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ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

Windows XP Service Pack 3などへのアップグレード

2008年05月26日 | 雑感
土日かけて私の2台と家内の1台、計3台のPCのソフトウエアーのアップグレードを実施しました。目的は定期的なデフラグや使用と共に溜まったWindows上の問題を解決する作業も兼ねています。手順の概要は以下のとおりです。

先ずは、Norton System Work を使用して
① 散乱ファイルや不要なファイルをクリーンアップ
② WinDoctorでWindowsシステムファイルの問題やレジストリーエラーなどを修復

次いで、スタートボタン→すべてのプログラム→Windows Update を起動。するとWEB経由で Microsoft Updateに繋がり、利用できるUpdate プロがラムを検索されます。
今回は以下の3種が利用可能でした。
① Windows XP Service Pack 3
② Office 2003 Service Pack 3
③ Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール

それぞれのインストールの都度、予め、ウイルス検索ソフトなどの常駐ソフトを終了してから、インストールし、再起動を掛けソフトを利用可能にします。

その後、更にInternet Explorer 7をWEBからダウンロードし、インストールしました。

一連のインストールが終わると、再度WinDoctorでWindowsシステムファイルの問題やレジストリーエラーなどを修復し、最後にデフラグを掛けハードディスク上でのファイルを整頓して終了です。

仕事の合間を縫ってのメンテだったので3台終了するのに二日掛かってしまいました。

その後、更に調べて見ると「Microsoft IME 2003 最新語辞書更新 2008 年 5 月版」も利用できます。が、またの機会にと思っています。

三冊目のパスポート

2008年04月23日 | 雑感
先日、三冊目のパスポートを受け取ってきました。それらを並べ写真を撮りました。そして、過去の二冊をパラパラとめくり、それぞれのパスポートに残る渡航先での出来事を暫し思い出していました。

一冊目は1985年に発行され有効期間が5年です。勤務していた会社で長年開発してきた新製品が完成し、国内外で使われるようになり、技術指導や営業のため数次にわたって欧米諸国を訪問したときに使っていました。技術者として最も充実していた時期であり、会社も日本経済も好調で、飛行機はビジネスクラス、ホテルも一流ホテルを常に使っていました。まさに古き良き思い出です。

二冊目は定年を数年後に控えて1996年に取得した10年パスポートです。このパスポートは三度使っています。

一度目は1998年にベルギーと英国への団体旅行に妻と参加したときに使いました。その際、忘れられないエピソードがありますので後ほど紹介します。二度目は2001年の妻とのスペイン旅行に使いました。この後、妻は団体旅行であれば私の通訳や協力なしで行けることが分かり、女子高時代の仲間と毎年出掛けるようになりました。三度目は、定年前に独立し、所属した審査機関から派遣されてマレーシアにおけるCDM審査員としての海外実習の時に使いました。

三冊目は、今後予想されるCDM審査や妻との旅行に使うつもりです。

ところで、最初のパスポートを使って一人で欧州を旅行中にロンドンに立ち寄ったときのことです。ピカデリーサーカス(東京で言えば銀座でしょうか)を散策しているとき、ビルの脇にある消化栓用か何かの手頃な箱を見つけ、そこにカメラを置きタイマーを設定して一人の記念写真を取りました。カメラに向かって立ったとき、ふと思いました。ここに妻と来られると良いな、と。でも帰国後そのことを妻に話すことも無く、すっかり忘れさられていました。

ところが、1998年の団体旅行の際、自由時間に妻をピカデリーサーカス付近に案内していたとき、あの時のあの場所に来たとき急に思い出しました。「ここに妻と来れると良いな」と思ったことを。そのことを詳しく妻に話し、思いは実現することがあるのだと、感じ入っていました。すると、妻の一言、「そう思ったのはここだけなのでしょ、他でもそのように思ってくれなければ駄目でしょう。」
ひと呼吸あって、思わず二人で爆笑していました。忘れられない旅の一コマです。

4月第1週雑感:強風によるJR遅れ、200系車両

2008年04月05日 | 雑感
4月1日から新年度がスタート。今週は、1日が水戸でコンサル、3日が東京で審査、5日が前橋でコンサル。

1日の水戸での仕事は、水戸のコンサル顧客が無事登録審査を終え、3月末にISO14001の認証登録が認められたので、審査時の審査所見に対する対応および今後の運用に関する指導のために伺った。事務局も部門の運用担当者もまじめに取り組んでいるので、ISOを上手く活用できるでしょう。

この日は晴天でしたが風が強く、強風が吹き抜ける区間での徐行運転のため、常磐線特急は往路で25分、帰路では1時間以上も遅れました。帰路は、指定券を取った列車が運休になり、大幅に遅れた別の特急に乗ることになり、当然車内は混雑しており、水戸から柏まで座席に着くことが出来ませんでした。最近は、温暖化の影響で突風や竜巻の発生頻度が増えており、JRも慎重に対応しているようです。やれ、やれ。

5日(土)の前橋行きでは、7:34発の新幹線「とき」を大宮と高崎間で利用しました。「とき」に使用されている200系車両については、その車体解体に関連するある側面で審査に係わったことがあるので、特別の親しみを持っています。

新幹線「とき」に用いられている200系車両は国鉄時代に作られ、JR東日本が受け継いだ車両です。車体下部まで一体のボディーマウント構造とし、機器をボディー内に配置することで耐雪・耐寒性を向上させるなど、寒冷地仕様の車両です。「とき」に用いられている車両を除くと、既に殆どの200系車両は仙台にある新幹線総合車両センターで解体されています。

2004年10月23日に発生した新潟県中越地震により、新潟行の「とき」が時速約200kmで走行中、長岡駅手前で被災し、10両中8両が脱線しました。事故を報じるTV報道を覚えているでしょう。日本の新幹線史上初の営業運転中の脱線事故です。あの車両が200系です。事故後、幾度も越後湯沢から長岡まで代行バスを利用したので忘れられない出来事です。

なお、ウィキペディア(Wikipedia)で調べると、JR東日本では事故の教訓を残すため同編成の一部を福島県白河市の総合研修センター内に移設して静態保存しているようです。

古紙配合率偽装問題の余波

2008年01月31日 | 雑感
所属審査機関から以下のメールが届きました。
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当機関の名刺に記載されている「再生紙使用」の文言についてですが今後は、当機関が所属するグループ全体でこの表示を「抜く」と言う通達が出ました。

古紙100%使用で製紙会社と契約していたそうですが、実際には5%しか使用していなかったので、抜くと言う結論になったそうです。

体勢に影響はございませんが、今日以降名刺を発注した場合には再生紙使用の文言はなくなりますが、誤記ではございません。
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再生紙使用と表示している手持ち名刺を渡すときは一言断りがいるか、いらないか。余りもひどい話で、渡されたほうは誰でも知っているので、何も言わないかも。

前にも触れましたが、紙の卸問屋を審査したとき言われました。グリーン購入ガイドラインでは「100%」が当たり前のような基準を設定していますが、100%の古紙を原料にしたら使い物になりません。繊維が短く、腰がないので使用に耐えません、と。

レーザープリンターのトナーカートリッジもリサイクル品が普及していますが、3回ほどリサイクルすると個々の部品が痛んで使えなくなるので、再生時の歩留まりが急に低下し、新たな部品を使用する必要が生じます。ですからこの場合も再生品100%使用などとは到底うたえません。

ISO9001に取組む会社でしばしば見かける無謀な品質目標「クレーム0」と同様、「古紙100%」などあり得ません。この種の話しは当然疑ってかかるべき話ですよね。

それにしても、古紙を5%しか使用していないのに100%を謳うなど、詐欺そのものでは?呆れて、空いた口がふさがりません。

同感

2008年01月09日 | 雑感
今日(08.01.09)の日経新聞、夕刊第一面「波音」欄に以下の記事が載っていました。適切な比喩に、読みながらフムフムと頷き、すっかり納得です。

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◇高い買い物
 米大統領選は、ようやく各党の候補者を決める予備選までたどりついた。本番まではまだ十カ月もある。米国の人々にとって大統領は、簡単には買い替えられない高額商品のようなもの。誇大広告にだまされないよう、念入りに品定めする必要があるのだろう。
 日本はどうか。返品が割と容易なせいか、トップはあっという間に決まる。賞味期限や品質をチェックする余裕もないほどだ。そもそも国民が店で直接選ぶわけでもない。
 時間をかければ賢い選択ができるとは限らない。四年前の買い物の失敗を嘆く米国民の何と多いことか。 (哲)
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明けましておめでとうございます。

2008年01月06日 | 雑感
皆さんはどのようなお正月を過ごされたでしょうか。私にとっては大晦日から昨日5日まで可愛い孫達と共に過ごす楽しい年末年始でした。また、元旦には長男、長女の家族が一堂に揃い和やかに新年を祝いました。

上の孫は3歳2ヶ月の女の子。1歳のときから保育園に通っているので、いろんな意味で成長が早いように思える。身の回りの大概のことは一人でできるようになってきたし、そろそろオムツも不要になりそうです。写真に撮ると2歳くらいおねえさんに見えます。

8ヶ月の下の男の子は、この一週間以内に這うようになりそうな状況です。真ん丸い顔に大きくてつぶらな目がとても印象的です。目が会うとニッコリ、愛らしい限りです。下の前歯が2本生え、上の歯が歯茎から顔を出しそうな状況です。

泣いたときの甲高い声や、抱いているときの重さ(それぞれ12kgと7kg)による疲れなどは気になりません。孫達を授け、楽しく過ごすひと時を与えてくれた神様に心から感謝するばかりです。

さて、今年の年間計画はこれから具体的に作成しますが、ISO14001や9001の認証を取得する企業数は大幅に減少することが予想され、ISOコンサルの仕事は大幅に減少するでしょう。一方で、増加が期待されるのはCO2排出量の検証業務や環境報告書の審査業務だと予測しています。

昨年からこの変化に備えた準備をしてきましたので、今年は昨年とは幾分異なる仕事の構成比になりそうです。いずれにしても、今年も柔らか頭で仕事に励みたいと思っています。

家電量販店安からず

2007年12月24日 | 雑感
年賀状の絵柄が完成した23日、試し刷りをしてみてインクジェットプリンター「Canon PIXUS 550i」の不調が本格的だと分かりました。かれこれ3年以上仕事に使ってきたので当然かもしれません。

そこで今の「PIXUS 550i」を諦め、「Canon MP610」を購入することにしました。予めAMAZONで確認すると¥18,144(税込み、送料無料)。郊外にある家電量販店のYAMADAでは、¥23,000円でした。

AMAZONでは手元に届くまで2乃至3日掛かります。でも、年会費¥3,900円を払えば翌日配達サービスを受けられます。翌日中に届くのであれば、大して不便を感じません。そこで、AMAZONで翌日配達サービスを受けることにし、購入しました。その場合でも、YAMADAよりも安い。

インクの予備を購入することにして、浦和駅前の「さくらや」で調べるとMP610用のインキ5色で¥5,390(税込み)、AMAZONで購入すると¥4,580(税込み)でした。ここでも¥810の差が有ります。

よほど急ぎでもなければAMAZON(NETでは一般的か?)購入した法がお得のようだ。それに多くの家電量販店で廃家電を横流ししたりの不正が発覚し、法令順守の意識が低いことも考慮することにしました。

ブッシュが壊したアメリカ

2007年09月27日 | 雑感
本書は、カーター政権時の安全保障担当大統領補佐官であり、アメリカ外交のご意見番のブレジンスキーによる最新作。

 ソ連崩壊(1991年)後、唯一の超大国となったアメリカ。以来これまで15年間、3人の大統領(先代ブッシュ、クリントン、現ブッシュ)が、グローバル・リーダーとしてアメリカを率い、世界でリーダーシップをとってきた。そして今、アメリカはどんな状態にあるか? イラクで泥沼の戦争状態から抜け出せず、世界にはアメリカに対する敵意が満ち満ちている。一体なぜ、このようなことになってしまったのだろう?

 本書では、3人の大統領のリーダーシップを切り、次の大統領に対して、グローバル・リーダーとしていかにあるべきかを提言する。

 ソ連崩壊後が、アメリカが唯一の超大国として世界を再構築する第1のチャンスだとしたら、来るべき2008年からは第2のチャンスである。そして、第3のチャンスは永遠にめぐってこないのだ。ここでしっかり軌道修正しなければ、歴史上の数々の帝国と同様、アメリカは衰退していくしかない。

 世界におけるアメリカの評判をめちゃめちゃに落としたブッシュ政権も、今やレイムダックとなり、2008年には民主党大統領が誕生するであろう。アメリカはこの8年の反省を求められており、外交・政治ともに大きな方向転換をしようとしている。民主党の大ご意見番・ブレジンスキーの言葉は、それに大きな影響を与えるものであり、日本の政治家や日本人は、彼の考え方を知って、頭を切り替える必要がある。(徳間書店・1575円)

以上は、「徳間書店 翻訳書籍編集長 青山恭子氏」の紹介文から

出張の車中で読んでいる新潮文庫「ローマ人の物語」も何時しか20巻目。皇帝ネロの時代に至っている。初代アウグストゥスから第5代目である。

アウグストゥスが紀元前27年に築いた「ローマの平和」、パックス・ロマーナはローマ帝国の卓越した政治力と軍事力に支えられていた。

いつの間にかローマ帝国と比較されるほどに唯一の超大国になってしまったアメリカ。そして、アメリカ自ら気付くことの少ないその傲慢。

その現実と、今後のアメリカの目指す方向を知っておくことは重要だと思う。

初めて乗ったN700系新幹線

2007年09月23日 | 雑感
昨日、高山からの帰り、名古屋16:25発東京行き「のぞみ28号」は新型のN700系新幹線でした。N700は、この7月1日にデビューしたが、その間の出張では一度も出会えていなかった。

幸い指定座席は先頭車両16号車に取れていたので、東京駅で降車するやいなや、早速携帯カメラにその勇姿を記録しました。

第一印象は、従来の700系に比べてきわめて滑らかに加速し、しかも、アクティブ制御により振動が少なくなっている。このため以前よりも乗車疲労が大分軽減されたと実感できた。今後はなるべく利用したいが、何しろまだ運行本数が少ない。

東京発が一日に6本しかなく、主に博多に11時前と18時前に着くようなダイヤ編成になっているので、名古屋又は大阪までの乗客には便利とは言えない。

反面、18時前後に東京駅に着くダイヤが計3本あり、利用できる可能性が高い。今後のチケット予約の際には一考する価値がありそうです。

N700については、以下のURLにアクセスしてください。
http://www.jr-odekake.net/navi/shinkansen/n700/

ここ掲載されているスペック(700系との対比)から

起動加速が1.6倍になり、編成出力が1.3倍。それに対して編成重量が1%減少している。加速性が良いわけです。

今までに無かった対策として、車内防犯用カメラ(各デッキ、両運転台)が60台導入されている。JRでは、線路沿いにおいてもかなり狭い間隔で防犯用カメラの設置工事が始まっていると聴く。テロ対策も視野にあるという。

N700では車窓が小型になった。帝人化成のニュースリリースによれば、素材は特殊加工を施した単板ポリカーボーネートだという。合せガラスをPCにすることで軽量化が図られている。http://www.teijinkasei.co.jp/20070628PR.pdf

窓際での騒音は700系とそれほど変わらないように思えたのは、合せガラスからポリカに変えたためだろうか?

また、独立行政法人物質・材料研究機構によれば最新のナノ加工技術を用いてPCの表面には光触媒層が設けられているという。

窓ガラスがかなり汚れていたのは、光触媒の効果を過大に期待し洗浄頻度を落としたためだろうか?景色を汚すあの汚れは問題では?

とはいえ、全体としては良い出来であり、2002年に登場したJR東日本のE2系「はやて」を抜いて明らかに一歩二歩先んじたと言ってよいでしょう。

つもり10か条

2007年09月20日 | 雑感
数日前の日経新聞朝刊のコラム「春秋」に載っていました。ドッキとしたり、何となくフムフムと頷いたりの10か条です。頭の片隅に入れて置くべき10か条かも知れませんね。

幾つかの項目ではカッコ内に示す言い換えもあるようですが。

つもり違い10か条
1.高いつもりで低いのが教養
2.低いつもりで高いのが気位
3.深いつもりで浅いのが知識
4.浅いつもりで深いのが欲の皮(欲情)
5.厚いつもりで薄いのが人情
6.薄いつもりで厚いのが面の皮
7.強いつもりで弱いのが根性(根気)
8.弱いつもりで強いのが我(自我)
9.多いつもりで少ないのが分別
10.少ないつもりで多いのが無駄

「我」と「自我」ではそれほど意味合いは違わないようですが、「欲の皮」が「欲情」では物や金(かね)が色事に化け、「根性」が「根気」では対象者が若者から中高年に移ってしまうようで、ニュアンスが随分と異なってしまいます。

今週は、甲府付近で一泊二日、水戸と四日市は日帰り、そして高山が一泊二日と言うように出張続きです。体調維持が大変です。でも、好きな仕事だから続けられるのであり、ありがたいことです。

写真は四日市から近鉄で1時間程度で行ける湯ノ山温泉にある滝だそうです。そのうち一度寄ってみようかな。

古い扇風機

2007年08月26日 | 雑感
このところ30年以上使ってきた古い扇風機の発火による死亡事故が起きている。今年は取り分け猛暑なので、扇風機を付けたまま寝ている人が多く、事故を誘発しているようだ。

直近のニュースでは以下が検索される。

NIKKEI NET 20070824
三洋電機の扇風機出火事故、問い合わせ1700件
 三洋電機の扇風機出火事故で、同社の専用相談窓口には24日正午までに購入者らから約1700件の問い合わせが寄せられた。電話がつながりにくい状態になっているという。
 同社は午前9時から約50人体制で対応。「扇風機を使っているが、30年以上前のものなのか」「廃棄するにはどうすればいいのか」などの問い合わせが多いという。(14:01)

時事ドットコム 20070824
松下製でも発火事故=扇風機、96年以降で9件
法的な公表義務がないため、発表していなかった。しかし、23日に三洋電機が同社製扇風機の発火による火災で80歳代の夫婦2人が死亡した事故を発表し、30年以上前に製造した扇風機の使用中止を呼び掛けたことから、松下電器も自社の事例の公表に踏み切った。

我が家にも39年間使用している扇風機がある。結婚したときに購入した東芝製であり、長男の年齢より長い。オイルレスモーターを使ったハシリだったと思うが、丁寧に手入れして使ってきた。

ここに来て調子が落ちている。スイッチを入れても直ぐには動かないし、首振りの際にはカラカラと異音を立てるようになって来ました。家族それぞれに愛着のある扇風機ですが、処分することにしました。40年近く使える扇風機を作った東芝さんにも感謝。

明日から二日間は福島県で審査です。関東地方よりは涼しいと期待しています


古紙100%が環境に良いとは限らない

2007年06月29日 | 雑感
日本製紙は今年9月で古紙100%配合紙の生産を打ち切る。CO2削減と品質維持のために、6月から配合率の低い製品に切り替えた。
http://www.np-g.com/news/news07042401.html#1

再生紙のみを原料にした古紙100%配合紙の生産は難しい。紙の繊維が再生するたびに傷むため所定の品質を維持するには、利用する古紙としては再生回数の少ない古紙に限られる。このため、業界では最低30%程度はバージンパルプの添加が必要と言うのが常識である。

一方、国を挙げてCO2排出量削減に取組む中で、古紙100%配合紙は全く配合していない紙に比べ、製造工程で化石燃料由来のCO2排出量が増加するケースがあり、再生紙が地球温暖化に与える影響が大きくなっています。

木材チップを原料とするバージンパルプは、製造時に副産物として得られる黒液(リグニン)をボイラーの燃料に利用するので、カーボンニュートラルの考えに基づいて燃焼時にCO2を排出してもゼロとみなされる。これに対して、古紙からパルプを作る際には黒液が生成されないので、重油などの化石燃料を使用するため製造段階のCO2排出量が多くなる。

図は日本製紙のデータによるもので、古紙100%配合紙の製造段階における化石燃料由来のCO2排出量は、古紙を全く配合していない用紙の約2倍であることが分かったと言う。

このため、日本環境協会がエコマーク認定基準「PPC 用紙にあっては、古紙パルプ配合率が100%」に見直しが必要になるでしょう。

アイスマンの死因

2007年06月19日 | 雑感
最近の日経新聞朝刊(日曜日だったと思う)にかのアイスマンの死因が判明したとの記事が載っていました。

1991年に標高3000mを越えるアルプスにあるイタリア・オーストリア国境のエッツィ谷(海抜3210メートル)で見つかった、約5300年前の男性のミイラの愛称である。アルプスの氷河の中から発見されたので「アイスマン」と呼ばれる。

愛知万博でも出展されたので記憶している人が多いと思います。この“アイスマン”は格段に保存状態がよい。デンマークの泥炭地で発見された鉄器時代の遺体よりかなり古く,さらにエジプト王家のミイラよりも古い。そして驚異的とも言えるのは,衣類一式とさまざまな道具が残っているため興味深い。

関心のある方は、全体像は「フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』」を、死因に関する最新の情報は、原典である「Journal of Archaeological Science」(電子版)から引用したと思われる「Ishikawa News com.」
http://blog.ishikawa-news.com/ishikawa_mt/archives/2007/06/07165956.php  をご覧下さい。

いよいよ1年間で最も多忙の季節です。ブログが滞る可能性も・・・。

今週のブックマーク:「竹割り箸の生産地を訪ねる」

2007年06月11日 | 雑感
http://www.eic.or.jp/library/pickup/pu070531.html

日本で使われている割り箸の9割以上は中国から輸入
されています。木製割り箸製造のため森林伐採するこ
とが環境破壊につながるのではないかと、
これまで何十年にもわたり議論されてきましたが、そんな中、代替品として
最近急速に生産が伸びてきているのが、中国の竹割り箸。

中国では北方地域で木製割り箸、南方地域で竹製割り箸の生産が盛んだ。北方地域では特に、黒竜江省や内蒙古自治区の北部地域の森林を伐採しているほか、ロシアなどから木材を輸入して割り箸を製造している。
 一方、南方地域では降雨の多い広西自治区などで竹割り箸の生産が盛んだ。「雨後の竹の子」といわれるように、雨が多いと竹の育ちも繁殖も早い。

今回は広西自治区の桂林市。カルスト地形が生み出す独特の桂林の景色は日本でもよく紹介される。水墨画に描かれている世界そのものがここにある。年間降雨量も1,500~2,000mmと多い。竹が生長しやすい。

木製の割り箸製造が自然破壊、森林破壊の元凶になっているのではないかと議論されて久しい。日本国内では間伐材等を利用しているから問題ないという主張もあるし、一方、中国はそんな考慮もせずまとめて切り出すので大きく環境を破壊しているという指摘もある。そんな中、最近、木製割り箸の代替品として竹割り箸の生産が急速に伸びていると言う。

再生可能な竹林資源、竹割り箸製造の流れ、卸価格は1膳1円などの切り口で紹介されている。是非御一読下さい。

そう言えば、最近の郊外レストランや審査時の昼食に竹の割り箸が出る機会が増えています。かなり切り替わりつつあると実感しています。

車が不要?

2007年05月29日 | 雑感
引っ越してほぼ2ヶ月経つが、当初お予想通り自家用車を使う必要が無くなった。引っ越す前だって週末の買い物程度にしか車を利用していなかったので、街中に引っ越せば当然使用頻度は著しく低下する。

実は、車検証の有効期間はこの3月末日まであり、3月中に新居への引越を完了すると決まった時点で、引越完了直後に廃車するつもりでした。

ところが、3月はじめになって引越の前段階として、引越した後も毎日使うものなどを予め新居に運んでおくために車を使い始めた途端、バッテリー切れで動かなくなってしまった。

多忙だったので、整備会社に頼んでバッテリーを新品に取り替え、小物運びに頻繁に使い出した。有ればあったで便利だったので、結局、車検を受け登録更新し、今は車庫に納まっている。まだまだ不満無く乗れるけれども、使用頻度が低い状況下で毎月高い車庫代を払うのも不経済です。

仕事でいろいろな土地を訪れるので、国内旅行は出張と絡めればよく、車のニーズは低い。旅行先で必要ならレンタカーを利用すれば良い。纏まった日数を掛けるなら海外旅行が良いし、この場合も車は不要だ。

ガソリン代がますます高騰することは必定。また、ガソリンを動力に使うことが如何に効率悪いかは明白。因みに、ハイブリッド車でガソリン燃焼して蓄電するよりも電灯線から電力を引いたほうが圧倒的に経済的なので、アメリカではハイブリッド車をプラグイン車に改造し利用している例が出始めているようだ。

かくして、そろそろ廃車手続きをすべきかも。

カーシェアリングが普及していれば利用するのですが、当面期待出来そうもない。