生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

お鼻のお医者さんでの出来事

2013年03月26日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
杉花粉症がいつのころからか発症してウットオシイこの頃、生まれて初めて、お鼻のお医者さんのもとへ通い出しました。幼稚園児は大体がお医者さんのお腹を蹴っ飛ばして泣いています。その中にうーっと声は出しますが我慢して、終わると医師に泣きそうな顔をしているのですが、挨拶して、直ぐ漫画の棚に走っていきます。そのお顔は漫画本が読める楽しさで輝いていて、その姿は何とも西郷隆盛を思い出すような大人物に見えてくるのです。周囲の若いお母さん達も、その大物ぶりに感動して眺めています。私も時々待合室で会うのですが、このところいないので看護婦さんに聞きましたら先週、完治したそうです。あの坊やに会いたいのですが、もう駄目なようです。さてこの性格形成はどうしてだろう、と不思議に思います。その若いお母さんは最初の頃、にこにこしながら坊やの耳元で何か言っていました。以来、お医者さんが色々の機器をお鼻に入れてごちゃごちゃ痛い思いをさせるのですが、じーっと耐えていたのです。大暴れする幼児、このような幼児を観察しつつ、私の幼稚園時代をおもいだしますと今、あーあ、と私が批判している悪い事例に私が該当していることにハタ、と気付きました。今も身辺の森羅万象(世界の外交問題、日本の政治問題等などの現象)に対して、私は相変わらずお医者さんのお腹を蹴っ飛ばして悪口雑言をしているあの幼児たちに似ているなあとしみじみ思いました。さてこれからどうしましょう?
:<比較文化・宗教学の視点からの心の旅:81>


自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
(1)テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。

(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。


いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする