かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ペスト患者死亡のニュースに、中国はまだ中世の闇に生きるのか? 目を疑いました。 

2014-07-24 20:27:20 | Weblog
 出張から帰って気がついたのは、「東京より奈良の方が暑い・・・」事でした。なんなのかこの暑さは。まあ東京では、ホテル、電車、レストランなどなどみんなしっかり空調が効いていて寒気を覚えるくらいでしたから、クーラー一台無い我が家が暑いのは至極当然なわけですが、ほんの数日出かけただけで身体が暑さを忘れ空調に順応してしまおうとは驚きでした。梅雨明け10日、気の遠くなるような感じもしますが、なんとかこの暑さを凌ぎ、秋を迎えたいものです。

 さて、中国でペストが発生し、死人も出ているそうです。
 中国甘粛省玉門市という町で男性がペストで死亡し、現在当局により同市に通じる高速道路や幹線道路が封鎖され、市民ら約3万人が隔離されているのだとか。
 この男性は、大型のリスのような野生動物の死骸をさばいて飼い犬に与えていた、というなんとも我が国では想像できない事をしていたのだそうで、15日にペストの症状が出て16日に死亡したのだそうです。ペストの症状が出た、ということは、黒死病の名の通り、全身に黒いあざが浮かんで死んだのでしょうか?
 現在、当局は男性と密接な接触があった約150人に対して、予防薬を投与するなどしているとのことですが、もともとげっ歯類につくノミが媒介する伝染病ですから、そのリスもどきに着いていたノミにやられたとも考えられますが、ネズミ等が宿主にもなるのですから、そちらが本命だとするとこれはかなり大変な事になります。今のところ死者はこの男性一名だけのようですし、今は効果のある抗生剤もあり、衛生的な生活もそれなりに確立されてもいるはずですが、今後しばらく様子を見ないと、これから大陸発の中世のごときパンデミックが起きないとも限りません。
 それにしても21世紀になってまだペストの病名を観る事になろうとは、中国大陸、恐るべしですね。我が国に流れ込んできたりしないよう、関係各位には十分に注意を払って経緯を見守って欲しいです。


コメント
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