番手にジューヌエコール。11番手エポワス、12番手⑪ユキノアイオロス、13番手⑭アドマイヤゴッド、14番手キングハート。後方2番手ティーハーフ、⑯ノボバカラが最後方追走。
3,4コーナー中間を通過し、コウセイが先頭を守り、2番手のワンスインが外から接近。ナックも3番手追走。ダイアナとエコールは中団グループ。キンハーはまだ後方の位置。
4コーナーを回って直線コースに入り、セイウンコウセイが逃げ、外からナックビーナスが追い込む。内からはタマモブリリアン、後続からヒルノデイバローも追い上げる。ゴール前、粘るコウセイにデイバローとナックを差を詰め、最後はコウセイとデイバローがほとんど並んでゴールインしたが、わずかにセイウンコウセイが有利か?

サマースプリントシリーズの開幕戦は、3番人気のセイウンコウセイが逃げ粘って優勝。単勝10番人気だったヒルノデイバローは、外から追い込むもハナ差届かず2着。3着には1番人気のナックビーナスが入り、①-⑨-⑦の3連単で81,900円の高配当。2番人気のワンスインナムーンは8着、4番人気のダイアナヘイローは9着に終わっています。
セイウンコウセイは昨年の高松宮記念以来、1年3か月ぶりの勝利。GⅠを勝った後は成績が振るわず、今年の宮記念で6着、前走の京王杯スプリングカップでは距離延長に泣き12着と大敗しました。今回は池添謙一騎手が騎乗し、見事な先行逃げ切りで復活を果たしました。池添騎手も「最後よくしのいでくれた」とコウセイを讃えていました。直線での粘りの走りは、GⅠ馬の意地を感じたのは私だけではないでしょう。この勝利をスプリント王座返り咲きへの足掛かりになるか。



東京メイン・第23回ユニコーンステークス(GⅢ・ダート1600m 16頭立て)は、昨年の全日本2歳優駿覇者⑭ルヴァンスレーヴ、⑧ハーベストムーン・⑤グレートタイム・⑨コマビショウの鳳雛ステークス組、同舞台の青竜ステークスを制した⑦グリム、府中ダート2勝の⑬リョーノテソーロ、藤田菜七子騎手が乗る⑯ミックベンハー、デビュー2連勝中の⑥ホウショウナウなどが出走しました。
スタートでミックベンハーがポンと飛び出したのに対し、⑮ダンケシェーンが出遅れ。ダートコースに入り、①セイウンクールガイ,ホウショウナウ,ハーベストムーンの3頭が先手を争い、⑩バイラ4番手、グリムは5番手につけ、内側6番手から②タイセイアベニール。7番手プロスパラスデイズのすぐ後ろの8番手グループには、リョーノテソーロ・④トキノパイレーツ・ミックベンハーの3頭が固まっている。中団にはグレートタイム・コマビショウ・⑪ベストマイウェイ・ルヴァンスレーヴの4頭が並ぶ。15番手⑫エングローサー、出遅れたダンケシェーンがしんがりという展開。
3,4コーナー中間地点で、クールガイが先頭に出て、ホウショウナウが2番手。ハーベスト3番手、バイラ4番手。ルヴァンが5番手まで押し上げてきた。グリムは7番手あたり、グレタイは中団、ビショウは後方にいる。
直線コースに差し掛かり、セイウンクールガイがまだ先頭だが、外からルヴァンスレーヴが伸びてきて、ゴール残り300mあたりでクールガイをかわして先頭に躍り出る。そして残り200mで一気に突き放す。2番手争いはクールガイが粘るが、エングローサーとグレートタイムがゴール前襲い掛かる。ルヴァンスレーヴは後続を尻目に圧勝ゴール。2着争いはグレートタイムとエングローサーが並びました。

幾多のダートGⅠ馬を輩出してきたユニコーンステークスは、ルヴァンスレーヴがダート2歳王者の貫禄を示し、3馬身半差の完勝。2着争いは3番人気のグレートタイムが制し、7番人気のエングローサーがアタマ差の3着。2番人気のグリムは9着、藤田騎手鞍上のミックベンハーは11着という結果でした。
勝ったルヴァンスレーヴは、JRAの重賞は初勝利。通算成績も5戦4勝。前走の伏竜ステークスでは1番人気を集めて2着敗戦。全日本で2着だったドンフォルティスにリベンジを許す形に。この日は前走から8キロも馬体重を絞って出走。万全に仕上がったおかげか、直線で一気に突き放しました。ルヴァンは左回りだと圧倒的に強いな~。順調ならばジャパンダートダービーに向かう予定。2つ目のGⅠタイトル奪取に期待できそうだけど、右回りと2000mの距離を克服できるだろうか。




来週・24日は、阪神競馬場で上半期のグランプリレース・宝塚記念が行われます。ファン投票第1位のサトノダイヤモンド、菊花賞馬のキセキ、前回優勝馬・サトノクラウン、ドバイターフ2着のヴィブロス、鳴尾記念を勝ったストロングタイタン、ダンビュライト、ノーブルマーズ、パフォーマプロミス、ゼーヴィント、さらに香港からワーザーが参戦。ワーザーは2016年のクイーンエリザベス2世カップなど香港のGⅠ競走を4勝している超実力馬。初来日で日本競馬を制圧してしまうのか?







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