予告編を見たときから気になっていた作品。「リトルミスサンシャイン」のプロデューサーたちが手がけたというからきっと面白いものだろうと。題名も「サンシャインクリーニング」って。彼らはチーム・サンシャインかなんかなのか?これから作る作品にも全部“サンシャイン”ってつける?、、、ってなことはないかな。
さて、このお話のシチュエーションですが、、、まず愛し合ってはいるが、なかなか素直になれない同士の姉妹、姉は真面目。妹は奔放で不真面目。母親は姉妹が幼いころ自殺。妹は母親の記憶はほとんどなく姉はずっと母親がわり。ってここまで来ると何か思い出しませんか?そう「インハーシューズ」に設定がソックリです。パクリと言われても仕方ないほど似ています。が、内容はそれを感じさせないほどに面白いので、許してあげよう。
高校時代はチアの花形でアメフト部のキャプテン、マックスティーブザーンと付き合っていた姉ローズエイミーアダムズ。アメリカの高校生の絵に書いたような“勝ち組”だったローズですが、現在ではシングルマザーで、貧乏で、マックは他の子と結婚して自分はその愛人という転落ぶり。それでも元来真面目なローズは一生懸命働いて一人息子オスカージェイソンスペヴァックを育てている。
その妹ノラエミリーブラントは今日もアルバイトに遅れた上、仕事中にキレてクビになった。
ローズの息子オスカーは小学校でそこらじゅうを舐めて(!)、退学になる。
姉妹の父ジョーアランアーキンは、そんなオスカーを連れて色んなものを売り歩いているが、一攫千金の夢にはほど遠い。
オスカーが小学校を退学になったことで、息子を私立に入れようとローズはお手伝いさんの仕事を辞め、いまは警察官になっているマックの進めで報酬の良い殺人現場の後処理の仕事を無職になった妹ノラを誘って始めた。この仕事を通して、掃除用具業者のウィンストンクリフトンコリンズJrと出会い、ローズはマックとの不倫関係を断ち切ったり、ノラは現場に残った写真を手がかりにとある女性リンメアリーリンライスカブと友達になったりとしながら、いくつかの角度で物語は進んでいく。そして、その中でローズとノラの母親が自殺したこと、その前に一度だけテレビドラマに出演するほどの美人だったこと、母親が自殺して以来父親はちょっとどこかおかしなこと、ローズはノラの面倒を見てきたことなどが観客に語られます。
主役級の登場人物がほぼ全員ルーザーというところは「リトルミスサンシャイン」とほぼ同じですね。彼らは彼らなりに頑張っているのだけど、世間の価値観は彼らを到底認めてはくれない。いや、でもちょっと待てよ、と。世間の価値観ってそんなに大切か?と。「リトルミスサンシャイン」に引き続き、このようなメッセージをワタクシたちに投げかけてくれます。
パターン的には特にめずらしくもないんだけど、彼女たちの仕事が仕事だけに、そこに特殊な面白さも生まれたりして、新しい笑いのシーンを次々と見せてくれるところも良いし、もちろん、ちゃんとほろっともさせてくれるのですよ。
いや、ワタクシの場合、ほろっとどころか実は号泣してしまいました。あのお母さんのピーカンパイのくだりで。(見た人には分かりますね)当然あそこはピーカンパイ!って分かってたんだけどさ。それでもめっちゃ泣いちゃったよ。あぁゆーのに弱いのですよ、ワタクシ。「ローズ、ノラ、良かったね。本当にあなたたちのママ、美人だね」って、二人にハグしたくなりました。
最後は旅に出ちゃったノラだけど、いつかあのリンという女性と仲直りできる日が来るといいなぁと思っています。お父さんとお姉ちゃんが新たに始めたクリーニング屋(笑)でまた一緒にやれるといいね。
役者さんたちに関して言うと、アランアーキンは「リトルミスサンシャイン」に続いて、飛んでるおじいちゃんを怪演。スティーブザーンはちょっとしょーもない役引き受けちゃったなぁって感じですね。もっとデキる子(失礼)だと思っているのですが。
お姉ちゃんローズを演じたエイミーアダムズは、ワタクシは顔はあんまり好きじゃないんですが、やっぱり演技うまい!かなり幅広い演技ができる人ですね。
そして、妹ノラを演じたエミリーブラント。実はこの作品は彼女目当てで見に行ったと言っても過言ではないのです。「プラダを来た悪魔」での演技がとても光っていましたよね。彼女のおかげであの作品のエミリー(役名)は良い印象を残すことができたのだと思います。(ゴールデングローブにノミネートされましたね)それ以来彼女に注目していたので、今回の準主役はとても嬉しかったです。そして、この作品でもまた彼女の演技が本物だということを証明したと思います。これからさらに注目していきたいと思います。
オマケ本筋とはまったく関係ないんですが、ノラがタトゥしてますよね。それでも、献血をするシーンがあるんですけど、アメリカではタトゥしてても献血できるんですかね?ワタクシ、タトゥをしておりまして、日本では献血できないんですよ。感染症の恐れとかなんとかで。誰かご存知の方いますか?
さて、このお話のシチュエーションですが、、、まず愛し合ってはいるが、なかなか素直になれない同士の姉妹、姉は真面目。妹は奔放で不真面目。母親は姉妹が幼いころ自殺。妹は母親の記憶はほとんどなく姉はずっと母親がわり。ってここまで来ると何か思い出しませんか?そう「インハーシューズ」に設定がソックリです。パクリと言われても仕方ないほど似ています。が、内容はそれを感じさせないほどに面白いので、許してあげよう。
高校時代はチアの花形でアメフト部のキャプテン、マックスティーブザーンと付き合っていた姉ローズエイミーアダムズ。アメリカの高校生の絵に書いたような“勝ち組”だったローズですが、現在ではシングルマザーで、貧乏で、マックは他の子と結婚して自分はその愛人という転落ぶり。それでも元来真面目なローズは一生懸命働いて一人息子オスカージェイソンスペヴァックを育てている。
その妹ノラエミリーブラントは今日もアルバイトに遅れた上、仕事中にキレてクビになった。
ローズの息子オスカーは小学校でそこらじゅうを舐めて(!)、退学になる。
姉妹の父ジョーアランアーキンは、そんなオスカーを連れて色んなものを売り歩いているが、一攫千金の夢にはほど遠い。
オスカーが小学校を退学になったことで、息子を私立に入れようとローズはお手伝いさんの仕事を辞め、いまは警察官になっているマックの進めで報酬の良い殺人現場の後処理の仕事を無職になった妹ノラを誘って始めた。この仕事を通して、掃除用具業者のウィンストンクリフトンコリンズJrと出会い、ローズはマックとの不倫関係を断ち切ったり、ノラは現場に残った写真を手がかりにとある女性リンメアリーリンライスカブと友達になったりとしながら、いくつかの角度で物語は進んでいく。そして、その中でローズとノラの母親が自殺したこと、その前に一度だけテレビドラマに出演するほどの美人だったこと、母親が自殺して以来父親はちょっとどこかおかしなこと、ローズはノラの面倒を見てきたことなどが観客に語られます。
主役級の登場人物がほぼ全員ルーザーというところは「リトルミスサンシャイン」とほぼ同じですね。彼らは彼らなりに頑張っているのだけど、世間の価値観は彼らを到底認めてはくれない。いや、でもちょっと待てよ、と。世間の価値観ってそんなに大切か?と。「リトルミスサンシャイン」に引き続き、このようなメッセージをワタクシたちに投げかけてくれます。
パターン的には特にめずらしくもないんだけど、彼女たちの仕事が仕事だけに、そこに特殊な面白さも生まれたりして、新しい笑いのシーンを次々と見せてくれるところも良いし、もちろん、ちゃんとほろっともさせてくれるのですよ。
いや、ワタクシの場合、ほろっとどころか実は号泣してしまいました。あのお母さんのピーカンパイのくだりで。(見た人には分かりますね)当然あそこはピーカンパイ!って分かってたんだけどさ。それでもめっちゃ泣いちゃったよ。あぁゆーのに弱いのですよ、ワタクシ。「ローズ、ノラ、良かったね。本当にあなたたちのママ、美人だね」って、二人にハグしたくなりました。
最後は旅に出ちゃったノラだけど、いつかあのリンという女性と仲直りできる日が来るといいなぁと思っています。お父さんとお姉ちゃんが新たに始めたクリーニング屋(笑)でまた一緒にやれるといいね。
役者さんたちに関して言うと、アランアーキンは「リトルミスサンシャイン」に続いて、飛んでるおじいちゃんを怪演。スティーブザーンはちょっとしょーもない役引き受けちゃったなぁって感じですね。もっとデキる子(失礼)だと思っているのですが。
お姉ちゃんローズを演じたエイミーアダムズは、ワタクシは顔はあんまり好きじゃないんですが、やっぱり演技うまい!かなり幅広い演技ができる人ですね。
そして、妹ノラを演じたエミリーブラント。実はこの作品は彼女目当てで見に行ったと言っても過言ではないのです。「プラダを来た悪魔」での演技がとても光っていましたよね。彼女のおかげであの作品のエミリー(役名)は良い印象を残すことができたのだと思います。(ゴールデングローブにノミネートされましたね)それ以来彼女に注目していたので、今回の準主役はとても嬉しかったです。そして、この作品でもまた彼女の演技が本物だということを証明したと思います。これからさらに注目していきたいと思います。
オマケ本筋とはまったく関係ないんですが、ノラがタトゥしてますよね。それでも、献血をするシーンがあるんですけど、アメリカではタトゥしてても献血できるんですかね?ワタクシ、タトゥをしておりまして、日本では献血できないんですよ。感染症の恐れとかなんとかで。誰かご存知の方いますか?