かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

5500円の肉を7000円に偽るとはなんて慎ましい事をするのか、なんて思ってしまいました。

2014-08-14 22:38:28 | Weblog
 今日は仕事で新大阪まで出張ってきました。天気予報ではにわか雨注意、とあり、朝から結構な勢いで雨も降っていましたのでコウモリ傘を下げていったのですが、雨など一滴も降らないばかりか次第に晴れ間が広がってきて、久しぶりにきつい日差しが降り注ぐ下を汗だくになって歩きました。こういう日差しを見ると、まだまだやっぱり夏なんだな、と思い出します。そう言えば、今日ツクツクホウシが鳴いているのを今年初めて確認しました。といってもまだ鳴き方が下手くそで曖昧な発音なのですが、この分だと数日の内に本格的なあの独特の鳴き声が聞けるかもしれません。

 さて、しゃぶしゃぶチェーン「木曽路」の大阪・北新地店、神戸ハーバーランド店、神戸市、愛知・刈谷店で、無銘柄の和牛を高級ブランド肉の「松阪牛」や「佐賀牛」と偽って提供し、その差額を不正に得ていた、と発表しました。
その数およそ7000食、通常5500円の和牛を7000円の松坂牛などとして提供していたのだそうです。
 今年7月に北新地店が大阪市消費者センターの立ち入り検査を受けたのがきっかけで、全店の牛肉の仕入れ状況などをチェックした結果判明したとのことで、よく言う内部告発とか無記名の投書などというようなものでは無さそうです。問題の3店の料理長は「店の利益を増やすためにやった」と話しているそうですが、その不正行為の結果が一食1500円の利ざや、計1千万円の稼ぎということですから、果たしてリスクに見合うだけの物があったのかどうか。あるいは他にも色々と利ざや稼ぎの手口があってそれらを積み上げるとちりも積もれば、の通り結構な額が稼ぎ出せていたのかもしれません。
 それにしても、個人的に気になったのは、「木曽路」では支店のオーナーは「店長(支店長)」ではなくて「料理長」なんですね。まあどうでもよいことなのですが、こういう時に話をするのはその店のトップだろうと思われるのにそれが「料理長」なんていう肩書だったもので、ちょっと気になりました。まあ改めて書くと本当にどうでもよいことですね。こんなくだらないことに目が行ってしまうのも、結局私が「木曽路」とは縁のない食生活を送っているので、偽装と言われてもあんまり実害感がわかないからなのですが、松坂ではないにせよ一応国産のそれなりのお肉を提供しているわけですし、中国の食の安全などに比べれば正直どうでもいい話のレベルに感じます。でも、そもそも松阪牛って7000円で提供できるシロモノなのでしょうか?

コメント
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