かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

墜落こそしなかったものの、乗客に死亡者を出してしまった空の事故がアメリカであったそうです。

2018-04-22 18:26:09 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は12.2℃、最高気温は27.5℃、五條市アメダスの最低気温は8.5℃、最高気温は26.8℃でした。昨日に引き続き、昼夜温の差が激しい一日になりましたが、明日からは特に東日本で季節がぐっと戻って寒々しい日になるのだとか。ちょうど明日明後日と関東方面に出張らなければならないので、この予報は服装を考える上でありがたい情報ではあります。西日本の低温化は一日ずれそうですが、早朝出発ですし帰宅時には相応に低くなっているようなので、防寒具の換装が面倒になる、ということもないでしょう。

 さて、17日午前(日本時間18日未明)に、ニューヨークを飛び立ったサウスウエスト航空のボーイング737―700型機の左エンジンが、ペンシルバニア州上空高度3万2500フィート(約9900メートル)で突然全壊、脱落したエンジンの部品が旅客機の客室窓ガラスに衝突してこれを破り、窓際の女性客が危うく機外に吸い出されそうになるという事故が発生しました。その女性は辛くも隣の席の女性に支えられ、外に放り出されるのを免れましたが、残念ながらガラスかエンジン部品が当り、その衝撃で亡くなられてしまいました。機体は事故直後に機内が急減圧するとともに、標準的な旋回角度の2倍に当たる41度も左に傾きましたが、パイロットが機体の水平を取り戻すとともに、高度を酸素マスクが必要とされない1万フィート(約3千メートル)まで降下させ、22分後には、無事フィラデルフィア国際空港に緊急着陸させました。
 米国家運輸安全委員会(NTSB)の調査によると、事故原因はエンジンのファンブレードが金属疲労で折れたとのこと。これを受け、国土交通省では、21日、国内で運行されている計152機の同型エンジンについて、超音波検査でファンブレードを点検し、異常があれば交換するよう求めました。
 しかし、何かぶつかったとかならともかく、今どき737型機のような熟成された機体で金属疲労なんてあるものなのでしょうか? 当然点検はされていることでしょうし、部品が限界を迎える前に定期的に交換もなされていることでしょう、と思っておりましたが、NTSBによると同種のエンジントラブルは年3ー4件発生しているのだそうです。今回のように乗客死亡に繋がるような重大事故は滅多に無いにせよ、エンジンの破損は決して無いわけでは無い、というもののようです。
 地上を行く乗り物と違って飛行機はなにかあれば即確実な死に繋がりかねない怖さがあります。その事故の発生確率は他の交通機関より遥かに少なく、安全であることはほぼ間違いないにせよ、このところやたらと墜落事故が目立っていたりしますし、どうしても少し警戒したくなります。

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