なかなか平日に映画館に行けるほどに仕事が緩いわけでもなく、またシーズン中はどうしても野球が優先となりますので数が減ってしまうのは仕方がありません。
今年はそれに加えてTOHOシネマズの鑑賞ポイントでの鑑賞となることでマイルを稼ぐといった追い詰められた事情が無いこともあり、今年はようやくに6本目です。
とりあえず観てみる、ではなく前評判などで選んでしまっているのもダメなのでしょう、暫くはこんな感じが続きます。
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 |
そんな1ヶ月ぶりの映画は「ザ・マミー」、トム・クルーズなので大ハズレはないだろうと思ってのチョイスです。
古代エジプトの王女であるアマネットが王位継承を狙って邪神セトと契約をするも神官に囚われてエジプトから遠く離れた地に封印され、それをひょんなことからトム・クルーズが演ずる主人公が発見、長い眠りから覚まさせてしまったことから始まるドタバタ劇です。
ミイラ化したアマネットは人間から精気を吸い取ることで復活、吸い取られた人間がアンデッドになったり十字軍の騎士たちがその配下として復活をしたり、全体的に暗い雰囲気の中で突然にカットインしてきますからほとんどホラー、ビクッと驚かされて心拍数が上がりますので怖いものが苦手な方は避けた方がよいかもしれません。
ストーリーとしてはシンプルで分かりやすく面白いと言えば面白いのですが、しかしアマネットを筆頭に登場人物のそれぞれが何をしたいかが分からなかったのがマイナスポイントで、トム・クルーズにしては小さな笑いの要素が無かったのも残念、そのトムクルーズがCG加工でなければ巨大化、マッチョ化していたのも違和感ではあります。
総合的には★3つのところをトム・クルーズの頑張りに+1は甘めの査定、撮影中の骨折により公開が遅れるかもしれませんが、来年のミッション:インポッシブルの最新作を待ちます。
2017年8月26日 鑑賞 ★★★★☆(4点)