かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

事実上ミサイルがロケットに進化したからには、我が国も負けじと色々考えるべきなのでは。

2012-12-12 19:53:28 | Weblog
 北朝鮮の自称ロケット、今度はどうやら本当にロケットだったようで、搭載した衛星もちゃんと軌道投入できたらしい、とのニュースをお昼休みに見ました。事実上のミサイル、という話がもっぱらだったので、ちょっと以外な気もいたします。一方、ロケットの調子が悪くて打ち上げ延期、修理に10日程かかる、との話を見た気がするのですが、こちらはガセネタだったのか北朝鮮の情報戦の一環だったのかはたまた私の勘違いなのか、何れにしても北朝鮮は小なりと言えども人工衛星を軌道投入出来るだけの技術水準に到達した、と言うことで間違いないのでしょう。もちろんその信頼性とか、搭載できる衛星のサイズとかはまだまだこれからなのでしょうが、宇宙への第1歩を示し得たことは確かですし、大陸間弾道弾として打ち出せるミサイルの飛距離が飛躍的に伸びたことを証明するものでもあります。南朝鮮のロケットは今のところなかなかうまく行きませんが、あきらめずに続けるうちにはいずれ成功するときも来ることでしょう。我が国ものんびりしていられませんね。とっとと選挙を終わり、安定した信頼出来る政府を誕生させて後進国の追随を振り切る力を見せつけませんと。

 でも、こうして他国の四苦八苦ぶりを見ていますと、日本というのは潜在的な軍事強国といってもいいんじゃないか、とも思えます。ロケットは数トンもの大重量の荷物を静止軌道まで打ち上げる能力がありますし、はやぶさやかぐや、国際宇宙ステーション補給機こうのとりで見せた絶妙なコントロール技術もあります。それに、全国に原子力発電所があって精製されたプルトニウムを大量に保有する、という、もういつでもその気になれば原子爆弾搭載の大陸間弾道弾を即製する能力があると言っても過言ではないわけです。今度の衆院選ではっきり核武装を論じているのは「幸福実現党」だけのようですが、核兵器保有の是非はともかく、自分たちが技術水準として核武装が可能である事実は、しっかり認識しておいたほうがよさそうに思えます。その上で、核兵器の是非についてしっかり議論していくべきで、議論することすら☓、などというのは、実に幼児的な反応に思えてなりません。実際に核兵器持つぞーと決まったとしても、核不拡散条約に縛られ、アメリカから睨まれて核兵器の開発など出来っこないでしょうが、その能力だけは維持して手持ちのカードとして持っておいてもらいたいですね。


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