かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ついにソマリアへ。現場無視の議論で不安も多々あるでしょうが、まずは無事に帰ってきてほしいですね。

2009-03-14 22:44:34 | Weblog
 朝からまずはOSをインストールし、アップデータとウィルス対策ソフトを入れてから、よく使うフリーソフトを順々にダウンロードしてはインストールを繰り返し、最後に市販ソフトを入れて、環境構築を完了しました。思ったよりも早くスムーズに終えられたのですが、こんな作業に慣れてしまう、というのもあんまりほめられたことではないような気がいたします。まあこの上は、もう壊すことのないように慎重に運用していこうと肝に銘じているところですが、過去を振り返ってみるに、DOSの時にもマックの時にも、そりゃあもう色々ありましたけど、こんなに苦労させられて
心身消耗することは無かったよなぁ、と思うのです。まあ当時は今よりも当然若くて作業そのものがスムーズにできたでしょうし、OSやソフトも軽かったですし、一概にウィンドウズがヒトに優しくない、というのもちと一方的に過ぎるかもしれません。でも、ヒトに負担をかけないようにしてこそが技術の進歩というべきもので、このように肉体にも財布にも優しくない現状は、どこか間違っているような気がしないでもないです。

 さて、いよいよソマリアに向けて海上自衛隊の「さざなみ」と「さみだれ」が呉を出発したとのこと。世界有数の海運国で海路の安全こそが生命線のわが国が今まで手をつかねていたこと自体、恥とすべきと思うのですが、何はともあれ、ようやく一歩を踏み出すことができたわけですし、この上は最前線に立つ自衛官の方々に任務を全うしての無事の帰国を祈るばかりです。一方、護衛を希望する船が2595隻にも達した、というニュースがありましたが、国交省海事局に新設された海賊対策連絡調整室の担当者のコメントとして、「ここまで登録が殺到するとは思わなかった。船舶会社にとって深刻な問題だと改めて思い知らされた」などとのたまっているのがなんとも印象的でした。思えばいったいどれくらいの護衛を必要とするか、といったような議論が、この問題に関して過去どれだけあったのか。実地に今回のように船舶会社に対してアンケートのひとつもとれば概数は見えてくる話だったでしょうに、ふたを開けてから今更驚かれても、いったい何を根拠に2隻派遣を決めたのか、とかえってその議論の底が透けて見えそうな気がします。いずれ交代のための艦も用意されるのでしょうが、わが国のよってたつところをかんがみれば、ちまちまと戦力を小出しにする愚はこの際スパッとやめて、10隻や20隻くらいまとめて出すくらいの政治判断があってもいいんじゃないでしょうか。もちろん、武器使用など現場無視の手かせ足かせはできるだけやめて、活動しやすいように色々な制度なり法律なりを整えるべきで、それができるのは国会しかないのですから、つまんないことで右往左往する醜態をさらすのは控えてほしいと切に願います。


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