生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

将来への不安対策

2013年03月01日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
人間誰でも今から先の具体的な出来事は分かりません。自分の生育史を見れば直ぐ理解できます。生き甲斐の心理学では分からないとだけ言いましても責任の無い言い方ですので、ではどうするか、と言いますとストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱)について考えていこうと努力しています。将来のストレス曲線は予測出来るからです。このストレス曲線は臨終まで発生する問題なので、この対処方法を学びます。ストレス曲線は自分の生育史上の「理想:こうありたい、あらねばならぬ」と言う領域と現実のギャップから生まれます。ですから理想を諦めるか、現実をそのまま受け入れるか、その中間のどこかで手をうつか、その人の自由意思で決める問題なので、そのストレスの心の仕組みをしっかりと意識化しますと、自分なりの解決方法が見えてきます。落とし所を本人がその都度、決めていきますと案外、ストレス曲線への覚悟が定まり居直れます。こうして将来の不安、難問の度胸を定めて逞しい人間へと成長を追求するのがこの生き甲斐の心理学の根本思想です。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:56>

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