この映画を知っている人はかなり映画オタク、もしくはお笑いオタクであろう。
でもね、なんじゃいそんな映画と思ってはダメよ。驚くなかれ、「黄泉がえり」や「メゾンドヒミコ」の犬童一心監督の作品なのです。
今は解散しているが「トゥナイト」という女性漫才師なるみとしずかが出演している。
近畿地方以外の方にはかなり馴染みの薄い漫才師かもしれない。
現在は解散して、しずかはアメリカで生活しているらしい。もう一人は関西地区では結構よく出ている女性芸人なるみだ。
この映画。現在、漫才をしている二人がもめている。なるみが漫才をやめたいと言い始めている。それを懸命に止めるしずか。そのシーンの間にこのコンビを結成した経緯が挿入される。この二人がやたら喧嘩する。現在でも結成の経緯のシーンでもどちらでも。
この作品を見ていて気付いたのだが、この二人が大阪弁で喧嘩をするシーンはワタクシにとって耐え難いものであった。大阪弁が恐いからではない。それは普段ワタクシが話している言葉だからだ。この二人の演技は決してうまくないのに、あまりにもリアル。まるで、目の前で友達同士が喧嘩しているようだ。それが耐え難い。胃がキリキリ痛くなってくる。標準語での喧嘩のシーンはどんなに激しくやりあっていても平気だ。小気味よくさえ感じる。それがワタクシにとって作り物の世界だからだろう。
物語はそんなに特筆すべきものもないけれど、全体的な雰囲気はヨーロッパのインディーズ系のにおいがプンプンしている感じで、日本のヘンテコなインディーズ系とは一線を画している。「おしゃれ」とはほど遠いのだけど、見終わったあとに、「あ~、こういうのん、ナントカ映画祭とかでありそうやなー」っていう印象が残る。
でもね、なんじゃいそんな映画と思ってはダメよ。驚くなかれ、「黄泉がえり」や「メゾンドヒミコ」の犬童一心監督の作品なのです。
今は解散しているが「トゥナイト」という女性漫才師なるみとしずかが出演している。
近畿地方以外の方にはかなり馴染みの薄い漫才師かもしれない。
現在は解散して、しずかはアメリカで生活しているらしい。もう一人は関西地区では結構よく出ている女性芸人なるみだ。
この映画。現在、漫才をしている二人がもめている。なるみが漫才をやめたいと言い始めている。それを懸命に止めるしずか。そのシーンの間にこのコンビを結成した経緯が挿入される。この二人がやたら喧嘩する。現在でも結成の経緯のシーンでもどちらでも。
この作品を見ていて気付いたのだが、この二人が大阪弁で喧嘩をするシーンはワタクシにとって耐え難いものであった。大阪弁が恐いからではない。それは普段ワタクシが話している言葉だからだ。この二人の演技は決してうまくないのに、あまりにもリアル。まるで、目の前で友達同士が喧嘩しているようだ。それが耐え難い。胃がキリキリ痛くなってくる。標準語での喧嘩のシーンはどんなに激しくやりあっていても平気だ。小気味よくさえ感じる。それがワタクシにとって作り物の世界だからだろう。
物語はそんなに特筆すべきものもないけれど、全体的な雰囲気はヨーロッパのインディーズ系のにおいがプンプンしている感じで、日本のヘンテコなインディーズ系とは一線を画している。「おしゃれ」とはほど遠いのだけど、見終わったあとに、「あ~、こういうのん、ナントカ映画祭とかでありそうやなー」っていう印象が残る。
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