かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

直径わずか数十キロの天体、中性子星が合体した現場を押さえることに、初めて成功したそうです。

2017-10-17 19:58:34 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は13.7℃、最高気温は15.1℃、五條市アメダスの今日の最低気温は12℃、最高気温は14.4℃でした。この所ずっと雨続き、気温もどんどん下がっているためか、どうも体調があきらかに悪化してきています。なんとか御大御一行には無事東京へお戻りいただきましたが、少しでも油断していれば危なかったです。本当に早く雨が上がって欲しいですが、週間予報によると、来週半ばまではしっかりした日差しは期待できそうにありません。体調維持に努めるべく、もう冬のつもりで服装や寝具を考え、極力体を冷やさないようにして行かないと駄目なようです。

 さて、直径20キロで太陽の重さの2倍はあるという超高密度な星、中性子星が合体する際に発した重力波を米欧のチームが観測、日本などの観測陣が更にそれを光学望遠鏡で追いかけ、金や白金などの重量級の原子が、この中性子星衝突で生じた可能性が高いことを明らかにしました。
 米国の観測施設「LIGO」と欧州の「VIRGO」が、8月17日、地球から約1億3千万光年からの重力波を検出し、波形分析から、これが中性子星同士の合体で生じた重力波と判明、その連絡を受けた日米欧などの天文台が重力波の方向から来る光を集中的に観測、その発生源である合体した中性子星を光で初めて捉え、その光の分析から、金などの発生源であることを示唆するデータが得られたのだそうです。理論では予想されていながら今まではっきりしなかったのは、その中性子星の合体がどこで起こっているのかが判明しなかったためで、それを重力波検出により特定できたのが今回の快挙に繋がったとのこと。この壮大なる宇宙の錬金術の謎が明らかにされた快挙でした。
 ブラックホールとか、あるのか無いのかまだよくわからないらしいダークマターとか、宇宙にはまだまだよく判らない「ネタ」が山のようにあります。まさに「最後のフロンティア」。来世になるかもっと先になるか判りませんが、いずれ超光速移動技術が実用化したら、是非その現場を実地に観てみたいものです。

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