かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

お酒の害は多々ありますが、私には少なくとも2つ難儀なことが生じるのです。

2007-04-19 22:55:54 | Weblog
 お酒を飲んだ翌日は、大抵早く目が覚めます。疲弊した身体を休めるのと、万一目が覚めなかったときのために、少し目覚ましの設定時間を遅らせ、ボリュームを上げておくのですが、それが役に立ったためしがありません。おそらく、ですが、アルコールの効果でいつもより深い眠りになってしまい、比較的短時間で睡眠が足りてしまうのではないか、と思ったりしています。何の根拠もありませんが、通常、この睡眠量なら昼過ぎから夕方にかけて耐え難い睡魔に襲われるものなのですが、飲酒翌日にその種の苦労をした記憶が無いことなどからも、そう間違った考え方でもないような気がします。もっとも、目覚めるのはトイレに行きたくなるからで、自然に眠りが足りて目覚めているわけではないような気がするのも事実です。いずれにしても今日は普段の5,6割程度の睡眠しかとっていないはずですので、通常通り早々に寝てしまおうと思っています。
 そういえば、最近お酒と健康に関する情報も、頻繁に見るようになりました。大酒のみは早死にしやすいとかガンになりやすいとか、大抵愛飲家には耳の痛い話ばかりのようですが、今日もやはり同列の話を小耳に挟みました。いわく、「酒を飲みすぎると通風にかかりやすい」んだそうです。通風と言うと古くは贅沢病といわれ、プリン体という、細胞の核に含まれるDNAの主成分が肝臓で分解され、老廃物として生じた尿酸の濃度が上がりすぎた結果、生じる病気であり、その語源は、最強の痛み、とも言われる、「風が吹いただけでも痛い」、ということからきているのだそうです。細胞核に含まれるために、細胞数の多いものには当然たくさん含まれていて、食品ではイクラ、タラコ、キャビア、レバー、あん肝、白子、うなぎなどに多く含まれています。お酒の中ではビールに多く含まれており、通風予防にその種の食べ物を避けるよう言われていた事もあるようですが、実のところ、プリン体を多く含む食品を摂取しても尿酸値にはそれほど影響しないことがわかっており、それよりも、いわゆる生活習慣病の一種として食生活に起因する病と観る方が正しいのだそうです。お酒はビールに限らず、「プリン体フリー」な発泡酒はもちろん、日本酒だろうがワインだろうが焼酎だろうが、飲みすぎると通風の発症リスクが有意にアップするとのことです。私はここ数年、少し飲みすぎると肩から二の腕あたりがどうにも痛くなり、困ることがあるのですが、ことによると年を重ねて少々身体や血管がくたびれているところにアルコールやその代謝物であるアルデヒドや尿酸が増加するために生じている痛みなのかもしれません。どちらにしても、メタボリック・シンドロームなものには違いなさそうですので、日々の適度な食生活と運動が、一番効果があると言うことになるのでしょう。

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