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ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

ポカリスエット1.5倍希釈

2009年07月09日 | 雑感
暑い季節になると、日中出歩いたり、風呂上りに水分を補給したい時はポカリスエットを飲みたくなります。類似品が多数ありますがいつの間にかこれに落ち着いていました。夏以外には取り立てて飲みたいと思いませんが、気温が高くなると真水や麦茶では喉の渇きを癒すことが出来ず、失った塩分などの補給の必要を感じる機会が多くなります。

夏は1ℓ用の粉末パックを常備し、500ccのPETボトルに作り置きしています。これまでは、希釈倍率1.0(水1ℓに1パック)で作ると味が濃くて飲んだあと更に水がほしくなるので、更に倍に薄めて(希釈倍率2.0)飲んでいました。この場合は、かなり薄めの味ですが水代わりなので十分だと思っていました。

ところが、先日、コーラの1.5ℓPETボトルが空いたので希釈倍率1.5で作ってみたところ、味も薄くないし飲んだという実感もあり、水を飲みなおす必要も無い。それに何よりも作業性が良い。従来は500ℓのPETボトル(購入頻度が高い)を使い、何度かに分けて薄めていたが、今後は一回で済む。どうやら我が家の希釈倍率が決まり、手軽につくれるようになった。

スーパーカブ:電子制御で燃費63.5km/L

2009年06月11日 | 雑感
2009年6月10日、ホンダが「スーパーカブ110」を6月19日(金)新発売と発表。
http://www.honda.co.jp/news/2009/2090610-cub110.html

電子制御燃料噴射装置の採用などで、燃費はスーパーカブ90を6%上回る63.5km/Lを達成しているという。

1958年8月に初代モデル「スーパーカブC100」を発売して既に50年。累計量産台数は世界最多の6000万台に達したという。「丈夫、操作が簡単、性能が安定、手頃な価格」が支えたロングラ。賞賛に値すると思う。

私が小学生だった頃、仕事で忙しい母が一時期乗っていたと記憶している。大学院時代には、親しい先輩が持っていた。学生運動が盛んな時代だったが、いろいろな活動に忙しい彼には手軽で便利な乗り物だったようだ。一度後ろに乗せてもらってマージャン屋へ出かけた記憶がある。

すし屋や蕎麦屋の出前には良く使われていたがどうも最近はあまり見かけない。しかし、温暖化ガス排出削減が待ったなしのこれからの時代にはこれほど燃費の良いバイクがもっともっと見直されて良いのでは。

白髪ぼかし

2009年05月14日 | 雑感
リーマンショック以来の厳しい経済環境の中でもISOのマネジメントシステムを活用して企業業績の向上に繋げたいと思っている顧客にたいして、接する当方からのオーラとは言わないまでも活力が感じられなければならない。

その意味で、相手に会ったときの第一印象が大切。最近もっとも気になっているのが、白髪の増加。白髪が増えてゆくことで、顧客の目線でも、自分の気持ちでも迫力不足を感じがち。

そこで最初に試みたのが「VO-5 ブルーコンディショナー」。毛髪の表面に青色の透明の膜をつくり、補色効果で黄ばみを抑え、白髪をきれいに見せて目立たなくする。謂わば、白髪ぼかしである。これは既に常用している。多少有効だから。でも、もう少しぼかし効果がほしいとも思う。

そこで、いま試みているのは「螺髪」(UBシャンプー&ヘアパック :ブラック)。JR東日本の新幹線座席ポケットに入れてある「車内販売案内」で見つけました。日々のシャンプーとヘアパックで徐々に染まるとのこと。

どの程度効果があるのか、正直、半信半疑。しかし、仮に効果があるにしても徐々に現れるのであれば、大きな失敗には繋がらないはず。

さて、はて、どうなるやら。1本使い切ったとき、果たして何らかの効果が出ているのかどうか。


誤解だらけの「危ない話」

2009年03月05日 | 雑感
建設業界の談合、JR東日本・信濃川発電所の取水プログラムの改ざん、古紙の偽装、あるいは、食品偽装など種々の企業不祥事とISOの係わりがしばしば話題になる。個人的な意見として、ISO審査の基本はシステム審査であり、企業が意図的に隠している事件を審査の場で見出すことは困難である。

これらの報道に接した時に、直接審査に携わる分野の事件では報道記事を鵜呑みにすることは無く、自ら正しい思う判断をしているつもりでいる。しかし、食の不安を煽る報道の場合、ついつい鵜呑みにしがちな面がある。

この書は、メディアによる不安増幅のメカニズムはどのようなもので、どのように不安を増幅させているのか。メディアの記者たちは、どのような意識で記事を書いているのか。記者たちの思考法はどうなっているのかを著者なりの考えを提供している。( 著者は、現在、毎日新聞社生活家庭部編集委員。)

紹介される意見すべてに同意できるわけではないが、売れる記事としてどのように「危ない・・・」の記事が作られるかを知ることで、正確性に書ける煽りの記事に気づく効果は大きいと思う。

また、「え?本当なの?」と思わず叫びたくなるような「事実」も多数出てくる。

そうした意味で一読の価値があると思う。

プリウスvs インサイト

2009年02月26日 | 雑感
最近は審査顧客の業績が低迷している。業種全般に言えるようであり、とりわけ12月以降急減している。家電業界・自動車業界の減産が直接または間接に大きく影響している。そうした中でトヨタ自動車は在庫調整も終わり5月以降は年間600万台ベースで生産ペースを上げようとしているようだ。

そうした中、NET配信ニュースから冒頭の記事を興味深く読んだので紹介します。今年1月の「デトロイトモーターショー」でデビューしたホンダ「インサイト」と迎え撃つトヨタ「プリウス」。手ごろな価格を前面に打ち出す「インサイト」と三代目の「プリウス」の競合は普及拡大につなげることはできる のか?

http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20090210/100684/

注目ニュース090208-090214

2009年02月15日 | 雑感
●(経2/14企業10) サントリーは傘下の外食店などで働くアルバイト店員向けに携帯電話を使った環境教育を開始,クイズ形式,理解把握

●(刊2/13環境12) 三菱重工や神戸製鋼は80度まで加熱可能な工業用ヒートポンプ式温水製造装置を市場投入へ,東京電力が工場電化を推進

◎(刊2/13機械6) ホンダは家庭用カセットコンロ用ガスを燃料に使う小型耕運機を3月に発売,車載型,ガーデニングや家庭菜園用
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090212/165524/?ST=mecha

◎(刊2/13最後面30) 日刊工業新聞は深層断面欄で国内CDM制度で中小企業の温室ガス削減を支援,産官が普及へ動くと制度など紹介(自主設定目標の妥当性も課題)

◎(経2/12国際6) ロンドンなど欧州の都市約400がEUと温暖化ガス排出削減でEU目標を超える削減で公約,非加盟のノルウエーの都市も

◎(刊2/12総合2) 国土交通省は老朽化した護岸構造の一部で人工の磯場を作り耐久耐震実験し生物共生型護岸整備へ,自然再生と防災機能両立

◎(経2/11総合3) 米アマゾンドットコムは音声朗読機能付きの新型携帯端末を発表,2月発売電子書籍事業に注力,保存1500冊と従来の7倍(満員電車で利用にありがたい機能、音声合成LSIのおかげ)
http://www.amazon.com/

◎(経2/14企業11) 富士ゼロックスは20年度までに複写機など全製品の1台当たりの消費電力を05年度比で80%削減,同じく生涯で-30%

◎(経2/14企業11) 三洋電機は結晶型と薄膜型のハイブリッド太陽電池で表裏両面太陽電池を3月に量産,従来より30%発電量向上(3割向上ということは資源効率はよくないのでは,面積効率は良くなるが)

◎(環2/11地球環境3) パナソニック電工は機器や配電盤など向けに簡易電力計を発売,低消費電力,積算電力など表示を簡単切り替え可能
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090211-00000003-fsi-ind

◎(環2/11地球環境3) 宮城県気仙沼の二葉印刷は1枚の封筒で往復に利用できるダブルフラップ封筒を開発,封から宛名の部分が二重構造

◎(刊2/10環境12) 埼玉県の秩父土建は日本生態系協会のハビタット評価認証制度(JHEP)で第1号の認証取得,簡易版,道路のり面工事で
http://www.ecosys.or.jp/eco-japan/activity/JHEP/jirei/jirei2.html

子供へ携帯の与え方

2009年02月02日 | 雑感
県のコンピュータ・ネットワーク防犯連絡協議会が主催するセミナーがあり、その中に「無線LANのセキュリティ」に関する講演があったので現状を知りたくて参加しました。

その時のテーマの一つに「インターネット上の違法・有害情報の現状について」の講演があり、PCやケイタイを介しての様々な問題点が報告されていました。

出会い系サイト規制法では18歳未満の児童の利用が禁止されているものの、年齢を偽って登録し、遊び相手を求める書き込みを行い、事件に巻き込まれている子供達が多い事実に驚きました。また、NETでの誹謗・中傷などによる事件も多く、新聞に載るのはそのごく一部のようです。

その中で次の携帯電話への考え方が大いに参考になりました。
「子供に、携帯電話を絶対に買い与えないこと。貸し与えること」
1. 約束を決めて、書面にサインさせて携帯電話を渡すこと。(・ゲーム機感覚をなくすため、・親から借りていること、・管理されている意識を持たせること)
2. 端末暗証番号は、保護者が設定し管理する。
3. 通信事業者のフィルタリングサービス(無料)を導入する。
4. 携帯電話を取り上げないこと。取り上げずパケット契約を停止する

また、どんなに匿名で投稿していても、何らかの事件を起こせばIPアドレスから利用者が特定され、警察につれて行かれることを教えておくことも大切です。

これらのことを子供を持つ親たちが知っておくことで、子供が事件に巻き込まれることを防ぐことに役立つようです。

年末年始の雑感(2):今年の審査・検証はどのようになるか

2009年01月08日 | 雑感
従事している審査・検証業務の今年の見通しは如何に

(1) ISO14001、9001の認証登録件数は減少するだろう
 昨年後半からの急激な経済の冷え込みの影響を受けて、体力・体質の弱い企業が認証登録を断念するケースがある程度増えると予想される。既に建設・土木関連業界では数年前からこの傾向が強く認められ、所属審査機関でも急激ではないが毎月何件か登録件数が減少する状況にある。

しかし、今回の不況は殆どの業界を巻き込んでおり、ビジネスの存続が危ぶまれる状況ではISOどころではなく、その影響は大きいと思われる。

望ましくは、厳しい状況を乗り越えた後の更なる発展に向けて、この機会に弱さを冷静に見極めて克服し、強化すべき点を見直すツールとしてISOを活用することを期待したい。それが出来た企業が次世代世界の勝者となるだろう。
中小企業を対象にしたエコアクション21という、簡易型のマネジメントシステムの普及にも大きなブレーキが掛かりそうだ。

(2) CDM、JIによるCO2削減プロジェクト検証は安泰
 京都議定書に基づきCO2削減目標を持つ国々が果たすべき義務が達成されつつあるかを、個別のプロジェクトごとに検証する業務であり、CDMやJIプロジェクトの実施は一時的な景気変動の影響を殆ど受けないだろう。

 むしろ、これまでに欧州でダンピングといってよい費用で大量のCDMプロジェクトの検証を引き受けてきた検証機関DNVが国連のスポットチェックで5件の不適合を受け、昨年11月末に検証機関としての認定を一時停止された。一時停止中はCDMプロジェクトの登録やクレジットの発行請求が出来なくなる。当然、プロジェクト事業者による検証機関の変更が一斉に発生した。
http://www.kyomecha.org/pdf/EB44Report_summary.pdf

一方、国連CDM理事会はこれを契機に、審議プロセスや内容を透明化する改革を検討し始め、審議が厳しくなり、CDM登録申請に対してレビュー要求や登録却下が急激に増えた。その結果、審査に多くの時間を要するようになり、登録申請から登録までの期間が倍以上なるケースや依頼しても棚ざらしになるケースが多発した。

他の検証機関に余力があるわけではないので、結果として他の検証機関は質の良いプロジェクトのみを選択することになり、今後1から2年分の受注が確定してしまっている。

(3) 国内CO2排出削減量検証業務は計画通り実施されるが基準点の見直しが必要か
 事業者によるCO2排出量削減に向けた国内の主な取組としては、環境省、経産省及び東京都による計画が知られている。これらは何れも、わが国が京都議定書に基づいて1990年比で2008年から20012年までにCO2排出量を6%削減するための取組の一つである。

顕著になりつつたる地球温暖化を防止するには、2005年比で2050年までに排出量を半減させるとする福田ビジョンも発表され、短期的な経済変動にかかわらず取り組むべき課題であることは明らかである。

環境省が実施中の自主参加型排出量削減プロジェクトは、参加事業者の過去三年間のCO2排出量を検証し、その平均値を基準としている。それ以降のプロジェクト実施に伴う排出削減量を基準に対して比較・評価する仕組になっている。この場合、プロジェクト実施に伴う排出削減効果と、事業活動の低迷に伴う資源・エネルギー使用量の減少に伴う排出削減効果を切り分けるが難しい。今後、早急に検討されることになるだろう。

年末年始の雑感 (1)生蕎麦にプロピレングリコール

2009年01月06日 | 雑感
年越し蕎麦を最寄のデパ地下で物色中のこと。二人前で千円程度もする高価な蕎麦がいくつも置いてある。夫々つなぎ等に特徴があるようだが、原材料を確認すると何とその何れにもプロピレングリコールが添加されていた。

プロピレングリコールは生蕎麦などの乾燥を防ぐ品質保持剤として生めんに 2%以下なら添加してよく、添加したら表記することが厚生省環境衛生局長の告示に明記されている(この告示は使用量が急増しているので出されたようだ)。更に、MSDSでは毒物・劇物取締法の劇物とあるが、使用量が少なければ害がないのだろう。

しかし、不凍液添加剤、液体洗剤の溶剤が主たる用途であるイメージが拭えない。まして、天然由来ではなく石油から作られている。茹でれば蕎麦湯に溶け出し蕎麦中にはほとんど残らないのだろうが、結局、添加されていない生蕎麦を探して購入しました。

その後に立ち寄ったヨーカドーで売っているごく普通の生蕎麦には添加されていなかった。購入頻度が高いだけにほっとしました。

因みに、ウィキペディアには以下のように記されている。
「常温では無色・無味・無臭で吸湿性のある油状液体。水・アセトン・クロロホルムと混和する。酸化プロピレンの加水分解によって製造される。」
「生物への毒性が低く、また無味無臭であることから、保湿剤、潤滑剤、乳化剤、不凍液、プラスチックの中間原料、溶媒などとして用いられる他、保湿性や防カビ性に富むことから医薬品や化粧品、麺やおにぎりなど食料品の品質改善剤等、広範囲で用いられている。」

2008年大晦日

2008年12月31日 | 雑感
昨30日は、年末年始の買出しです。年始に集まる家族全員の正月料理の材料などを仕入れると通常の4~5倍買い込むことになるので、家内と二人で手に提げて買うのでは間に合いません。そこで、前日夕方から車を24時間レンタルし、30日は早起きし、8日から角上魚類でマグロなどの魚介類やその他の食材を買いこみ、午後はデパートなどでお好みのかまぼこやら購入しました。

この春に車を手放して以来二度目のレンタカーによる買出しです。今回もホンダフィットを借り、まとめ買いに役立てました。24時間で7千円程度の出費ですが車を維持していたときに比べればはるかに安上がりです。

この1年を振り返ると、ほぼ予定通りの活動ができた年と言えるでしょう。ISO14001のコンサル件数は予想通りかなり減少しましたが、ISO審査とGHG排出量検証を含めた審査・検証業務は予想をわずかに上回りました。

今年後半からの経済の急激な冷え込みの影響でISOの審査件数は、中小規模企業の登録辞退などにより、今後は幾分減少傾向に向かう可能性があります。しかし、GHG排出量の検証業務は、経済の冷え込みの影響を強く受けずに、京都議定書の目標達成に向けた国の政策の後押しを受けて増加することが予想されます。

ところで、つい最近購入したWindows Vista 搭載のデスクトップPC とXP 搭載 のノートPC間のLAN構築がうまくゆきません。どうも越年課題になってしまいました。WEBで解決方法を種々検索したり、PCメーカーの技術サポートを受けたりしていますが成功していません。マイクロソフトの技術サポート情報でも満足すべき解決策が示されていません。

さて、そろそろ孫たちが訪ねてくるころです。皆さん、良いお年をお迎えください。

第3代目PCの検討

2008年12月10日 | 雑感
使用しているデスクトップPCは5年程前に購入しましたが、今や動きが大分遅くなって来ました。また、OSとしてのXP、アプリケーションソフトとしてのOffice2003の更新の必要性も感じ始めています。

今のPCを購入した当時は、独立後審査やコンサルビジネスが順調に動き始めた時期で、それまで使っていたWindows98で動くデスクトップの動きが悪くなり、EPSON Direct から購入した「EndevourPro2000」です。当時のEPSONでは最高級機種だったと思います。

これからの5年間の使用に耐えるPCとして、どのようなハードが良いかをこの数日間、種々検討しています。写真は、第1候補のEPSON製「Endeavor ET7900」です。

購入したら公表したいと思っています。当初はHDTVも視聴できる仕様を検討しましたが、当面は仕事優先で考えるつもりです。

紫外線のうそ・ほんと

2008年09月04日 | 雑感
環境省のホームページにアクセスしていたら「紫外線 環境健康マニュアル 2008」と題する資料を見つけました。
http://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_pdf/full.pdf

9月に入り、流石に一時期ほどの暑くはなくなりました。でも、紫外線はまだまだ強いようです。紫外線は1 年のうちでは春から初秋にかけて強い(4 ~9 月に1年間のおよそ70~80%)とのこと。この資料の一瞥をお勧めします。

既にご存知の方も多いでしょうが、基本的で大切な事柄を以下に紹介します。日光浴には充分な注意が必要ですね。

誤り: 日焼け(サンタン)は健康的であり、日焼け(サンタン)は太陽紫外線
を防いでく れる。
正しい:日焼け(サンタン)は、私たちの体が紫外線による被害を防ごうとす
る防衛反応ですが、その効果は小さく、注意信号と考えるべきです。
(コラム:メラニンって何?参照)

誤り: 曇った日には日焼け(サンバーン、サンタン)をしない。
正しい:薄い雲の場合、紫外線の80%以上が通過します。

誤り: 水辺では日焼け(サンバーン、サンタン)をしない。
正しい:水面の反射は紫外線のばく露を増やすといえます。また、水はわずか
な紫外線しか防いでくれません。

誤り: 冬の間の紫外線は危険ではない。
正しい:一般的に冬の紫外線は弱いですが、例えば、雪による反射により2倍
    近いばく露となります。特に、高い山では注意が必要です。

誤り: 日焼け止めを塗っていれば、非常に長い時間日光を浴びても大丈夫
     である。
正しい:日焼け止めは紫外線を浴びることが避けられないときに、防止効果を
    高めるものですが、太陽に長時間当たるために使用するのは間違いです。

誤り: 日光浴の途中で定期的に休憩をとると、日焼け(サンバーン、
サンタン)を起こさない。
正しい:紫外線ばく露は一日をとおして蓄積されていきます。

誤り: 太陽の光に暑さを感じない時には、日焼け(サンバーン、サンタン)
を起こさない。
正しい:サンバーンは私たちが感じることのできない紫外線 によるものです。
    暑さを感じるのは赤外線によるもので、紫外線ではありません。

穴守稲荷神社と小松帯刀

2008年08月12日 | 雑感
昨日、大田区糀谷町にある化学系企業のISO14001のコンサルに行った帰路、穴守稲荷に立ち寄ってきました。写真はそのときのものです。

HP(http://anamori.jp/)の社伝にその謂れを云う。
「文化元年の頃(西暦1804年頃)鈴木新田(現在の空港内)開墾の際、沿岸の堤防しばしば激浪のために害を被りたり。或時堤防の腹部に大穴を生じ、これより海水侵入せんとす。ここにおいて村民等相計り堤上に一祠を勧請し、祀る処稲荷大神を以てす。これ実に当社の草創なり。爾来神霊の御加護あらたかにして風浪の害なく五穀豊穣す。」

ほんの一時立ち寄って携帯カメラに収めただけですが、「商売繁昌・家内安全・心願成就・病気平癒・交通安全・厄除・開運祈祷などに御神徳あらたか」とあります。次回、もう一度よって祈願したほうがよいかも。

ところで、まったくの予断ですが、NHKの日曜大河ドラマに出てくる小松帯刀(こまつたてわき)の簡潔な紹介頁を見つけました。興味をお持ちで、未だ見ていない方にはお勧めです。
http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/0h0g/100784/?cid=nknet_pr


トラックボール使用中止

2008年07月01日 | 雑感
4月に写真のトラックボールをマウスに替えて使ってきましたが、使用を中止しました。
ボールが大きいだけに画面上を容易に大きく移動できる利点がありますが、ここに来て欠点が顕在化して来たので止めました。

ポイントの正確さは、通常のマウス並みにはならなかった。練習次第で上手くなると思いましたが、人差し指や中指で素早く、正確にポイントするのはかなり難しい。例えば、速さを競う簡単なゲーム「四川省」では、通常のマウスに比べ明らかに成績が低下する。

第二点は,PCの動作性能そのものが低下するという点です。使用PCのハードウエアーの性能や搭載ソフトとの相性にも起因するでしょうが、次第にPCが重くなり作業性が明らかに低下して来た。以前のマウスに戻すとPCの軽快さが取り戻せることから、原因は明白。

かつて、秋葉原でミクロソフト製マウスの安売りで購入したマウスを使ったときに、PCの動作が重くなり困っていたところ、新聞報道で模造品と判明し、前のマウスに戻したことがあります。

最近では、Docomo携帯の付録ソフトを使用したときも同様の現象が出ました。携帯本体にある写真、アドレス帳、スケジュールなどをPCに取りこむことが出来るというソフトです。このソフトの出来が甚だ悪く、インストールするとPCの動作性が極端に低下し、直ちに削除しました。「所詮、付録」といえどもお粗末過ぎ、ドコモのソフト開発能力の低さに唖然としたものです。

トラックボールを使っている方で、PCの動作性低下に悩んでおられるなら、同じ原因かもしれません。

日経グリーンITフォーラム

2008年06月03日 | 雑感
今日は久しぶりに講演会に行ってきました。題して「日経グリーンITフォーラム」、テーマは「環境経営、グリーンITの行方」です。なお、この講演会で用いられる資料類や関連情報は以下のWEB頁上に公開されています。詳細はこちらからどうぞ。
http://www.nikkei.co.jp/ps/greenit-f/

今年1月にダボス会議で福田首相が提唱した「クールアース推進構想」の一環としてグリーンITの重要性を言及しており、その流れに沿った活動の一つです。

ITの機能拡大や、社会で扱う情報量の増加によって、IT機器自身によるエネルギー消費量が近年急激に増えている。例えば、森羅万象すべての情報を整理するという米国のインターネット検索最大手のグーグルは、1社だけで日本の総発電量の約1000分の1に相当する電力を消費しているといわれています。(注:Googleの巨大なデータセンターが発電所に隣接して設置されている)

そしてネット上に流れる情報量は、動画の配信が急激に増加したこともあり、今後も加速度的に増え続け、我が国だけでも2025年には現在の約200倍に膨らむという予測もある。

まさに〝情報爆発〟が起こっている中で、「ITによる社会全体の省エネ」と「IT機器自身の省エネ」を今から同時に進めていかないと、対処しきれない甚大な影響が地球環境に及ぶことになりかねないことから、産学官が連携して具体的施策に取り組む「グリーンIT推進協議会」が本年2月に設立され以下のような目標に向けた取組が始まっている。

IT機器・システムの省エネの主な取組
* データセンターの消費電力量を50%削減
* 光技術を利用して通信電力を1/100に
これに関する余談を二つ
その1:都内で最も電気使用量が多い事業所が東京大学とは知りませんでした。
その2:Note PC使用時の100v交流から9-12V直流への変換時の損失が馬鹿にならないとのこと。しかに変圧器が相当熱くなっています。

ITを活用した社会の省エネの主な取組
* ITによる地域・コンビナート全体の最適制御
* 計測機器等ITによる環境貢献の「見える化」

ITを活用した社会の省エネの卑近な例では、納税に関する青色申告が家庭のPCから可能です。又、市役所などには証明書自動交付機が設置されています。住基カードまたは印鑑登録証と暗証番号を用いて金融機関のATMと同じように印鑑登録証明書、住民票の写し、住民票記載事項証明書をスピーディに発行します。申請用紙を使う必要もなく、短時間で発行できるメリットがあります。

今後は多くの行政サービスが家庭からのPC手続きで可能になり、役所に出掛けるための自家用車、バス或は電車の利用に伴う資源を使わずに済むようになりますが、この例に限らず、社会の様々な分野でこのようなIT化が進み省エネ・省資源化に益々大きな貢献をするようになると期待されています。