奈良市の今朝の最低気温は8.4℃、昼の最高気温は22.9℃、五條市の今朝の最低気温は5℃、昼の最高気温は22.3℃でした。今日は朝のうちは晴れていましたが、昼には曇り空となり、日没前後には、今にも雨が降り出しそうな雲行きになっていました。朝方九州にかかっていた雲が急速に東へと流れてきた結果ですが、その割には案外天気がもったような気がします。明日は一日雨、明後日は、昨日までは晴れとの予報だった気象庁が、ここに来て雨と予報を変えてきました。日本気象協会の方は晴時々雨、というややこしい予報をずっと続けていましたが、どうも気象庁が外したということなのでしょうか。16日はお出かけを予定していただけに、この予報変更は少し凹みます。一体どうしたものか、少し考えないといけませんね。
さて、ネットニュースを渉猟していましたら、アメリカ・テキサス州の酪農場で、突如爆発が起きて牛舎が炎上、1万8千頭の牛が焼死し従業員1名が負傷するという事故(事件?)が起きたという記事が目に止まりました。写真を観てみたら、抜けるような見事な青空を背景に、まるで火山の噴火のようなきのこ雲になりかけの爆発に伴う巨大な煙が黒々と立ち上がっています。爆発が発生したのは夜だったそうなので、この黒煙は炎上している牛舎が吐き出し続けている煙ということなのでしょうか。爆発の原因は目下のところ不明で、テキサス州当局によると、この火災は州史上最悪のもので、その捜査には時間がかかる恐れがあるとしているそうですが、州保安官は牛の糞尿から発生したメタンガスに引火したのではないか、との話をしているとのことです。
まあメタンガス爆発はわかりやすく、有り得そうな話ですが、そうなると一体何がメタンガスに火を付けたか、というのが疑問として出てきます。こういった施設で可燃性のメタンガスが生じるのは当たり前のことで、1万8千頭も飼っている農場ならそれなりに対策も講じていたであろうと推察されます。現にこの度吹き飛ぶまでは無事に操業していたわけですし、今日になって急にメタンガス濃度が危険なほど上昇した、ということでも無いんじゃないかと思います。では引火原因はというと、施設老朽化による漏電とか、技量未熟な従業員がタバコに火をつけたとか、なにか要因があるのでしょう。いずれ調査結果は出るのでしょうが、海外のニュースだけにその原因に興味があってもなかなか調査結果まで見るのは難しい気がします。日本の報道機関もこうして紹介するのなら、しっかり続報を上げて欲しいものです。