生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

鎌倉・東慶寺と幸福曲線

2013年03月28日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
駆け込み寺として有名な東慶寺は鎌倉時代、北条時宗夫人が開山と言われいますが、5世の用堂尼は後醍醐天皇の皇女ですし、20世の天秀尼は豊臣秀頼の息女です。調べると徳川家光の頃、この天秀尼からみの政治事件で会津藩(加藤明成:43万石)が取りつぶされています。この駆け込み寺で平安感、幸福感等の生き甲斐の心理学で定義する幸福曲線を得て生涯を全うした女性は沢山います。臨床心理学では、時々面白い現象があります。それは下手なカウンセリングをするよりも、色々の深い歴史を所持した禅寺や富士山や江の島を訪ねたほうが遥かに精神衛生が瞬時にして良くなる現象が人間にはあるのです。鎌倉の由緒あるお寺を訪問したほうがとても豊かな幸福曲線(平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感の5つ)を手にすることが出来ます。比較宗教学を勉強する際に、この事実を知り、意識化しておいて、人類の先輩が数百年をかけて創り上げた神社仏閣や素敵な場所を大いに活用したほうが賢明なようです。
。:<比較文化・宗教学の視点からの心の旅:83>


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その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。


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