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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

戦う白雪姫

2012-06-19 01:11:27 | 映画

白雪姫と言えば有名なおとぎ話ですが、しかし思い起こしてみるとまともに読んだ記憶がありません。
毒リンゴと王子様のキスというキーワードのみが頭に残っているものの、全体のストーリーを知らないことに気付かされました。
そこで調べてみればグリム童話に収録をされたドイツの民話で、なかなか面白い話がWikipediaに載っています。
白雪姫が目覚めたのは棺桶に入れて運ぶ途中で運び手が躓いたときに揺れた拍子で毒リングを吐き出したことによるもので、王子様のキスはディズニーの創作だそうです。
しかも初期には王子様ではなく死体愛好家だったようで、まさに「実は怖いグリム童話」です。

スノーホワイト

ジェネオン・ユニバーサル

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今日に観た「スノーホワイト」は白雪姫をモチーフにした映画ですが、この白雪姫はただのお姫様ではありません。
継母であり魔女でもある女王に立ち向かう、美しいだけではなく強い意志を持った勇敢さを兼ね備えています。
なぜ殺されずに幽閉をされたのか、なぜキスで目覚めたのか、などの説明がなくご都合主義は否めませんが、そんな戦う白雪姫は周りに平穏と勇気を与えます。
狩人と幼馴染み、そして八人から一人減った七人の小人を従えて、見事に女王を倒すという自分好みの分かりやすいストーリーでした。

ただそこまでの過程がドキドキハラハラで盛り上がっただけに、最後があまりにあっけなさ過ぎたのがマイナスです。
幼馴染みが狩人に嫉妬をするような描写があったのですから捻りが欲しかったかなと、その心の隙を突かれて女王に取り込まれながらも最後は良心を取り戻して自らを犠牲にして女王の力を弱めて、とどめを刺した白雪姫の腕に抱かれて笑いながら死んでいくみたいな感じであればもっと面白かったと思います。
それでもあまりグロい描写はありませんし、「アリス・イン・ワンダーランド」と同じスタッフの作品とのことで心配はしていたのですが、家族連れでも楽しめる白雪姫でした。


2012年6月18日 鑑賞  ★★★★☆(4点)

 

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昨日よりむかつく

2012-06-18 00:02:17 | 千葉ロッテ

 

今季初の大入り満員となったQVCマリンフィールドは先日の甲子園と似たような怒りを覚える引き分けで、感覚的には昨日の敗戦よりむかついています。
八回に逆転をされたところで調子に乗った阪神ファンとそれを諫めたロッテファンとの間の小競り合いもありましたので、藤川を攻略しての同点劇で溜飲を下げたところはあります。
しかしどう考えても打つべき手を打った上での引き分けとは思えず、好調なときには勝手に選手が勝ち星をもたらしてくれますが状態が悪くなってきたときこそベンチワークの巧妙稚拙が浮き彫りとなりますので、今日の試合を見る限りでは今後のベンチに期待が持てません。
荻野忠が戻ってきてくれたことは嬉しいながらも抹消をされたのが香月で、その香月には「投手としては」、松本には「力不足」との西村監督のコメントは実績不足の選手に対してマスコミにするものとは思えず、交流戦の優勝を逃したことについても前言を翻すかのような他人事モードではなく清田のように素直に悔しさを出してもらいたかったと、その代わりにリーグ優勝をするので見ていて欲しいぐらいは言えないのかと嘆きたくもなります。
昨日に無謀な特攻を命じた佐藤コーチは逆に今日は超安全思考に凝り固まり、しかもジャッジが遅いために急ストップを強いられた角中はいい迷惑でしょう。
やはり再三再四の指摘どおりにチームを強くするためには大幅な血の入れ替えが必要だと、もちろんそれがベンチであることは言うまでもありません。

成瀬は七回途中で降板となりましたが、そのタイミング自体はさほど悪いとは考えていません。
左打者に打たれたり先頭打者を歩かせたりとテンポがもう一つでしたし、ここのところは球数が多かったので100球前後での交代はあると思っていました。
それでも悪いというほどでもなく粘り強く投げてくれましたし、新井良の一発は成瀬の悪癖が顔を覗かせた不用意なものでしたが、エースとしてのピッチングはできていたと思います。
イニングの途中での交代を悔やむコメントには好感が持てますし、きっと次はリベンジで好投をしてくれるでしょう。

ここからの継投は勝利の方程式で、益田から内、そして藪田のリレーで2点リードを守りきれなかったのであれば悔しいですが諦めはつきます。
首位の原動力となっていたのは先発陣の踏ん張りと、そして中継ぎ陣の奮闘があってこそです。
しかしなぜ益田に2イニング目を任せたのか、これが最終回を内に任せることによる通過儀礼であれば納得もしますが、しかしその後の継投を見ればそれは考えられません。
暫くは影を潜めていた「とりあえず投げさせる、打たれたら代える」といった西村ルールが復活をしたとしか思えず、周りからもかなりの怒号が飛んでいました。
球数が少なかった、あるいは見事なピッチングだったのであればまだしも、かなりふらふらだった益田の2イニング目の理由がどうにも思い浮かびません。
ブルペンでの内の調子が余程に悪かったのか、しかしそれであれば藪田を突っ込むべきでしたし、この継投ミスを先日に続いて自己批判をして欲しかったです。

打線は16安打と好調でしたが詰めが甘く、サブローがブレーキとなったのが痛すぎました。
井口の押し出しの後の初球を狙うのはセオリーではありましたが、あのポップフライではどうにもなりません。
八回のチャンスにもタイミングを外されての空振り三振で、DHであってもそろそろ疲れが出てきているのかもしれず、それであれば福浦や清田との併用も考えたいです。
スクイズの作戦も悪くはありませんでしたが三塁走者が里崎だったこと、打者が一軍復帰から間もない荻野貴だったことからして冒険に過ぎたとは結果論ですが、大松にバントをさせるのであれば代打を出せよと言いたくもなる中途半端さとの濃淡が異様に感じられた今日の西村采配です。
ストレートに強い金澤ではありながらも清田に代打はあまりに不思議すぎて、怒る気力もなく笑ってしまった自分がいました。
全ての作戦が上手くいくわけもありませんが、ここまで外れるとなると今日はツキが無かったのかもしれません。
ここのところの勝利を逃していることにこれまた他人事モードが発動をしかけているのが気がかりですが、西村監督にはスーパー銭湯にでも行ってリフレッシュをしてもらいましょう。

珍しい里崎のガッツポーズに急速にしぼんでいく黄色い風船と、それはそれで面白いものを見せてもらいました。
根元のプロ初の4安打や角中、今江、里崎と猛打賞が4人もいながらも勝てなかったのは記録的ではないかと思いつつも、ロッテであればいくらでもありそうです。
またあれはセーフだろうと口に出してしまった九回の二塁ベースでのタッチプレーを裁いたのは中村で、やはり日本ハム贔屓と言うよりは単に技量が伴っていないだけなのでしょう。
そして苦しいのはロッテだけではなく日本ハムも劇的な逆転負けを喫しましたので、ここをいかに耐えるかの正念場です。
五回に荻野貴がフェンスに激突をしながら捕球をしたプレーを心配そうにしていた井口の姿を見て、まだまだいけると確信をしました。
予報からすればまたしても雨の神宮を制してリーグトップで交流戦を終える、そんな終わりよければすべてよしな明後日に期待をしましょう。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9

阪神

0 0 0 0 0 1 2 3 0 6 17 0

千葉ロッテ

0 0 1 0 1 2 1 0 1 6 16

1


◆6月17日(日) 千葉ロッテ-阪神4回戦(阪神2勝2分、13時、QVCマリン、30,082人)

▽本塁打 根元1号(能見)、新井良2号(成瀬)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、益田、内、藪田―里崎
阪神 能見、渡辺、筒井、榎田、藤川―小宮山、今成

 

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ちょっとしたお知らせ

2012-06-17 19:26:40 | 独り言

 

既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、数日前からブログの運用をちょっとだけ変更しています。
基本的にいただいたコメントはほぼリアルに携帯にメールがくるよう設定をしているのでゴミはリアルとは言わずとも数分以内には削除をしているのですが、ここのところは深夜などを狙ってのことが多く、そのために不本意ながらも後手に回ることが多くなってきました。
取るに足らないゴミですので放置をしてもいいのですが、どうしてもそれに反応をしてしまう方がいることで削除対象が増えてしまい、またコメントの一部でそういった反応がありますとそこだけを削除しての再投稿という手間がかかるためにやや負担になりつつあります。
そういったものには無視を決め込んでいただくと助かるのですがなかなかそうはいかないようですので、なるべく目に触れないようにするのが一番だと考えました。
そのため寝ている、電車などで移動をしている、QVCマリンなど電波状態が悪いところにいる、携帯をいじることができない、などの時間帯につきましては、いただいたコメントがすぐに反映をされるのではなく事後承認によって公開がされる設定としています。
トップの写真にある「ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。」と表示をされている場合が、その設定がされている状態となります。

ゴミ以外については、内容によって承認をしたりしなかったりとするつもりはありません。
携帯に届くメールにはいただいたコメントの内容も載っていますので一目見れば判断はつきますから、承認はほぼ機械的な作業となります。
他の方のコメントを読んでから自分のコメントを書く、といった方もいらっしゃるかと思いますのでその時間帯は自由度が下がりますが、ご理解、ご協力をいただければ幸いです。
「投稿する」を押していただいて何らかのエラー、NGワードや文字数オーバーに引っ掛かるぐらいしかないと思いますが、それが表示されなければコメントは生きていますので、何度も繰り返し押下をされますと被ったコメントが発生しますのでご注意ください。

この状態をそう長く続けるつもりはありません。
削除したゴミは全て残していますので、一定量が溜まり一定期間が過ぎれば関係各所に通報するようアドバイスを受けています。
犯罪と判断をされるかどうかは分かりませんがそれに近いものもありますので、動きの鈍い役所などですから多少の時間はかかるかもしれませんが暫くお待ちください。
いろいろとご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いします。

 

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興行は成功、試合は失敗

2012-06-16 22:55:59 | 千葉ロッテ

 

天気予報からしてとても試合ができるはずはなかったのですが、船橋は昼前に小雨になったので開場時刻を待って家を出ました。
これは開場さえすればすぐに中止にはしないだろうとの読みがあってのことで、しかし途中でシャレにならない雨量になるなど雨に翻弄をされた今日一日です。
そして試合が始まってからは霧雨状態が続き、五回の試合成立とともに雨が上がり、九回からはまた降りだして帰り道に難渋させらるなど苦労をしたものの、その苦労が報われることなく今季3度目の三連敗かつ4試合未勝利は今季初という仕打ちを食らいました。
周りの目を気にせずに家からMポンチョで、さらには黄色に染まる三塁側での観戦も全ては井口の200本塁打表彰を見るためだったと、今は自分にそう言い聞かせています。

とにかく今日は香月が酷すぎました。
登板間隔が空いていましたし雨が降る中でのピッチングでしたので同情すべきところもありましたが、いくら何でもコントロールが悪すぎです。
ストレートが高めに抜けて全く制御ができず、カーブとスライダーで誤魔化そうとしたもののどうにもなりませんでした。
12打者に5四球では守っている野手も気の抜けた表情で、香月としては正念場だった二戦目は最悪の結果ですので今ごろは悔しさで涙を流しているかもしれません。
逃げての四球ではなかったことが唯一の救いですが、それでも投げた瞬間にボールと分かるような投球では次があるかどうかは微妙です。
ただそれでも香月にはもう一度チャンスをあげたいと、ローテーションが厳しいこともありますが一度の失敗で終わりとしてしまえば香月だけではなく他の浦和組の萎縮にも繋がりかねませんので、表現は微妙ですがここは敗戦を覚悟で投資の気持ちになってくれるベンチであって欲しいです。
あとは里崎へのお願いですが、ふて腐れたくなるのも分かりますがもう少し大人になって欲しいと、ベンチを覗く暇があればマウンドに行ってもらいたかったです。

まさか先発が二回途中で降板をするとは思っていませんでしたが、しかし初回の香月を見ればブルペンは準備ができていたはずです。
しかし松本は油を担いでの登場で、ここでの4失点が痛すぎました。
かつてのブラゼルキラーはどこへやらの角度の無さで、しかし左腕としてのアドバンテージを自ら捨てたわけですから仕方がありません。
古谷も先日よりはストレートに力はありましたがコントロールが中途半端で、あそこまで景気よく外野まで運ばれれば今のままではダメだとの自覚はあるでしょう。
中郷も二死から簡単に歩かせているようではベンチの信頼を得るのは難しく、このボロボロの中継ぎ陣をどうするのかに注目が集まります。
現状のスタッフを考えればもう暫くは我慢をする手もあり、しかし万が一にでも明日に登板機会があれば今日の球数からして厳しいところもありますので、海坊主の頭5個分ぐらいは抜けた感のある大谷を除けば誰が浦和に戻されても不思議ではありません。
少なくとも一人は、上野でも吉見でも場合によっては光原でも構いませんので、疲労がない状態の投手を用意しておきたいところです。

こんな試合展開でしたので攻撃では作戦もへったくれもなく、とにかく各打者は打つだけでしかありませんでした。
そんな中で神話こそ止まってしまいましたが角中が一発を含む3安打4打点と大活躍で、じわじわと追いついてくれたことで思ったよりも試合を楽しめた自分がいます。
メッセンジャーのストレートに力負けをすることなく右に左に打ち分けたバッティングは見事で、これで下降線気味だったところから戻るきっかけとしてくれればと思います。
また今江は1安打ながらも強い打球を飛ばしていましたし、だからこそ4点ビハインドで無理に突っ込ませた佐藤コーチの信号ぶりには頭を抱えるしかありません。
例によって自分で無理だと判断をしたのだと思われるサブローの走塁にも問題がないわけではありませんが、あれはいくら何でもないでしょう。
岡田の広い守備範囲や今江、根元の球際の強さ、そして福浦の安否確認が取れたことなど敗戦にしては収穫があっただけに、特に目立った壊れっぷりでした。

明日はもう負けられません。
ロッテのエースとして着実に勝ち星を重ねている成瀬に試合を託して、また雨にもめげずに球場に足を運びます。
井口の左手が心配ですが遠目でしたがぶらぶらとさせていたので骨折はしていないと、そう信じています。
そして言えた義理ではありませんが左半分の方が埋まっていたスタンドに負けることなく、明日は右半分が盛り上がることを願いましょう。
今度はしっかりと一塁側ですので、今日のような借りてきた鴎でいるつもりはありません。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9

阪神

3 4 1 0 0 0 0 0 0 8 16 0

千葉ロッテ

0 1 0 2 0 1 0 0 1 5 11

2


◆6月16日(土) 千葉ロッテ-阪神3回戦(阪神2勝1分、14時1分、QVCマリン、28,801人)
▽勝 メッセンジャー 12試合4勝5敗
▽敗 香月 2試合1勝1敗
▽本塁打 角中2号(メッセンジャー)

▽バッテリー
千葉ロッテ 香月、松本、大谷、古谷、中郷―里崎
阪神 メッセンジャー、筒井、榎田、福原―小宮山

 

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バキューン種子島 おみやげ篇

2012-06-16 19:30:33 | 独り言

 

今回は日本100名城スタンプもありませんし、記念スタンプを置いているような城跡にも行きませんでした。
そのため日程が短かったこともありますが、かなりの不作です。
皮肉なことに予定外で飛び込んだ資料館で買ったおみやげが一番の成果だったりもしますので、世の中なかなか思いどおりにはいかないものです。

種子島総合開発センター、いわゆる鉄砲館で買ったのがクリアファイルとメモ帳です。
どうやら種子島時尭をモデルにしていると思っていたキャラクターは火縄銃兵衛という種子島のゆるキャラのようで、当年とって469歳だそうです。
種子島に鉄砲がもたらされたのが1543年8月25日とされていることからの年齢ですが、さりげなく誕生日が自分と同じなので他人とは思えなくなってきました。

こちらはサーフボードの形の置物ですが、いかにもといった感じです。
種子島の文字を石垣島に変えれば普通に売っていそうで、しかしそれを承知の上でのお買い上げです。
中学生ライクにペナントを集めているようなものですから、種子島の文字が入っていればノープロブレムとはいつもの行動パターンですし、そこに一点の曇りもありません。

その流れのままに湯飲みと焼酎グラスですから、我ながら徹底をしています。
もっともこれぐらいしかなかったのが正直なところで、あとはお菓子かロケット絡みのものしかありませんでした。
工芸品として種子島鋏や火縄銃の模型もありましたが気軽に手を出せる価格ではなく、このあたりが身分相応なのでしょう。

そして火山灰を避けるために逃げ込んだ姶良歴史民俗資料館で買ったのが、この小冊子です。
小冊子と言うにはかなりのボリュームがありますが、中身も充実をしています。
平成18年に開館20周年記念特別展の図録として発行をされたのが島津義弘の生涯が紹介をされている冊子で、関連文書などがこと細かく載っていますので大収穫でした。
また越前島津氏の歴史、系図、関連文書が紹介をされている冊子も平成16年の特別展の図録で、重富島津氏だけではなく越前島津氏、あるいは播磨島津氏についてもそれなりのページが割かれていることが好印象で、こういった地元でしか手に入らないものと巡り会えるのも旅の楽しみの一つです。

そういった趣味があるわけでもないのですが、第三セクターのキャラクターだったりゴーヤだったりくまモンだったりとぬいぐるみが増えてきましたので、そのレパートリーを増やすべく鹿児島空港で買ったのがトップの写真にある薩摩黒豚と桜島大根のぬいぐるみです。
昨年からの旅で買ってきたおみやげは積んでいるだけで整理をしていないのですが、きっと飾り棚に飾ったら壮観でしょう。
シーズン中はなかなか時間が取れないので寒くなったぐらいのときに、ネタの少ないオフ企画としてご紹介をできればと思います。


【2012年5月 鹿児島の旅】
バキューン種子島
バキューン種子島 旅程篇
バキューン種子島 旅情篇
バキューン種子島 史跡巡り篇 種子島の巻
バキューン種子島 史跡巡り篇 鹿児島の巻
バキューン種子島 グルメ篇
バキューン種子島 スイーツ篇

 

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亜大への特攻の心意気やよし

2012-06-15 23:40:07 | 千葉ロッテ

もうそんなニュースが流れてくる時期なのか、はたまたネタがない日だったからなのかは分かりませんが、ロッテのスカウト会議のニュースが報じられました。
大方の予想どおりに東浜の名前が出ており、小池の呪縛をようやくに断ち切る気概を球団が持ったのであればその心意気やよしです。
もっともあれから20年以上が経過をしましたので周りが言うほどに両者に確執が残っているわけでもなく、実際のところは無理をしてまで指名をするだけの人材がいなかっただけなのかもしれませんが、しかしそれでも当時をリアルに経験をした身としてはそれなりの感慨があります。
あるいは亜大の反応を見るためのジャブかもしれず、何にせよ今年は久しぶりに隠密ドラフトとも言われているだけに興味深い動きです。

ロッテ1位候補を東浜巨ら15人に絞る (6/15 日刊スポーツ)

ロッテは15日、千葉市内の球団事務所でスカウト会議を行い、今秋のドラフト会議の1位指名候補を東浜巨投手(亜大)ら15人に絞り込んだ。
全体では投手を中心に約80人をリストアップ。
林信平運営本部長は「1位指名は前日まで悩むことになるのでは」と話した。
昨年のドラフト会議で日本ハムの1位指名を受け入団を拒否した菅野智之投手(東海大)はリストに入っていないという。

そうは言いながらも自分の尺度ではドラフトイヤーに成績を落とした選手は好まないところがありますので、東浜への入札に積極的にはなれません。
故障をした右肘の状態が気になりますし、一昨日の全日本大学野球選手権の映像を見ましたが躍動感が今ひとつでした。
球団としては今年のルーキーが即戦力として活躍をしていることからその路線を踏襲する意志が強いのでしょうが、そのあたりも含めて直前まで試行錯誤をするのでしょう。
それよりも驚きなのは不作とも言われている中で15人もの1巡目候補を挙げたとのことで、これは独自のスカウティングによるものなのか、はたまた不作だからこそ間口を広げる必要に迫られただけなのかは分かりませんが、別の記事では投手が多いとのコメントもありましたので、裏を読めばどういった野手に目をつけているのかも気になります。
即戦力という意味では根元がレギュラーポジションを手にしつつあり鈴木の台頭もありますので内野手とは思えず、ましてや悩ましい外野手であるはずもありませんので、そうなれば捕手でしょうから小池の存在がありながらも東海大の伏見ぐらいしか思い浮かばないのですが、あるいは意表を突いて高校生にターゲットを絞っているのかもしれません。
今後のチーム状態によって方針は大きく変わる可能性はありますが、いずれにせよ今年こそは歪な選手構成の是正をしっかりとやってくれることをお願いしたいです。

すっかりと梅雨模様で明日から暫くは雨予報が続きますが、まずは明日に試合があるかどうかが気がかりです。
週末のドル箱カードですから基本的には強行をするのでしょうし、平日の予備日に雨の中で試合をやられるぐらいであれば自分としても濡れてもOKな休日にやってくれた方がよいのですが、それでもさすがに明日に予想をされる雨量からすれば選手への影響を考えて無理をしないで欲しいかなと思っています。
やや予報が変わって月曜日は曇りまで回復をしそうですし日曜日は明日に比べれば降水確率が低いですから、成瀬に香月、渡辺俊で交流戦を締めくくってもらいましょう。
音信普通な唐川は得意の西武戦あたりで復帰をしてくれれば御の字と、そのぐらいのつもりでいたいと思います。

 

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久しぶりの連敗もまだ貯金は13もあると考えることにします

2012-06-15 01:44:35 | 千葉ロッテ

 

一ヶ月半ぶりの連敗と三週間ぶりの観戦黒星でちょっと凹み気味ではありますが、まだ貯金は13あります。
もちろん余裕をこいている場合ではありませんが、ドタバタとする必要もないでしょう。
投打ともにいろいろと見えてきた課題に適切な手を打っていけば大きく躓くこともないでしょうから、それなりに気付いている雰囲気を漂わせているベンチの動きを見守ることにします。
まさかオートプレイという名の放置で無為に時間を浪費することはないと、今はそう信じるしかありません。

中5日の登板となった藤岡は3回を70球であっさりと降板となり、何がしたかったのかがよく分かりません。
好調で勢いに乗っているのであれば分かりますが、誰がどう見ても下降線気味だった藤岡を無理に使ったことはベンチの失敗と言ってよいでしょう。
前回が59球だったからというぐらいしか理由が見当たらず、順番でいけば香月は広島、藤岡は阪神と前回と同じチームとの対戦になるのが面白くないところではありましたが、やたらと登板間隔が空いている香月にも悪い影響が出そうですし、何よりついに「疲れている」と本音を口にした藤岡の状態を見極められなかったベンチに不信感を覚えます。
これで交流戦での登板はおそらくはもうないでしょうからリーグ戦再開に向けて、休養と再調整が必要であることは言うまでもありません。
ストレートが130キロ台後半で高めに抜けがちとなり、変化球も制御ができずにボール先行となるなど藤岡らしさがほとんど見られなくなっていますので、とにかくまずは原点です。

ビハインドの展開で四回から中継ぎ陣の登場となりましたので、その点では虫干しの意味合いで白黒つけるにはもってこいの試合でした。
中郷は春先の勢いがどこかにいってしまい、どうにも逃げの姿勢が垣間見えるのが一番の不満です。
同じ変化球でもかわすのではなく攻める気持ちが欲しいところで、立ち位置的に守りに入ってしまっているわけではないでしょうから、浦和で何があったのかが知りたいです。
これ以上の失敗が許されないとでも思っているのであればメンタルケアが必要でしょうし、とにかく心を強くしなければ先行きは暗いでしょう。
そして今季初登板となった古谷はボロボロ状態で、数年前に戻ってしまったかのようです。
130キロ台前半のストレートと緩いコントロールではどうにもならず、気持ちのいいぐらいに強い打球が外野に飛んでいました。
変化球が思うように制御できなかったことでストレートに頼らざるをえず、そのストレートが力不足なのが古谷にとっては致命的です。
一昨年に好投した理由がどこにあったか、そこを思い出さなければ厳しいオフが待っているでしょう。

対照的に大谷はこんな場面で使うのがもったいないぐらいのピッチングで、マウンド上では余裕すら感じられました。
走者を出すまではストレートも抑え気味で、しかしピンチになるとギアが入ります。
このあたりの見方によっては手抜きとも思えるところが大谷の特徴でもありますので、らしい投球であったと言えます。
渡辺俊や藤岡が完全に足踏み状態ですから場合によっては先発のチャンスが巡ってくるかもしれず、大谷の今後から目が離せません。
そして松本は前回に比べればストレートに伸びが感じられて一息つきましたが、やはり内角をもっと攻めなければ長続きはしないでしょう。
腕の出所がやや高めになって角度が無くなったことがもったいなく、かつての期待感はもうありません。
どうにも中後の将来像を見てしまっているようで、いい加減に外からしっかりとした投手コーチを二軍に持ってきて欲しいと強く願います。

昨日にロッテファンを狂喜させた荻野貴は今日はスタメンで、今季初ヒットに初得点と核弾頭として存在感を見せてくれました。
ただやはり走塁には怖さを感じますし、全力で走っているようにも見えません。
あれだけのブランクがあったのですから一軍に慣れることがまず第一で、打撃でもかなり押し込まれていましたから時間はもう少しかかるのでしょう。
そういう意味では試合前の練習でセンターを守っていたのが荻野貴だけだったのはかなり疑問で、レフトに回っていた岡田と競わせるべきだと考えます。
守備範囲は岡田の方が現時点ではかなりのアドバンテージがありますし、昨年のように初っ端から荻野貴をフル出場させることもゾッとしません。
その昨年にゴールデングラブ賞を獲った岡田にもプライドがあるでしょうから、上手く競わせてもらいたいです。

打線は前田健を打ちあぐねての4安打7三振で、その軍門に降りました。
序盤はかなり強い打球を放っていましたし、その球数からしても前田健の調子はさほど良いとは思えませんでしたが、そこは一線級の強みなのでしょう。
やはりここぞという場面では140キロ台後半の伸びのあるストレートに各打者は力負けをしてしまい、さすがは前田健といったところです。
その前田健が代わった途端の連打、そしてミコライオには昨日に続いてからっきしですから、分かりやすいと言えば分かりやすいです。
このクラスの投手を簡単に打ち込めるわけもありませんので、まあ仕方がありません。
鈴木に打席と守備の機会がありましたので、寒さと敗戦という結果さえ忘れればそれなりに楽しめた試合ではありました。

そして今日はTEAM26のサイン会に当選をしましたので、久しぶりにかなり早い時間に球場に到着をしました。
Aグループ、Bグループに分かれてそれぞれ2人の選手からサインを貰えるのですが、Aグループは成瀬と金澤でBグループがグライシンガーと塀内でしたので、自分としてはAグループとなってラッキーだったかなと、石垣島キャンプではファンを軽くスルーしていた成瀬を見ていただけに嬉しくもあります。
サインだけかと思えば成瀬から手を出してくれての握手には驚きで、もちろん球団から言い含められてのことでしょうが、なかなか見ない成瀬の笑顔に今季の充実度を感じました。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9

広島 

1 0 2 0 1 2 0 0 0 6 10 0

千葉ロッテ

0 0 1 0 0 0 0 0 2 3 6

1


◆6月14日(木) 千葉ロッテ-広島4回戦(1勝1敗2分、18時15分、QVCマリン、20,691人)
▽勝 前田健 13試合6勝3敗
▽S ミコライオ 28試合1勝3敗4S
▽敗 藤岡 11試合4勝3敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 藤岡、中郷、古谷、大谷、松本―里崎
広島 前田健、岸本、ミコライオ―石原

 

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帰ってきたぞ、帰ってきたぞ、荻野貴~♪

2012-06-14 01:19:15 | 千葉ロッテ

 

このフレーズが分かる方がどれだけいらっしゃるかは分かりませんが、とにかく荻野貴が一軍に帰ってきました。
正直なところ何の根拠もありませんが早くても交流戦明け、期待値としては夏ぐらい、まあ今季中に戻ってきてくれれば御の字ぐらいに思っていましたので、かなり嬉しいです。
一方でこちらも根拠のないままに漠然とした不安がつきまといますが、しかし今の外野陣を考えれば無理に引き上げる理由も見当たりませんので、こと故障者の復帰のタイミングのみにおいては信頼に足る西村監督のジャッジがあったのですから問題はないだろうと、そう信じて荻野貴の復帰を万歳三唱で歓迎をすることにします。

さっそくに盗塁を決めてスタンドを沸かせた荻野貴ですが、今後の起用法に注目が集まります。
膝を慣らすことを考えれば実戦で本当の意味での筋肉をつけていくことが一番だと思いますので、地蔵にしてしまっては意味がありません。
しかし岡田、角中、清田と揃っている今の外野陣の顔ぶれを見ればスタメンで使うことをベンチが考えるかどうかは微妙ですし、ファン目線でもちょっと悩ましいです。
ここまでの立ち位置的に一番に危ういのは清田だとは思いますが、ここのところは調子を上げながらも核弾頭の適性という意味ではやや疑問符のつく岡田もうかうかとしてはいられず、あるいは重苦しい流れを断ちきるために明日に岡田に代わっての荻野貴が見られるかもしれないと思ったりもしています。
いずれにせよ開幕前に思い描いていた高いレベルでの外野戦争のゴングが高らかに鳴ったわけですから、各選手ともにギラギラとした競争心を表に出して頑張ってもらいましょう。

試合のことを忘れるところでした。
どう考えても負けに等しい引き分けながらも緒方コーチの暴挙がなければ逆転負けを喫していても不思議ではありませんでしたので、まあ引き分けでよかったと思っています。
益田、藪田、内が相応に打たれてのことですので、こればっかりは仕方がありません。
やや間隔が空いたことで肩が軽すぎたのかもしれず、またなかなか空振りが取れなかった益田が不安だったりもしますが、あまり気にすることもないでしょう。
ただストレートに力がなく、コントロールもままならなかった藪田はかなり心配で、何より里崎の素振りが末期の小林雅に対するそれに近かったのが気がかりではあります。
数字が残っているだけにベンチもなかなか決断はできないでしょうが、藪田のためにも手遅れにならないよう打つべき手があるのであれば早めにお願いをします。

グライシンガーは今日もポイントを微妙にずらす絶妙な投球内容でリーグトップの7勝目が目前でしたが、またしてもリリーフ陣が打たれて掌中の白星がこぼれてしまいました。
このあたりはお互い様ですから仕方のないところがありますが、ちょっと可哀想な感じがあります。
益田らの登板間隔からして八回から継投に入るかと思っていたのですが続投で、球数からしてベンチの判断はもちろん妥当ではあったのですが、その八回にピンチを迎えた際の交代劇がちょっとよく分からなかったと言いますか、何があったのかが知りたいです。
審判がちょっかいを出すぐらいに長かったマウンド上での話し合いはグライシンガーが交代を拒否していたのかと思っていたのですが、西本コーチがベンチに向かって×印をしてからの交代でしたので、あるいはグライシンガーから降板を申し出たのかもしれません。
ただそれにしてはグライシンガーの素振りがそれらしくはなく、そのあたりは明日になれば何らかの情報が流れてくるかもしれませんが、どこぞを痛めたのではなく、またグライシンガーメモに「ヤブタサン、キライ」と書かれていないことを願っています。

打線は立ち上がりから野村に翻弄をされて二回で18球、三回で33球と得意の早打ちもあってほぼ完璧に抑えられていましたが、四回に見事な連打で攻略をしました。
ただ野村は背中の張りを訴えての降板だったようですので打ち崩したと言うよりは野村がこけたという方が正しいかもしれず、結果オーライかもしれません。
それでもお疲れ気味だった角中がマルチヒットに大松の左方向へのヒットと材料はありましたし、サブローの右中間への打球が伸びることも再確認ができました。
また相変わらずに力で押してくるタイプには弱いことも露呈をしましたので、明日の前田健に手玉に取られないよう粘りのバッティングをお願いします。
暫くは見ていない連敗は避けたいですし、日本ハムが負けるのはウエルカムながらも巨人に簡単に優勝をさせたくもありませんので、得意のKYぶりを見せてもらいましょう。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

広島 

0 0 0 0 0 0 0 2 1 0 3 11 1

千葉ロッテ

0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 3 7

0


◆6月13日(水) 千葉ロッテ-広島3回戦(ロッテ1勝2分、18時15分、QVCマリン、18,659人)

▽バッテリー
千葉ロッテ グライシンガー、益田、藪田、内―里崎
広島 野村、今井、菊地原、中田、岸本、今村、ミコライオ―石原、倉

 

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バキューン種子島 スイーツ篇

2012-06-13 00:30:09 | 独り言

 

スイーツは味を楽しむだけではなく貴重なエネルギー源にもなりますので、今回も頑張ってみました。
それが昼ご飯の代わりになってしまうと栄養面で問題がありますが、姶良ではコンビニすら見つからなかったので結果的にはラッキーだったりもします。
本当にそれが銘菓なのかどうかは気にすることなく、もはや雰囲気だけでの手当たり次第です。

まずは種子島の月窓亭でご馳走になった、安納芋と黒砂糖です。
安納芋の焼き芋は前回に鹿児島に来たときにも食べましたが、紫芋と並ぶ種子島を代表するさつまいもです。
この小ささでもしっかりと甘みがあり、さつまいも好きにはたまりません。
また黒砂糖も上品な甘みで、何だかホッとするようなひとときでした。

同じく前回に食べた天文館むじゃきの白熊は鹿児島中央駅にある支店でのものでしたが、今回はしっかりと天文館の本店で食べてきました。
ソフト白熊は白熊の上にソフトクリームが乗っているもので、チョコレート白熊やストロベリー白熊に比べれば本来の白熊の味が楽しめるとの理由でのチョイスです。
特徴である繊細なかき氷に練乳が夏日で消耗した体に心地よく、これは是非とも千葉でも食べたいのですが、どうにもその願いは叶いそうにもありません。
カップ詰めのものは見かけますがそれではあの繊細さは失われてしまっているでしょうから、本物を食べたければ鹿児島に来いということなのでしょう。

薩摩安納芋一口羊羹は見るからに芋羊羹なのですが、言うほどに芋という感じはありませんでした。
もちろん小豆よりも芋の味わいは感じられたものの、もう少しインパクトが欲しかったです。
あるいは少し冷やした方がよかったのかもしれず、しかし旅先では無理な相談です。

かすたどんは言うなれば萩の月で、カスタードクリームが入った蒸しケーキみたいなものです。
最後に萩の月を食べたのがいつだったかを忘れているぐらいなので正しい比較との自信はありませんが、萩の月に比べればかすたどんのクリームの方があっさりとしています。
ふんわり感もかすたどんの方があるような気もしますし、似て非なるものと考えた方がよいかもしれません。

こちらは竹炭入りのかるかんで、見たまんまの黒かるかんです。
鹿児島県産の孟宗竹竹炭を練り込んでいるらしいのですが、はっきり言って美味しくはありません。
ちょっともっちり感が強すぎましたし、物珍しさで買ってみたのですが失敗でした。

薩摩の切子ラスクは完全に名前倒れで、ただのラスクでしかありません。
薩摩切子をイメージしているのでしょうがパッケージの模様だけがそれにあたり、出してしまえば薩摩切子でも何でもないです。
ただお味としては好きなメープルだったこともありそれなりで、普通のラスクに比べれば薄くて柔らかい感じがありました。

薩摩黒蒸し八太郎はその名のとおりに蒸しまんじゅうですが、あんこの量が半端ではありません。
あんこの上に外皮が乗った感じで、かなりしっとりとしています。
黒砂糖の味わいがあったのは気のせいかもしれませんが、黒蒸しの黒はきっと黒砂糖の黒だと思います。

島津どんはブッセですが、中身はボンタンのクリームです。
かなり大きいのですがブッセですのでふんわりとした食感で、その大きさほどのボリュームはありません。
ごわごわとした舌触りはまさにブッセで、ちょっと強めの香りが印象的でした。

最後はネタになると思って食べた焼き芋ソフトクリームですが、これが凄かったです。
見本に比べると茶色度合いが薄かったのが残念だったのですが、まさに焼き芋の味がしてビックリしました。
ちょっと自分には甘さが強すぎる感じがあり、また普通のソフトクリームに比べて弾力が弱く緩めだったのですが、とにかく焼き芋です。
鹿児島中央駅で売っていますので、機会があれば是非ともご賞味ください。


【2012年5月 鹿児島の旅】
バキューン種子島
バキューン種子島 旅程篇
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バキューン種子島 グルメ篇
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上を向いて歩こう

2012-06-12 23:38:09 | 独り言

一夜明けても、と言いますかスポーツ紙の記事を見るにつけ、その悔しさが蘇ってきます。
長いペナントレースのうちのただの一敗でしかないのですが、やるべきことを尽くしての負けとは思えないだけになおさらです。
いろいろな考え方はあるでしょうが個人的にはその中途半端さが歯がゆく、どうにも納得がいきません。
昨日の試合に臨んでベンチがどういったプランニングをしていたのかが知りたいですし、そもそもしていたのかどうかすら疑ってもいます。

やはり試合のポイントが五回の継投であったことは、衆目の一致するところのようです。
休養たっぷりであっても五回から六回あたりで、球数にすれば80球前後でふらふらする渡辺俊にベンチが何を期待していたのか、しかも中5日で既に四回で86球だったことを考えれば西村監督の「五回を投げてもらわないと」とのコメントには違和感を覚えますし、そこにオートプレイの謗りは免れません。
はまればOKだが何かがずれるとお手上げとなってしまう、これは何もロッテだけの話ではありませんが、その傾向が西村監督には強いような気がします。
今日に始まったことではありませんが上手くいかなかった場合の対処を予め想定をしていないのだろうと、そんな気すらしています。
先発投手としての最低限の目処は五回ですし、ましてやリードをしている展開でしたので渡辺俊に勝ち投手の権利をとの思いも分からないでもないのですが、しかしこれらのことを考えれば非情に徹しきれなかったベンチこそが敗戦の責の多くを負うべきですし、そこは西村監督にも自覚があるようですから今後に活かしてもらいたいです。

中郷については渡辺俊と同様に、どちらかと言えば同情のスタンスです。
もちろん中郷の立ち位置からすれば数少ないチャンスをしっかりとものにしなければなりませんし、コントロールミスでの被弾はその力量を表してもいるのですが、しかし今のロッテの投手陣からすればどうしても出てきてもらわなければ困る投手の一人であることは間違いありません。
そのチャンスをものにしてこそ一軍でやっていけるのであって、だから中郷はダメなんだ、との見方もあるでしょうが、それをこなせる選手はそうそういるものではありませんし、ましてや中郷はここまでいいボールを投げながらもメンタル面での課題を克服できずにずるずるときたという経緯があります。
そういった「持っている」選手だけで一軍を構成できれば左うちわですが、そうでない選手をいかにして一軍レベルに引き上げるかもベンチの大切な仕事の一つです。
これまでそういった場面でほとんど慣らすことなく、むしろそれなりに抑えていたのに浦和に戻しながらも昨日の展開でいきなり使うのは酷だろうと、あの場面で抑えられるのは内ぐらいで益田だってどうだったかは分かりませんし、もし最終回にあのケースで藪田だったら生きた心地がしなかったでしょう。
もちろん中郷にはこの被弾を糧として成長をしてもらわなければなりませんが、あの緊迫をした場面でクリーンアップに対して坂本をボテボテのゴロに打ち取り村田から三振を奪っただけでも大きな進歩だと、次は阿部も抑えられるよう頑張ってくれと声をかけたい気分です。

また早い回から内を使ってどうする、との考えもないわけではありませんが、ローテーションを崩して渡辺俊を持ってきた時点で普通の試合ではありませんでした。
だからこそベンチの対応が中途半端だったと、そう考えています。
五回ではまだ内や益田が投げられる状態ではなかった、準備をしていなかったという時点で、そのベンチの甘さを嘆くしかありません。
もし普段どおりの形にこだわるのであれば先発は香月であるべきでしたし、そこを渡辺俊でいったのですから初回からオールキャストメンバーでスタンバイをすべきでした。
気持ちだけは勝ちにいきながらも体がついてきていない、そんなアンバランスさを感じたのが正直なところです。
これは酷使論とは別次元の話で、終盤の結びの三番やPSの短期決戦であれば連投も是とするのと何ら変わりはありません。
そういったステージとしながらもベンチにその準備と心構え、そして何より覚悟が足りていなかったと、厳しいようですがそう考えます。

それでも今日で世界が終わるわけではありません。
逆転をされて呆然とした表情の清田らが映し出される中で、キャプテン今江の笑顔には千金の価値がありました。
清田にしても右に左に守備で頑張ってくれましたし、あの打球の高さであれば岡田であっても難しかったところをあと一歩まで追いついたところなどは称賛に値します。
ややお疲れ気味の角中もここを乗り切らなければ次が見えてきませんので本人にもベンチにも耐えて欲しいですし、逆に課題が多く見つかった中後は浦和で一からの出直しです。
これでルーキーカルテットの一角が崩れましたが、ニューヒーローの予感が漂う鈴木の登場は衝撃的ですらありました。
とにかく昨日の敗戦の悔しさをバネにして残りの交流戦をしっかりと戦い抜いて欲しいですし、ノーヒッター杉内ですらああいった醜態を見せることもあるのだから最初から形勢不利と嘆く必要はないとファンに教えてくれたこと、これだけでも昨日の試合は意味があったと言ってよいでしょう。
まだペナントレースは91試合、6割以上が残っていますから、ここで心が折れているようでは優勝どころかCSすら危うくなっても不思議ではありません。
また明日から強い気持ちを持ってプレーをしてくれれば昨日の敗戦などは笑い飛ばしてお釣りがきますので、胸を張って上を向いて歩いていきましょう。

 

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マジック点灯はうたかたの夢

2012-06-11 23:36:45 | 千葉ロッテ

もったいない試合を落としました。
杉内から4点を取って三回でノックアウトをしながらも見事すぎる逆転負けで、これはかなりの悔いが残ります。
しかも渡辺俊のストレートが140キロに満たないとか、中郷と中後を取り違えるような江川と双璧とも言える勉強不足の堀内の解説がむかつくおまけ付きです。
もうこうなれば交流戦の優勝は棚ぼたとでも考えて、リーグ戦を視野に入れての戦いを始めましょう。
巨人と日本ハムの直接対決が1勝1敗に終わるぐらいであれば巨人の連勝の方が好ましいと、すっかりと負け惜しみモードです。

結果としてどう転んだかは分かりませんが、鍵は五回の渡辺俊の続投でした。
藤岡と同様にヒットを打った次の回のピッチングが心配だな、なんて思っていたら悪い予感は当たるもので、四回で86球でしたので中5日であることを考えればギリギリ限界で、すっぽ抜けのボールで握力の低下も見て取れたことからも五回はないと見ていたロッテファンも少なくはなかったのではないかと思います。
ベンチがいったいどういった継投プランを考えていたのか、渡辺俊に勝利投手の権利を与えたかったという温情だったのかもしれず、もしそうであればあまりに中途半端でした。
渡辺俊は全体的にボールが高めではあったもののスライダーが決まっていましたし、4回2失点であればぎりぎり御の字だっただけにむしろ悪いことをした気にもなります。
阿部に痛恨の一発を食らった中郷も回の頭からであればまた違った結果にもなったでしょうし、その回の頭からであれば大谷か中郷であってもあの場面では流れを止めるためにも益田か内を前倒すのかと思っていたのですが、形にこだわる西村監督や西本コーチには無理な相談たっだようです。
何のために渡辺俊を先発させたのか、成瀬が頑張って中継ぎ陣に間隔をもたらしてくれたのか、同じ負けであっても五回から継投に入ってればまた別の感覚だったでしょう。
ただ今日で特異なフォームだけでは限界があることがハッキリとした中後は同じタイプの松本が上がってきたことで浦和で生まれ変わって欲しいですし、その松本も長くは持ちそうにもないつまらないピッチングでしたので古谷や木村にも目が出てきたと、そう考えれば悪いことばかりでもありません。
そしてベンチにはルーキーの江柄子、田原をああいった場面で使った巨人の継投をしっかりと目に焼き付けて、リーグ戦の糧にしてもらいたいです。

打線はしっかりと杉内を攻略しましたので、今日は責任を果たしてくれました。
中盤にチャンスがありながらも追加点が取れなかったのが流れを完全に引き寄せることができなかった理由ですが、そこは相手も必死ですから仕方がありません。
今江の初球を狙った先制アーチに巨人バッテリーは何も考えていないなと笑みがこぼれ、そして成瀬を上回る交流戦で30打数ノーヒットと左打者を弄んでいた杉内から根元がヒットを放ってチャンスを広げて、井口の技ありの犠牲フライにサブローの見事な右中間を破るタイムリーツーベースでお祭り騒ぎだっただけに、その後の落差がきつかったです。
それでも鈴木のプロ初ヒット、内角のボールを思いっきり引っ張っての見事な打球はロッテファンの心を癒すのに充分でしたので、また明後日からリセットをしてやり直しましょう。
どうにも天気が悪そうであるいは厳しい日程になってしまうかもしれませんが、目先に囚われずにしっかりと自分たちの野球をやってくれれば結果はついてくるはずです。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 1 3 0 0 0 0 0 0 4 9 1

巨人 

0 0 0 2 3 3 0 0 X 8 11

2


◆6月11日(月) 巨人-千葉ロッテ4回戦(2勝2敗、18時、東京ドーム、46,461人)
▽勝 高木康 13試合1勝
▽敗 中郷 5試合1敗
▽本塁打 今江3号(杉内)、阿部8号(中郷)、長野5号(中後)

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊、中郷、中後、大谷、松本―里崎
巨人 杉内、田原、高木康、マシソン、山口、西村―阿部

 

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そういう意味では成瀬はエースだ

2012-06-10 23:16:10 | 千葉ロッテ

交流戦の優勝の行方を大きく左右する首位の巨人とそれを2ゲーム差で追うロッテとの直接対決はロッテの先勝で終わりましたが、試合としてもかなり面白かったです。
2時間半ちょっとと密度が高く、球場に足を運ばれた方も勝敗を抜きにして楽しめたのではないかと思います。
一方のBSでは現場復帰などとんでもない、解説をする試合の選手のことを勉強していないのがバレバレな江川のシンカー発言が興ざめでしたが、それを軽くスルーする篠塚と実況が見ていて痛快でもあり、副音声できっと黒木が喋っているんだろうなとは思いながらもそのまま見続けてしまいました。
そして今日の勝利で明日に負けさえしなければマイナスゲーム差での交流戦Vも見えてきますので、ベンチにも選手にも緊張感を楽しんでプレーをしてもらいたいです。
橙魂だか何だか知りませんがその色のユニフォームを着ての杉内であればダイエー戦みたいなものですから、ベンチを殴りつけるような思いを味わわせてあげましょう。

ヒーローインタビューで興奮をしたのか「そうですね」「そういう意味では」を連呼した成瀬は公式サイト泣かせですが、見事な完投勝利でした。
終盤はちょっとバタバタして2試合連続完封を逃し、巨人戦では2試合続けての最終回の失点ではありましたが、この僅差のゲームを投げきったことは素晴らしいの一語に尽きます。
立ち上がりはやや球数が多かったのものの中盤からは巨人打線を小気味よく翻弄し、終わってみれば僅か117球での完封ですから文句のつけようがありません。
これで7勝と4完投は単独でリーグトップに立ち、しかも6連勝ですからまさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。
序盤はストレートとスライダーを中心に内外角をバランスよく、そして中盤以降はそこにチェンジアップを交えて外角を中心に事故を避けた組み立てとした里崎のリードも冴えていましたし、そのリードが成り立つだけの成瀬のコントロールがあってこそですから今日はバッテリーの勝利とも言えます。
どうやらこの試合が始まるまで交流戦で左打者には23打数ノーヒットだったらしく、今日の5打数ノーヒットでノーヒットノーランが成立をしたわけですから原監督が右打者を並べたくなるのも分かりますが、そのことで同じテンポで投げられるというマイナス面を考慮しなかったことも成瀬を助けました。
三振が少なかったことも怪我をしないよう無理をしなかったと考えれば前向きに捉えられますので、西本コーチが語っていたらしい精神的な成長を喜ばしく思います。
ストレートにかなり力が出てきましたし、今度こそ、今度こそ正真正銘のロッテのエースに向けて、今季が成瀬が一皮むけた姿を見せてくれるシーズンとなることに期待をします。

打線は幸先よくホールトンを攻略し、と言うよりは勝手に相手バッテリーがこけた先制点ではありましたが、序盤に援護点を成瀬にプレゼントしてくれたことに感謝です。
特に初回は二死からの、そして阿部の怠慢プレーによる得点ですので大きく流れをロッテに引き寄せる1点でした。
そしてその後の打席を見る限りでは宝くじが当たったとしか思えないものの大松の一発がやはり大きく、ほぼ真ん中のボールではありましたがドンピシャのタイミングで振り抜いた打球は大松らしい弾丸ライナーで、あれを見てしまうとベンチがなかなか見限れないのも分かります。
その後は立ち直ったホールトンを打ちあぐねてしまいましたが6回で104球も投げさせた打線は合格点で、また珍しくも一死からバントをさせたベンチの作戦、これは単に打者が根元だったからという理由もあったのかもしれませんが、ここぞというときにはきっちりと点を取りにいく姿勢を見せてくれたことも嬉しかったです。
さすがに研究をされて、また疲れもあってか角中の勢いがやや鈍ってきたところが心配ではありますが、暫くお休み気味だったサブローがここにきて調子を上げてきています。
酷い負け方をしてもこういったかみ合わせがいいうちはチームの調子が急降下をすることはないでしょうから、このまま巨人を寄り切ってもらいましょう。

そのためにはやはり明日の渡辺俊を、中5日であることを考慮してどう見切るかがポイントだと思います。
タイミングを外すことが持ち味の渡辺俊は振り回す打者が多い巨人にはうってつけとも言えますが、しかし実際のところは今年は5回3失点、昨年は5回2失点と得意にしているわけでもなく、むしろ2006年に勝って以降は5試合で2敗、26回1/3で14失点の防御率が4.78ですからどちらかと言えば苦手にしている部類に入ります。
なぜにそこまでして渡辺俊なのかは香月や吉見らへの信頼度の低さによるものなのでしょうから、とにかく渡辺俊に頑張ってもらうしかありません。
5回を2失点に、それでも杉内が相手ではきつい条件ではありますが、なんとかそれでお願いをします。
そのためには野手が打撃だけではなく守備でもしっかりと渡辺俊を支えることが必要で、今日も初回の根元の余裕を持ちながらも送球が逸れたプレーや、バウンドが変わったのでしょうが正面のゴロをぎこちなく捕球した井口、そして最終回にサブローに守備固めを出さないなど気になるところがありましたので、この試合展開で江柄子を投げさせる巨人の底力を甘く見ることなく打てる手はしっかりと打ってもらいたいです。
そして最後に余談ですが、ミズノのGlobalEliteのCMに出ていたのが由規と浅尾と唐川でしたので、ご愁傷様としか言いようがありません。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

1 1 0 0 0 0 0 0 0 2 6 0

巨人 

0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 4

0


◆6月10日(日) 巨人-千葉ロッテ3回戦(ロッテ2勝1敗、14時、東京ドーム、46,438人)
▽勝 成瀬 11試合7勝2敗
▽敗 ホールトン 10試合4勝5敗
▽本塁打 大松2号(ホールトン)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬―里崎
巨人 ホールトン、福田、高木康、マシソン、江柄子―阿部

 

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バキューン種子島 グルメ篇

2012-06-10 00:25:16 | 独り言

 

今回は実質的に1泊2日でしたし、事前に調べておいた種子島のグルメを食べ損ねたこともあり、ご紹介できるものはさして多くはありません。
赤米や黒米などの古代米は島の南部にしかなく、マンゴーやパッションフルーツ、安納紅や種子島ゴールド、ぞうりエビやあさひがには季節が違い、それならば魚介類でもと思って飲食店を巡ってみれば14時で一斉に店じまいをしているという、その厳しい現実の前に立ちすくむしかありませんでした。
グルメどころかフェリーの待合所の何の変哲もないうどんぐらいしか食事ができるところがないとは、同じような事態になった横手でもいくつかの店は開いていて横手やきそばを食べることができただけに、この右にならえの状況はいくら何でも観光客には冷たすぎでしょう。
レンタサイクルを借りられずに歩いて巡ったために昼時を外してしまったことで自業自得ではあるのですが、おそらくは二度と訪れることはないだけに残念でなりません。

そんなこんなで種子島で食したのは、このつけあげだけです。
市場の横で海産物を扱っている店で揚げたてのものを売っていたので食べたのですが、これも普段であればとこぶしなどが入っているものもあるらしく、しかしこの日はプレーンなものしか揚げる予定がないとのことで1個38円の飛び魚つけあげをお買い上げです。
つけあげとは言ってみればさつま揚げのことで、種子島近海産の飛び魚のみを原材料にしているとの説明書きがありました。
揚げたてだけにほくほくとしていて、ちょっと甘みがあってビールが飲みたくなること必至です。

仕方がないので鹿児島に戻ってから、天文館まで行っての超遅の昼ご飯です。
地元の観光ガイドで大きく取り扱われていたので人気店だと思われる「おこば」で食べたのは、チャーシュー三昧です。
鹿児島県産の黒豚の角煮、黒豚しゃぶしゃぶ、特製チャーシューが入っていて、かなりのボリュームでした。
角煮はとろとろに煮込まれていて柔らかく、少し濃いめの味付けが見た目とは違って淡泊なスープにインパクトを与えています。
逆にほとんど味がなかったしゃぶしゃぶは自分としては余計だったかなと、チャーシューは厚みがあって食べ応えは抜群です。
そのガイドには鹿児島ラーメンの特徴として中太麺とありましたがここの麺は細麺に近かったので、ちょっとだけ不安が残りました。

さすがに普通の時間に夜ご飯は無理っぽかったので、寝る直前まで引っ張っての晩酌です。
晩酌、ラーメンのコースが一般的ですが、この日に限っては真逆でした。
そのおともは芋焼酎で、さつまおはらの水割りです。
そろそろロックでとも思ったのですが時間が時間だったので、ちょっと自制をしました。
焼酎ビギナーの自分ですから説明できるほどのうんちくはないのですがやわらかな香りが印象的で、それを敬遠していた今までが嘘のようです。

つまみは地鶏の刺身にさつま揚げ、そして薩摩おでん三種盛りです。
地鶏の刺身は表面に焼きが入っているためにこりこり感と香ばしさがあり、地鶏の甘みとのバランスが絶妙でした。
さつま揚げはスライスをしたレンコンが入っていて、これまたこりこり感と苦みがちょうどいい感じです。
また味噌仕立てのおでんが本当に鹿児島名物かどうかは知りませんが、いずれにせよ自分としては大ハズレでした。
ネタが牛すじと黒豚三枚身と地鶏たまごだったこともあり、こってりとこってりが喧嘩をしてしまっていたように思います。
やはりおでんは普通のが一番だと、そんなことを再認識するのもいい経験です。

二日目の昼は姶良で食べるところが見つからなかったために、グルメは夕ご飯のみです。
黒豚わっぜえか丼は言うなればスペアリブ丼で、鹿児島県産の黒豚が使われています。
今年の「第2回全国どんぶり選手権」の鹿児島代表として出品をされたそうで、おそらくは選外だったのでしょうがなかなかの逸品でした。
箸で簡単に骨から外れるぐらいの柔らかさで、もうちょっと味が濃い方がよいとは自分の好みですが、ネギの辛味とさつまいもの甘さがいいコンビとなっています。
スープにサラダ、キムチがついて900円ですから、かなりのお得感がありました。
ちなみにわっぜえか、とは鹿児島弁で凄いという意味だそうです。


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負けたら終わり

2012-06-09 22:48:51 | 千葉ロッテ

今日のヤクルト戦は降雨中止となりました。
朝からの雨量を見れば当たり前すぎる中止で、しかしおそらくは前売りの売れ行きがよかったこともあって開始時刻を遅らせてまで粘ったのでしょうが、さすがに無理だったようです。
雨の中で待っていた方々には申し訳ないのですが、悪いコンディションで強行をして故障者でも出たら困りますので、そこは勘弁を願います。
清田と三輪の雨中のスライディングはビジターの清田が圧勝をしたようで、二塁へのスライディングに牽制の帰塁、そしてホームへのヘッドスライディングは的場の直伝のようにも思えるのですが、どうやらようやくに諸積の後継者が定まったことを印象づけるパフォーマンスでした。
しかしそれで怪我でもしたら本末転倒ですので、そのあたりの線引きはしっかりとお願いします。

その一方で巨人は最終回に追いつかれながらもサヨナラ勝ちで着実に勝ち星を重ねましたので、いよいよ交流戦の優勝が厳しくなってきました。
明日からの巨人との直接対決では負けることは許されず、悪くても1勝1分でなければ終わりです。
セントラルの初の覇者として巨人が名乗りを挙げて、そしてMVPが杉内なんていう胸くそ悪い結末などは見たくもありませんので、とにかく勝つしかありません。
おそらくはホールトンと杉内というどこのチームとの対戦かが分からないような試合になるのでしょうが、この両巨頭を撃破すれば一気に逆転優勝への道が開けますので、まずは成瀬にロッテのエースとしての意地と覚悟と、そして頼もしさを見せてもらいましょう。
立ち上がりに気をつける、先頭打者を出さない、この基本さえ押さえておけば大怪我はしないはずです。
神宮と同じく被弾が致命傷になりそうですが本人が言っていたように意識をしすぎると逆効果ですので、むしろ下位打線で無駄な走者を出さないことが大切です。
日本ハムが勝ち試合を雨で流すなどまだまだロッテにもツキが残っていますので、気負うことなく楽しんで戦い抜いてください。

 

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こんなこともあるさ

2012-06-09 01:46:56 | 千葉ロッテ

勝ちパターンをあっさりとひっくり返されただけにかなりの悔しさがありますが、まあこんなこともあります。
こと交流戦に限って言えば巨人も負けましたし、状況に大きな変化はありません。
これだけ点差がつけば諦めもつくわけで、サッパリと切り捨てて明日に臨みましょう。
清田が代打で登場をしてヒットを打ちましたし、鈴木のプロ初打席、そしてロサにも白黒がついたでしょうから、悪い話ばかりでもありません。

そうは言いながらも二回に藤岡がプロ初ヒット、初打点と自らのバットでリードを広げただけに、バレンティンの被弾が痛すぎました。
何もこのタイミングで戻ってこなくてもいいのにとはこちらの都合ですが、味方が点を取ってくれた直後に失点をする藤岡の悪癖に拍車をかけた一撃です。
藤岡は見るからに生真面目な性格っぽいのでかえって気持ちが空回りをしてのことではないかと、もしそうであれば根が深そうで先行きが不安になります。
そこへまたしても正面のゴロが手につかなかった井口のエラーが足を引っ張り、あの打球であれば併殺で終わっていたはずですので、しかしこれも巡り合わせでしょう。
エースを目指すのであれば味方のミスをカバーしなければなりませんので、ルーキーではありますがそれだけの期待をしています。
MAX145キロは神宮仕様ですから信用がならず、そろそろ軌道修正の時期かもしれません。

じわりと打線が追い込みにかかったところでの中郷の失点で試合はだいだい決まった感じがあり、そしてロサの炎上がとどめとなりました。
さすがにこれだけ打たれれば一軍に置いておくことも厳しいでしょうから、明日にでも吉見か上野と入れ替えでしょう。
また大谷もそうですがイニングの途中からですと人が変わる投手が目立つのも気がかりで、勢いだけではどうにもならないといったところです。
口では簡単に強い気持ちをと言えてしまいますが、こればっかりは体で覚えていくしかありません。
貴重な体験をしたと思って、この大敗を次に活かしてもらいましょう。

明日はさすがに80%の降水確率ですから中止でしょうが、ここのところの天気予報は外れますので心の準備は必要です。
週末ですから前売りの売れ行きもよいでしょうし、またこれまでの雨の神宮も半端ない状況で強行をしただけに、決めつけない方がよいと思います。
香月には面白くない流れの中での登板となりますが、生き残るためには贅沢は言っていられません。
前回も投球内容としては今ひとつだっただけに不安がつきまといますが、のし上がってきた者の強さを見せてもらいたいです。
とにかく全球団に勝ち越すことが目的ですので、明日は絶対に負けられません。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 2 0 1 1 0 0 0 0 4 10 1

ヤクルト 

0 1 5 0 1 1 5 0 X 13 15

0


◆6月8日(金) ヤクルト-千葉ロッテ3回戦(ロッテ2勝1敗、18時、神宮、19,153人)
▽勝 村中 9試合4勝2敗
▽敗 藤岡 10試合4勝2敗
▽本塁打 バレンティン13号(藤岡)、宮本1号(藤岡)

▽バッテリー
千葉ロッテ 藤岡、中郷、ロサ、大谷、中後―里崎、金澤
ヤクルト 赤川、村中、林昌勇、正田―相川、川本

 

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