かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

昔は同人活動でも取材旅行していたんですが、最近はどうもものぐさになってしまいました。

2007-11-19 23:06:31 | Weblog
 今朝の寒さは格別でした。走り始めてものの5分とたたないうちにグローブ内の指が冷たく凍え始め、足やら顔やらが冷たくなって、本当にこれで無事職場まで通勤できるのか? とかなり真剣に危ぶみました。幸い天気はよくって8時を過ぎる頃には気温も大分上がり、出がけの懸念は払拭されましたが、この分だと明日以降もう少し防寒態勢を念入りにする必要がありそうです。
 
 さて、最近故あって東京の中央線界隈について色々調べていたりするのですが、もともと土地勘の無いところなので、なかなかに苦戦しております。その昔、麗夢の同人2冊目になる「悪夢の純情」の設定をしていた頃は、2万5千分の1の地図を片手に、平将門関連の神社や警視庁、皇居などを実地に観て回るため、夜行バスで早朝の新宿に乗り付け、1日ほっつき歩いてその晩の夜行バスで帰宅する、などという無茶なことをしたこともありましたが、さすがに今は時間も取れませんし、お金も無いので、いちいち取材旅行などすることも出来ません。できればもっと時間をとって高尾山に登ってみたり中央線の幾つかの駅で降りてその辺歩き回ったりしたいのですが、その代わり、当時はまだなかった(と思いますが、ひょっとしたら記憶違いかも?)インターネットで地図やその場所の写真、由緒などと言った各種情報が得られるため、おかげさまでそれなりに現場を見なくてもおおよその想像は付くようになってきています。それでも現場の匂い、と言うか、空気と言うか、一種の場の雰囲気をつかむには、実際にその場所に立って体感するのが一番よいに違いなく、出来れば次に仕事で東京方面に出張るときにでも、予習した場所をちょこっと訪ねるような時間を少しとってみたいと考えています。それにしても、やはり私は関西の人間だからか、実際に住まいしている奈良はもとより、大阪、京都、神戸と言った街や周辺の海山などと言った場所は、実際に言ったことのない土地でも、地図とデータで大体そう大きく外すことなく、なんとなく雰囲気まで感じ取ることが出来るみたいです。おそらくそれは、言葉であったり植物の植生であったり建築様式であったり水であったり、五感で感じ取れる色々な情報を、既知のものとして無意識的に理解してしまえるからなのでしょう。東京は最近では下手をすると大阪と変らないくらいの時間を過ごす街になっておりますが、それでもまだ東京の空気を無意識的に体得することは出来ないでいます。多分何週間か、あるいは何ヶ月かそこで住まないと、そういう感覚は身につかないのではないか、と思ったりもします。まあ外からの方が見えるものもあるみたいですし、無意識的に理解した情報を意識的に表現することも難しいですから、あえて短時間意識して場の雰囲気をつかむように努力する方が創作にはいいのかもしれません。と言うわけで、多分12月か1月に仕事で関東に行くことになるはずなので、そのときには少し時間をとって幾つか気になる場所を歩いてみたいと思います。
・・・もっとも、生まれつきの方向音痴ですから、なまなかな時間では取材も難しいんですけどね。

コメント
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