日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

西野JAPAN、セネガル戦で辛くも引き分け。1勝1分け・勝ち点4でポーランド戦へ。

2018年06月25日 | soccer

「2018 FIFA ロシアワールドカップ」は、現地時間24日にグループHの第2戦・日本代表VSセネガル代表が、エカテリンブルクアリーナで行われました。日本代表は19日の初戦でコロンビア代表に2-1で勝利。格上を破って勝ち点3を獲得し、幸先良いスタートを切りました。対戦相手のセネガルも、初戦のポーランド戦に勝利。勝てば決勝トーナメントに大きく前進する大事な一戦、日本は最大の難敵・セネガルにどう立ち向かうのか?




両チームのスタメン
[日本]
GK 1 川島永嗣
DF 3 昌子源
DF 5 長友佑都
DF 19 酒井宏樹
DF 22 吉田麻也
MF 7 柴崎岳
MF 8 原口元気
MF 10 香川真司
MF 14 乾貴士
MF 17 長谷部誠
FW 15 大迫勇也

[セネガル]
GK 16 ハディム・エンディアイェ
DF 3 カリドゥ・クリバリ
DF 12 ユスフ・サバリ
DF 22 ムサ・ワゲ
MF 5 イドリッサ・ゲイェ
MF 6 サリフ・サネ
MF 13 アルフレッド・エンディアイェ
MF 17 パパ・アリウヌ・エンディアイェ
FW 10 サディオ・マネ
FW 18 イスマイラ・サール
FW 19 ムベイェ・ニアン


日本はコロンビア戦と全く同じメンバー。セネガルもエースのマネ、ポーランド戦で得点を挙げたニアンが先発出場しています。


開始直後に日本がいきなりピンチを迎えたが、ペナルティエリア内で酒井宏樹がニアンにシュートを打たせない。前半6分、セネガルのCKのクリアボールから、サバリがミドルシュートを放ったが、クロスバーの上。7分にはサバリが左サイドでクロスを上げたが、GK川島がしっかりキャッチ。そして前半11分、サバリのPA左からのシュートをGK川島が弾くと、マネの足に当たってゴールイン。セネガルが早々と先制。日本は川島のミスで失点された。
日本は15分、香川のパスから長谷部がミドルシュートを放ったが、相手に当たってゴールならず。20分、左サイドで乾が倒されてFKを獲得。柴崎がボールを蹴ったが、相手DFにクリアされる。22分には右CKをショートでつなごうとするも相手に奪われ、その直後にセネガルがカウンターを仕掛けたが、セネガル選手のシュートを川島が押さえた。26分、原口が左サイドにパスを出したが、チャンスに繋がらず。
34分、日本はロングボールに反応した長友のラストパス→乾が右足を振り抜いてゴールネットを揺らし、1-1の同点に追いつく!
37分にも日本がチャンスを迎えたが、右サイドのクロスはクリアされた。セネガルも38分に敵陣の高い位置に攻め込んだが、日本守備陣が守り切る。39分、セネガルは鋭い浮き球パスからニアンがシュート。しかし川島がセーブ!日本も40分に原口が右からシュートを放ったが、外れた。
43分、セネガルは左CKを低めに入れたが、ここは日本がクリア。44分には左サイドで香川がFKを与え、セネガルのFKをアリウヌが蹴ったが、オフサイドに助けられる。結局前半は1-1で終了。


後半開始直後、セネガル右サイド・サールのクロスを、ゴール前で吉田がクリア。続くCKも日本がしのぎます。後半4分、左サイドで長友がクロス→原口が頭で繋ぎ、ゴール前で大迫が頭で押し込もうとしたが、決めきれず。セネガルも5分にニアンがシュートを打つも枠外。6分にもマネのパスからアリウヌのシュートもバーの上。後半10分、セネガルが波状攻撃を見せ、ニアンのミドルシュートは川島キャッチ。長谷部が鼻血を出したが、プレーに戻った。
後半15分、日本が敵陣でボールを奪うと、右サイド柴崎のグラウンダークロス→ゴール前で大迫が飛び込んだが、シュートを合わせられず。逆転のチャンスをモノにできなかった。18分にもペナルティエリア手前で攻め込むが、大迫のシュートは枠を捉えられず。19分、乾が左からシュートを打ったが、ボールはクロスバー直撃!しかし、日本がペースを握っている!
セネガルは後半20分、アルフレッドに代えてMFクヤテが入る。後半23分、右サイドで乾がサールを倒してFKを与える。ペナルティエリア手前のFKはサインプレーで行ったが、日本がクリア。しかし26分、DFワゲにゴールを決められ、1-2と勝ち越されてしまう。
劣勢に立たされた日本は後半27分、香川に代えて本田圭佑を投入。さらに後半30分には原口を下げて岡崎慎司を起用。すると後半33分、右サイドで大迫が折り返し→岡崎の競り合い→逆サイドで乾がラストパス→本田が押し込んで2-2の同点!
日本は後半42分、宇佐美貴史が入ったが、勝ち越しゴールは生まれず。試合は2-2の引き分けに終わりました。



西野JAPANの試練の第2戦は、前半11分にGK川島選手のミスで先制されましたが、その後に乾選手の鮮やかな同点ゴール。後半は日本が2度のビッグチャンスを外し、セネガルにまたもリードを許す展開。それでも、途中出場の本田選手のゴールで再び追いつき、引き分けに持ち込みました。もしかしたら勝てたかもしれなかったけど、勝ち点1を積み上げたのはよかったかも。
乾選手はこの試合1ゴール1アシスト。前半34分のゴールは、得意の位置からゴール右隅に決めてみせました。後半のクロスバーに当たったシュートは、もう非常に惜しかったですよ。2試合連続途中出場の本田選手は、初戦のコロンビア戦で1アシスト、今回に日本の窮地を救う同点ゴールを決めてくれました。これで本田選手はW杯で3大会連続で得点を挙げたことになります。
GKの川島選手は、またもミスを犯しましたね…。左サイドからのシュートを弾いた後、マネ選手の足に当たってゴール。試合前、「川島がやらかすかも」と思っていたけど、案の定やっちまったな!次のポーランド戦では、川島選手ではなく、中村航輔選手を使ってくれないかな。
これで日本は2試合を終えて、1勝1分け・勝ち点4で3戦目のポーランド戦に挑みます。最終戦にして最大の山場ですね…。ポーランドに引き分け以上ならば自力でのグループステージ突破の可能性があるのですが、相手はFIFAランク8位だから、かなり厳しい試合になりそう…。セネガル戦の勝ち点1が、吉と出るか凶と出るか。




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