オリオン村(跡地)

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ボーダーレスな対馬 スイーツ篇

2012-08-30 22:42:10 | 独り言

 

嗜好品から貴重なエネルギー源に昇格となったスイーツですが、今回はちょっと出遅れたために少なめです。
博多駅でもおみやげコーナーがあり単品での販売をやっていたのですが、残念ながらその博多に入ったときには閉店をしていたために手ぶらで対馬に入ることとなりました。
その対馬から戻ってきたときも既に閉店状態だったので、本格的にスイーツ道に突入をしたのは二日目の昼からです。

まずは対馬でのかすまきです。
こしあんをカステラ生地で巻いたもので、そこから名付けられたとも言われているそうです。
ふんわりとしたカステラは甘さが抑えられていて、そのことで餡の味が引き立っていました。
こうなると紅茶なのかお茶なのかを迷う逸品ですが、今回のストレートティーの相伴はベターなチョイスだったと思います。

太宰府では梅ヶ枝餅です。
梅の味がするかと思いきや表面に刻印がされているだけで、粒あんが中に入った焼き餅といった感じです。
目の前で焼いてくれた焼きたてを食べたので香ばしさが食をそそり、一つのつもりが結局は二つも食べてしまって小腹がふくれてしまいました。
これは東京や千葉でも同じように焼きたてを売っていたら、間違いなく買うと思います。

千鳥饅頭はチロリアンで有名な千鳥屋のお菓子ですが、そもそものチロリアンはCMの「チロ~リア~ン」のフレーズは覚えていますがお菓子は覚えていません。
白あんをややぱさつきのある皮でくるんだもので、その上品な甘さが気に入りました。
またしてもたかが一個を買っただけでお茶を出していただき、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

博多通りもんは博多の代表的なお菓子のようで、所狭しといろいろなお店で並んでいました。
何を勘違いしたのかレモン風味だと思っていたのですが、実際はミルク風味です。
ただ自分にはミルクよりもチーズに感じられて、その白あんが歯に粘りつくような食感だったために今ひとつの評価です。

こちらの博多ぶらぱいは博多ぶらぶらという赤福のようなあん餅をパイ生地でくるんだもので、中身がチョコなら大きめのパイの実です。
このあたりは手当たり次第なので仕方がないのですが、いつも自分がパイ生地をあまり好きではないことを忘れてしまいます。
餅というほどの食感はなく、ただパイ生地の中にこしあんが入っているといった感じでした。

銘菓ひよ子と言えばおみやげの定番ですが、博多がルーツとは知りませんでした。
しかしそれでもオーソドックスなものでは面白くもないので、選んだのはひよ子のやきもちです。
能古島産の甘夏が上に乗っているだけではなくあんにも生地にも練り込んであるようなのですが、やはり粘り気が自分には受け入れがたいものがありました。

柳川では越山餅なるものを食しました。
白あんを餅でくるんだもので、どこか熊本で食べた朝鮮飴に似ています。
見た目はかなり甘そうなのですが実際にはさほど甘くはなく、こちらの粘り感はねちょりがないためにあまり気にはなりませんでした。

博多好いとーパイとはかなりベタなネーミングですが、これも人気なおみやげだとお店の人に薦められました。
クルミが練り込んであるあんをパイ生地でくるんだもので、そのパイ生地が固めだったので苦手な自分でも抵抗感はありませんでした。
懲りずに特攻をすればたまには当たりがあるものだと、そう感じた一品です。

鶴乃子の包み紙は二種類ありますが、中身は同じものです。
白あんとはちょっと違うのですが何が違うのかはよく分からず、その白あんらしきものがマシュマロにくるまれています。
マシュマロのふわふわ感としっかりとした存在感のある白あんとのアンバランスさが面白いのですが、しかしあまり美味しいものではありませんでした。
ちなみにこの石村萬盛堂が、チョコレートのお返しにマシュマロというホワイトデーの発祥のお店とのことです。

最後は二◯加煎餅で、「にわかせんペい」と読みます。
これまた博多ではメジャーなおみやげのようで、あちらこちらに並んでいました。
せんべいに刻み込まれている目と眉毛は何種類かあり、あるいはレアなものもあるのかもしれません。
ものとしては瓦せんべいを想像してもらえればよいと思いますし、5個パックしか無かったので残りはおみやげで会社に持っていったら喜ばれました。


【2012年7月 福岡の旅】
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ボーダーレスな対馬 旅程篇
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ボーダーレスな対馬 史跡巡り篇 対馬の巻
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ボーダーレスな対馬 おみやげ篇

 

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7 コメント

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ひよ子、梅ヶ枝餅 ()
2012-08-31 22:31:56
私、ひよ子は東京のものだと勘違いしてました(汗)
「梅ヶ枝餅は絶対食べると思ってました、さすがです」は、職場で一緒に閲覧した上司、歴女氏の弁。
きょうの夕方たまたま職場のテレビで「松浦鉄道、駅弁&スイーツ食べ歩き」という企画を見ました。
平戸好きの歴女氏が「オリオンさんは平戸で絶対これを食べるはず」と断言したスイーツが登場したので、歴女氏の予想大外れで私は大笑い、の展開を期待して次回のスイーツ篇を待ちたいと思います。
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懐かしい (のふりん)
2012-09-01 00:47:49
久しぶりにコメントさせて頂きます。
福岡育ちの自分としては、懐かしいお菓子の数々で、昔にタイムトリップした感覚でした。
ご指摘の通り、梅ヶ枝餅は焼き立てで食べてなんぼで、レンジで暖めても絶対に焼き立ての味は出ないです。九州の物産展とかでたまに焼き立てを食べれたりしますので、機会があれば、また味わってみて下さい。
その昔、まだ両親が福岡在住の頃は、実家に帰省する度に柳川の蒸籠蒸しを食べ、その後太宰府に行って梅ヶ枝餅を食べるのが一番の楽しみでした。グルメ編で蒸籠蒸しを紹介されていましたが、涎が出そうになりました。(笑)
今は自分自身は東京、両親は千葉在住のため、福岡は遥かなる場所になってしまいましたが、何とか行く機会を作りたいなと思いました。
懐かしい時代を思い出させてもらいました。有難うございました。
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お返事 (オリオン)
2012-09-01 00:53:46
>雅さん
おや、歴女様からの挑戦状ですね(笑)
平戸のスイーツかぁ・・・何だろう。
先入観を持たずに臨んだ方が面白そうなので、フリーハンドでいくことにします。
そもそも平戸で果たして単品でお菓子を買えるのか、というハードルが高そうですが。

>のふりんさん
実は以前に太宰府に行ったときには地元の友人がお土産で持たせてくれたのですが、当たり前のように冷めていて食べづらかったことを覚えています。
やはり焼きたてですよね、あの香ばしさと歯ごたえは焼きたてでなければ味わえません。
球場でこういったものをやってくれれば、喜んで食べるのですが。
お願いしますよ、名ばかりの顧問じゃ退屈ですよね、瀬戸山さん!
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連投すみません (のふりん)
2012-09-01 00:56:28
ひよ子は博多の人にとっては博多のものですが、東京の人にとっては東京のもののようです。
もちろん、博多育ちの自分としてはひよ子が東京のものなんて絶対に認められないです。(笑)
ちなみに、福岡名物に「博多の女(ひと)」という洋菓子があり、これも結構お勧めです。
懐かしさにかまけて長々と失礼しました。
次回はまたマリーンズでコメントさせて頂きます。
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お返事 (オリオン)
2012-09-01 01:01:21
いや、私も東京のものだと思っていました。
何でなんでしょうね、大分のいいちこや二階堂なんかも根拠なしにこっち(関東)のものかなと。
目につきやすいから身近なものなんだろう、なんて錯覚なのでしょう、きっと。
つまりはそれだけ全国でメジャーになっているということだと思われ、ひよ子はメジャーどころの騒ぎじゃないか・・・
このあたりを意識しないと、情けないことになりそうで注意をしなければ。
東京駅でひよ子を買って、福岡におみやげで持って行ったらどうなるかしら(笑)
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諸説あるようですが (のふりん)
2012-09-01 01:05:25
お互いがお互いにオラが街の名物だと思っているでしょうから、あまりお勧め出来ません。(笑)
梅ヶ枝餅が持ち帰り出来ればお土産としてはベストなんでしょうが、やっぱりあれは太宰府で食べてこその逸品なんでしょうね。
いつもご丁寧なお返事有難うございます。
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お返事 (オリオン)
2012-09-01 01:19:44
餅だけに冷めてしまうとどうしても固くなってしまいますからね。
自分は駅前の角の店で食べたのですが、太宰府天満宮に向かう道で他の店もやっていましたので、食べ比べをする誘惑にかられました(笑)
やはり太宰府の門外不出でよいと思います。
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