日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

寺原隼人がホークス復帰後初勝利!3連勝で再び勝率5割。

2013年05月02日 | HAWKS

現在パリーグ3位の福岡ソフトバンクホークスは、5月1日から本拠地・ヤフオクドームでのゴールデンウィーク6連戦がスタート。まずはパリーグ首位を独走する埼玉西武ライオンズとの3連戦。このカードを2勝1敗で終えれば勝率5割、3タテだと貯金2になります。とにかく、西武の勢いを止めるためにも勝ち越すしかない。5月1日の初戦は、ソフトバンク・寺原隼人、西武・牧田和久が先発しました。


スタメンはこちら
1(中)長谷川勇也
2(二)本多雄一
3(左)内川聖一
4(一)ラヘア
5(三)松田宣浩
6(右)吉村裕基
7(指)ペーニャ
8(捕)細川 亨
9(遊)今宮健太
 (投)寺原隼人
柳田悠岐が「右鼠径化膿性リンパ節炎」のため選手登録を抹消。代わって長谷川がセンター、内川がレフト、吉村がライトに入りました。7番DHのペーニャは4試合ぶりの先発復帰、2試合連続スタメン落ちの本多も久々に先発出場。


1回、ホークス先発の寺原が、西武の1番・金子侑司に初球を打たせて2塁ゴロ、2番・秋山翔吾と3番・栗山巧も2塁ゴロに打ち取り、わずか9球で西武打線を3者凡退に抑えます。その裏のホークスは、長谷川三振で1死の後、本多が西武先発・牧田のストレートを打ち上げ、右中間フェンス直撃の3塁打を放ち、1死3塁と先制のチャンス。この場面で内川がセンターへの犠牲フライ。3塁走者・本多が生還し、ホークスが初回に1点を先制します。
1点の援護を貰った寺原は、2回以降も安定感のピッチングを続けます。2回には西武の中軸を3者凡退に打ち取り、3回には炭谷銀仁朗にヒットを浴びて初めてランナーを出すも、後続をしっかり抑えます。4回も打たせて取るピッチングでこの日3度目の3者凡退。4回まで西武打線を1安打の好投。
追加点が欲しいホークスは4回、この回先頭の内川が遊撃への内野安打で出塁すると、続くラヘアがライトフェンス直撃の2塁打で無死2,3塁と追加点のチャンス。松田が捕手フライ、吉村は空振り三振に倒れて2死とされますが、ペーニャが牧田の初球を弾き返してレフト前タイムリーヒット!ホークスに貴重な追加点が入り、2-0とリードを拡げます。
好投を続ける寺原は、6回に2つの三振を奪うと、7回には4番・スピリーをスライダーで空振り三振に斬り取り、2イニング連続3者凡退。完封ペースで迎えた8回、この回の先頭打者・ヘルマンに2塁打を許すと、続く浅村栄斗にはセンター前ヒットを浴び、無死2,3塁と一発逆転のピンチを背負います。ここで坂田遼を2塁ゴロ併殺打。3塁走者が生還して1点を返されたものの、次の打者を2塁ゴロに打ち取り3アウト。寺原は8回1失点の好投でマウンドを降りました。
1点差に詰め寄られたホークスは8回裏、内川が倒れて1死となった後、ラヘアが牧田の5球目のチェンジアップをジャストミート!ライトへの大きな打球は、スタンド最前列に飛び込むソロ本塁打!ラヘアの久々の一発が飛び出し、3-1と突き放します。9回はファルケンボーグが登板し、圧巻の3者連続三振締めでゲームセット!ホークスが3-1で西武に勝利し、今季2度目の3連勝を飾りました!


試合結果 パ・リーグ 2013/05/01(水)
ソフトバンク-西 武 4回戦 (西武3勝1敗、ヤフオクドーム、18:01、30876人)
L 000 000 010  1
H 100 100 01X  3
【投手】
(西)牧田-炭谷、星孝
(ソ)寺原、ファルケンボーグ-細川
【責任投手】
(勝)寺原2試合1勝1敗
(S)ファルケンボーグ12試合6S
(敗)牧田5試合3勝1敗
【本塁打】
(ソ)ラヘア7号ソロ(8回、牧田)

本拠地6連戦の初戦となった今回の試合、先発の寺原投手が8回まで1失点のピッチングを披露すると、西武先発・牧田投手から3点を奪いました。初回に幸先良く先制点を取れたこと、8回のラヘア選手のダメ押しの一発が出たのが大きかったですね。西武戦今季初勝利、5月最初の試合を白星で飾り、勝率も再び5割に戻しました。4月は出遅れたけど、5月は巻き返しです!ホークスは5月になってから本気を出すんじゃ。
先発の寺原投手のこの日の成績は、8回まで96球を投げ、被安打4・5奪三振・無四球・1失点。好調な西武打線を相手に立ち上がりから凡打の山を築き、10個の内野ゴロのうち、2塁ゴロが8個も有りました。8回にはこの日唯一のピンチを作り、併殺打で1点を失いましたが、終始完璧な内容で今季初白星&ホークス復帰後初勝利を挙げました。古巣・ホークスでの勝利は、2006年7月16日の日本ハム戦以来約7年ぶり。試合後のヒーローインタビューでは、ファンに向かって「ただいま!」と挨拶し、目を潤ます場面も見られました。古巣での久々の勝利、地元ファンの大歓声を浴びて、ようやくホークスに戻れた事を実感できたと思います。今後もホークスファンの期待に応えられるように頑張ってください!
打線の方は牧田投手から6安打。先発復帰組では本多選手が初回に先制点のきっかけとなる3塁打を放ち、ペーニャ選手は4回にレフト前タイムリーヒットで1打点。ラヘア選手はこの試合チーム唯一の2安打のマルチヒットを記録。8回の第4打席ではライトスタンドへの7号ソロ本塁打を放ちました。ラヘアのホームランは実に1週間ぶりとなります。
2日の予告先発は、ソフトバンクが帆足和幸、西武・野上亮磨。帆足投手は先週の日ハム戦で5回途中3失点でKO負け。次の登板は古巣・西武との初対決。今季初の4連勝&久々の貯金がかかっているので、野上投手に投げ勝ってほしいぞ。




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