シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

トロピックサンダー/史上最低の作戦

2008-12-16 | シネマ た行
正直、ベンスティーラージャックブラックロバートダウニーJr.も全員好きとは言えちょっと飽き気味だったので、この作品も見ようか見まいか迷ったんですが、一応アメリカではそこそこ客が入ったみたいだし、見てもいいかなーと行って来ました。

結果は、、、うーん、残念。ですね。

ロバートダウニーJr.はコメディ俳優というわけではないし、今回かなり頑張ってたんで、もう麻薬からもクリーンになってこれからも頑張ってほしいなぁというところですが、ベンスティーラーとジャックブラックはまだ再評価ってワケにはいかなかった。特にベンスティーラーの超アメリカンは笑いは正直ついていけないやね。いや、おもしろいところももちろんあったけどね、それは主役の彼らじゃなくて脇役が面白かったわけで…あ、でも「アルパ・チーノ」は笑った。ジャックブラックはなんでこの映画に出ちゃったんだろう?ベンは監督としてジャックの良さをまーーーーったく表現できてなかった。ジャックがやったおもしろいことは全部編集で落とされちゃったんじゃないの?っていうくらいつまんなかった。

この映画の面白いところはズバリ脇役です。(これ言っちゃうとすごいネタバレなんだけど)マシューマコノヒーニックノルティトムクルーズ!がそんな役で出ちゃうの?って感じだし、それぞれにかなり笑いのウェイトを占めていて主役3人の存在感まったくナシって感じなんだよねー。特にトム様はすごいよー。あんなハリウッドの大物、ほんとにいそうだし。変なダンス踊っちゃうし。なんか悪ノリ?完全にこの映画を独り占めしちゃった感あるもんなー。結局トム様の変装とダンスしか頭に残らなかったみないなね。でも、せめてこれがあって良かったな。これがなかったら、本当の本当にどこで笑えばいいワケ?ってなってたし。あとはジェイバルチルくんがなかなか良かったなぁ。これからも脇役で結構いい評価を受けそうな若手です。(「ミリオンダラーベイビー」でもやしっ子のボクサーを演じてた子なんですね)

でも、アメリカのヤホーを見ると評価は「B」なんですよね。やっぱアメリカではそんなに最悪だと思われたわけじゃないんだな。ベンの超アメリカンジョークはやっぱりアメリカ人にしか分かんないんすかね。


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