シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

ラストミッション

2016-05-19 | シネマ ら行

脚本がリュックベッソンで主演がケヴィンコスナー。なんだか合わない感じの2人だなぁと思いながらもケーブルテレビで放映があったので見ました。

ケヴィンコスナーは「フィールドオブドリームス」の頃大好きだった役者で、歳を取ってからはあんまりだなぁとは思っているんだけど、西部劇をやらせるとものすごくハマる人。そんな彼がCIAのスパイ。しかも舞台はパリ。なんか、、、似合わん。と思いながら見始めたのですが、初老のケヴィンコスナーがなんかもうめっちゃカッコ良かった。お腹も出てるし、現代的なアクションシーンとか似合ってないんだけど、なぜかめっちゃカッコいい。

凄腕スパイ・イーサンレナー(コスナー)が余命宣告されてやってきたのはパリ。これまで仕事にかまけてほったらかしていた妻クリスティンコニーニールセンと16歳の娘ゾーイヘイリースタインフェルドが住む町だ。彼は人生の最後を家族と過ごそうとするが、これまでほったらかしていた娘がすぐに懐くわけはなくなかなかに苦戦。

そんな時CIAエージェントのヴィヴィアンバーハードがレナーの元に仕事の依頼に来る。断ろうとするレナーだったが、この仕事を引き受ければレナーの病気を治す新薬を投与すると言う。家族との時間が欲しいレナーは新薬と交換に仕事を引き受ける。

レナーの仕事の内容そのものは特にワタクシは興味はなかったので、あんまり敵の思惑とかそういうところまで深く考えては見ていませんでした。敵と戦っていく最中にも娘ゾーイからの電話を最優先にとったり、敵に同じ年頃の娘がいると分かるとアドバイスを求めたりするレナーがちょっと可愛くて面白かったです。その辺の笑いのセンスはさすがマックG監督といった感じでした。

娘役のヘイリースタインフェルドはおじさんキラー子役。とワタクシが勝手に読んでいるだけなのですが、やたらとおじさまとの共演が多いですね。最近では「ピッチパーフェクト2」にも出ていて歌唱力もあるところを見せてくれました。

謎のエージェント・ヴィヴィを演じたアンバーハードは最近映画作品以外での話題が多いですが、彼女は女優としてもなかなかに魅力的だと思います。なんといってもあの容姿ですからね~。これからが非常に楽しみな女優さんです。この作品ではなぜか変なコスプレみたいなのを意味なくやたらとさせられていてちょっと可哀想でしたが。彼女の容姿で遊んでいるとしか思えない感じでした。

レナーの奥さん役のコニーニールセンも年齢にふさわしい清楚な美しさを持った人だと思います。彼女とケヴィンコスナーのツーショットも素敵でした。

と、まぁキャストのことばかり書いていることからも分かるようにストーリーそのものはたいしたことはありませんが、ここに挙げたキャストがお好きな方にはオススメです。



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