シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

アーサーとミニモイの大冒険

2011-02-18 | シネマ あ行
公開のときに、リュックベッソンが撮った子供向けの映画かー、興味ないなぁと思っていたんですが、ケーブルテレビで放映していたので見ました。ケーブルテレビでも子供向けのためか日本語吹き替え版でした。

全然期待せずに見たということもあると思うのですが、結構面白かったです。公開のときにポスターなどで見ていた感じだと、ミニモイ族っていうのが全然可愛くなくてちょっとどーよ?と思っていたのですが、なぜか見ているうちに可愛く思えちゃうんですよね。西洋の妖精的な存在ってなぜかあーゆーつり目の可愛くない感じが多いと思うのですが、あれがステレオタイプなイメージなんでしょうね。

ミニモイ族っていう名称のネーミングがものすごく可愛いなぁと感じたのと、小さい彼ら(なんと身長2ミリ!)が人間とはまったく違った視点で自然の中で暮らしている様子が魅力的な世界でした。大人も子供に戻って楽しめると思います。

日本語吹き替えだったので、そのキャストを見てみるとやっぱり神木隆之介くんか。

そして、神木隆之介くん演じるアーサーが恋するミニモイ族の王女セレニアに戸田恵梨香。彼女の声は非常にセレニア王女に合っていました。ちょっとハスキーで子供なんだけど大人っぽい。これ、最後のエンドクレジットで知ったんですが、英語版ではなんとマドンナが演じているそうですね。あー、そう思ったら英語版で見たかったなぁ。マドンナが演じる子供の妖精って全然想像つかない。ワタクシはマドンナのファンだから彼女の声だったら、すぐに分かると思うんだけど、そうなるとどうしてもマドンナの顔を浮かんじゃうのかなぁと思ったり。

セレニアの弟でおっちょこちょいで笑わせてくれるパートのベタメッシュをえなりかずきが演じていたんですね。ワタクシえなりかずきはどうも好きじゃないんですが、ベタメッシュの声にはすごく合っていました。ベタメッシュって一番可愛い役どころだからちょっと得かも。

アーサーが10歳の設定なんですけど、セレニア王女との恋心も描かれていて、ちょっとおマセな感じなんですが、キスしただけで「結婚」ってなっちゃうところがやっぱり子供で可愛い。

このミニモイ族のCGがリアルなCGなんだけど、ちょっと昔の人形劇風なところがあってレトロが感じがして好きです。

この後「アーサーと魔王マルタザールの逆襲」、「3作目」と3部作で終了ということですが、3作目は順調に進んでいるんでしょうか?


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