かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

IOCとしては緊急事態宣言下でも開催できるのだそうな。しかしそれは流石に日本国民は誰も首を縦に振らんでしょうな。

2021-05-21 21:13:08 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は20.4℃、昼の最高気温は25.4℃、五條市アメダスの最低気温は20.6℃、最高気温は22.2℃でした。今日は四六時中ひたすら降り続く雨の一日でした。夜になってようやく止みましたので、明日は晴れ間も見えてくるものと期待しています。しかし、それにしても気象庁の公式サイトはどうしてこんなに見にくいものになってしまったんでしょうね。今まで簡単に選択できたアメダス情報や天気図、短時間降水予測などの各種コンテンツが一体どこに行ったのかさっぱり判らないようになっています。情報を知らせたいと本気で思っているのか疑うレベルの出来損ないではないかと思えてなりません。

 さて、 国際オリンピック委員会(IOC)のコーツ調整委員長が、「東京五輪は実施段階に入った」と述べ、東京で緊急事態宣言が発令されていてもこの夏のオリンピックは開催すると宣言されたようです。「宣言が出ていようと出ていまいと、われわれが取っているすべての対策で安全な大会は可能だ」と語ったとのことですから、とてつもなく強気です。史上これほど開催国国民から歓迎されないオリンピックも無いのではないかと思えるほど日本国民の総意はオリンピックの中止ないしは延期に集約されていると思うのですが、IOCは開催国に歓迎されないどころか敵対視すらされかねない状況下でも「やる」と宣言するとは、よほど止められると困ることでもあるのだろうかと勘ぐってしまいます。まあ個人的にはやろうがやるまいが正直どうでもよいですし、一部の大事な知り合いを除けばコレで東京がどうなろうが知ったことではないのですが、オリンピック中止だと色々な仕事関係も関東へ向けて出張を伴うようなことは軒並み中止もしくはweb会議に置き換わるでしょうし、逆にオリンピックが開催できるなら、仕事の方もリアルで会ってもいいんじゃね? となりそうなので、どうせなら早く決めて欲しいと思います。
 それにしても、緊急事態宣言でも開催、とIOCは簡単に言いますが、日本政府として、東京都として、受け入れられる言説なんでしょうか? これだけ国民に自粛を呼びかけ、業界に死活問題を突きつけていることを鑑みても、その根拠である緊急事態宣言は相当に重い覚悟のいる措置であろうと思うのですが、その中でもオリンピックのような大規模イベントをつつがなく挙行できるとすれば、じゃあ今まで強いられてきた我慢は一体何なの? ということになりかねないように思います。もしそんなことにでもなれば、冗談抜きで政権倒れるんじゃないでしょうか?
オリンピックを無事開催できたのに支持を失い総辞職した史上初めての内閣、なんて歴史の教科書に記載されることにならないか、心配ですね。

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