かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今回の事件を見るにつけ「賭博」とは実に恐ろしい娯楽だと再認識しましたが、未だかつて勝った試しがなく依存症にならずに済んでいる自分は、幸運なのかもしれません

2024-03-23 20:27:48 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は3.8℃、昼の最高気温は7.8℃、五條市の今朝の最低気温は3.8℃、昼の最高気温は8.5℃でした。今日は朝から本当に降るのかな? と疑問を感じていましたが、ふとまだ辺りが暗い夜明け前に目が覚めてみると、しっかり雨音が響いていました。どうやらこの音で目が覚めたようで早々に二度寝しましたが、その後はまる1日雨が降り続け、20時現在、一旦上がって小康状態ですが、明日にかけて紀伊半島沖合いに梅雨のような停滞前線が出来るようなので、予報通りしばらくはぐずついた天気が火曜日まで続くみたいです。この前線の北側が冬、南側が春、といった感じなのでしょうか。

 さて、アメリカ大リーグのドジャーズの大谷翔平選手の専属通訳水原一平氏がやらかした違法賭博と大谷口座からの7億円近い送金事件、マスコミはこぞってあれやこれやと推測を並べてお祭り騒ぎ状態ですが、真相究明はまだまだこれからで、せめて状況がはっきりするまで少しは落ち着いたらどうかと思わずにはいられません。そもそも御本人が自分がそうだと話したという「ギャンブル依存症」は精神疾患の一つとして位置づけられ、◯ギャンブルにのめり込んでやめようとしても出来ない、◯興奮するために掛け金を増やしていく、◯負けてもそれをギャンブルで取り返すことしか考えられない、◯賭けてないと落ち着かない、◯ギャンブルに関して安易に嘘をついたり借金を重ねたりする、などの症状があるそうです。もしギャンブル依存症が事実なのであれば(状況からしてほぼ事実であろうと思われますが)、どうも内容がブレブレの水原氏本人の発言など最初からなんのあてにもなりませんし、その内容で一喜一憂すること自体バカバカしい話です。わけてもなんの関係もない両親に突撃かますなど「マスゴミ」と揶揄されるのも宜なるかなでしかありませんが、我らがマスコミの醜態は今更なところでもあります。

 それはそれとして、分けても怖いのは「賭博」という娯楽だと改めて感じました。依存症になると、「次こそ取り返す」とばかりに、負けが込んでも最後は勝てると確信したり、負けた事はすぐ忘れて勝った時のことはよく覚えていたり、占いや夢見、ジンクス、神頼みなどで運がコントロールできると信じたりするのだとか。個人的に過去賭博で勝てた試しがなく、次こそ負けを取り返せるなど無邪気に信じられないですし、易で当たりを引けるか大分いろいろ試しましたが、結局占いで事前に勝ち負けはわからないという結論に達し、なぜわからないかについても自分なりに納得の行く仮説を立てられたのでこの種の賭博信仰に嵌まることは私自身はなさそうですが、どこかで一回でもちょっと例を見ない大勝ちをしていたら、依存症になっていたかもしれません。どうやら世の中には、勝ってはいけない時ってのもあるようですね。

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