かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

テレビ撮影スタッフもピンキリなんでしょうが、よりによってこんな時に当たるとは、テレビ終末期にふさわしい出来事だったのかも?

2024-03-06 19:27:19 | Weblog

 今朝の奈良市の最低気温は6.3℃、昼の最高気温は8.9℃、五條市の朝の最低気温は6.1℃、昼の最高気温は7.7℃でした。驚いたことに、昨日から降っていた雨が今日もまだ降り続いていました。朝5時ころ目覚めたときは、窓の外の雨音に随分しつこい雨だなと感じましたが、8時過ぎの出勤する時間になっても降り止まずに小雨がしつこく続き、その後はようやく止みましたがまたパラパラと降ってきたりして、夕方になってようやくもう降りそうにないな、と確信できました。それでも空はぶ厚めの雲に覆われていて、日差しが全く無いまま日が暮れました。明日は天候が回復して気温も上がってくるようです。その分花粉も面倒ですが、寒いよりは良いので、花粉については甘んじて耐えるといたしましょう。

 さて、フジテレビのバラエティ番組『逃走中』を撮影している制作会社が、撮影現場で近隣住民に迷惑をかけたとしてネット上で炎上中なのだそうです。迷惑内容は、家の出入り口を塞ぐ、敷地を勝手に使う、公道の歩行者通行を妨害する、といった内容でしたが、炎上したのはそれだけでなく、迷惑をかけられたヒトが道路占用許可を確認するため一時撮影を中断するようスタッフに注意をしたら「一般の方々と我々は違うんです。静かにしてください」と撮影を続行したという内容がネット世論の逆鱗に触れてしまったからのようでした。結局地域の警察署に連絡をしたところ他のヒトからも警察に通報があったらしく、警察到着により撮影を止め引き上げていったという話でしたが、まあただでさえ色々テレビへの風当たりが厳しいこのご時世に、随分と不用意に気合の入ったネタを提供されたものだと笑ってしまいました。まあ10年、あるいは20年前なら、周囲への迷惑など省みずに我が物顔で撮影をしていてもそれほど話題にはならなかったでしょうし、人々も割りと協力的で、文句もそうは出なかったことでしょう。でも、今やSNSで誰でも不特定多数に向けて情報発信ができる時代ですし、人々の権利意識が高まり、テレビのかつての特権的活動は著しく制約を余儀なくされて来ています。もはや今は誰もテレビに寛容ではないですし、色々とやりにくい時代になっているのは、他ならぬ撮影スタッフこそ身近に感じているはずだと思うのですが、この発言を成したヒトはよほど切羽詰まっていたのか、はたまた過去の栄光を捨てきれなかったのか、とにかく自分たちを特権階級に置くという多分今一番やってはいけないことを堂々とやらかしてしまったからには、フジテレビがいかに平身低頭で謝ろうとも、そう簡単に鎮火することはないでしょう。これを機にテレビ制作側も認識を改められたらいいのでしょうが、かつての栄光を覚えている限り、難しいかもしれませんね。

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