かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ムーンベースアルファ完成の時はついに訪れず、ですか。

2010-01-30 22:31:30 | Weblog
 アメリカが月の有人探査計画を取り止めることにしたそうな。昔のSFドラマでは1999年には月面基地ができていたハズなのですが、予算の問題やら何やらで計画が遅れに遅れた上、どうやら中国が相当力を入れて月へヒトを送り込むことに執念を燃やしているとのことで、このままでは早晩技術的には並ばれてしまう、という面白くない事態が生じてしまうため、分の悪い月探査計画をやめて、より高度な技術力を必要とする、火星や小惑星帯、ラグランジュポイントといったところを対象にして、中国との差を維持して行こう、という考えらしい。個人的に、可能なら死ぬまでに月に行ってみたい、と思い、アメリカの有人基地建設計画には随分期待していたのですが、たとえ仮に建設されたとしても今の南極基地並に一般人が気軽に行けるようになるわけではなかろう、ということを理解しつつも、この中止決定はショックが大きかったです。せっかく月に水が残っているか、とか、地中の大空洞の基地化の可能性とかこれまでにも色々と旨踊らせる情報が出ていたのに、それらが結局生かされる時を観ることが出来ないままこの世を去らねばならないのか、と思うとなんとも虚しささえ覚えてしまいます。まあ原因は予算不足で、現在の景気ではそうそう無駄遣いも出来ないことは分かりますし、景気が回復し、政権が交代すれば計画がまたどうなるか判りませんので、これで万事休すと諦める事はしませんが、とりあえず当面の間はこのネタで楽しめそうなニュースはもうなさそう、ということなのでしょう。となると他の話で楽しみを見出すしか無くなる分けですが、去年は「かぐや」今年は「はやぶさ帰還」で楽しめそうではあります。その後については、NASAやJAXAにまた何か新しいネタふりをしてもらえないか、期待するよりないでしょうね。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ついに性転換ネタが現実に? | トップ | 年々早くなる気がする時のス... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事