goo blog サービス終了のお知らせ 

オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

はるばる来たぜ1000万アクセス

2011-01-04 02:08:48 | 独り言

おかげさまで1000万アクセスに到達をしました。
500万アクセスに達したのが昨年の1月2日でしたので、ほぼ1年で倍増をしたことになります。
これもチームが日本一となったことが理由でしょうし、多くのロッテファンの方々がオリオン村に集っていただいたことに心より御礼申し上げます。

こうなると欲が出て1億アクセスを目指すとは年始のご挨拶で宣言をしたとおりですが、その言葉どおりにライフワークとして続けていく気持ちに嘘偽りはありません。
この1年間のペースでいっても18年後ですから気の遠くなる話ですが、たぶん寿命は尽きていないと思いますので走り続けていきたいと思います。
今後も山あり谷ありとロッテと同様に浮き沈みのあるオリオン村となるでしょうが、末永くおつき合いをいただければ幸いです。


【オリオン村の歩み】
誕生:2007年4月16日(Yahoo!ブログ)
引越:2007年4月22日(gooブログ)
1万アクセス:2007年6月4日
10万アクセス:2007年9月17日
50万アクセス:2008年5月10日
100万アクセス:2008年10月3日
500万アクセス:2010年1月2日
1000万アクセス:2011年1月3日

記事数:1,803
総アクセス数:10,006,446
最高アクセス:33,003(2010年11月7日)
総アクセスIP数:3,056,407
最高アクセスIP:9,431(2009年10月30日)
最高アクセスIP順位:9位(2009年10月30日)
総コメント数:21,822
総トラックバック数:10,755
(2007年4月16日~2011年1月3日:3年間と263日)

 

コメント (12)

2010年通信簿 53 相原勝幸

2011-01-04 00:34:43 | 千葉ロッテ

53 相原勝幸 投手 27歳 年俸670万円

【2010年成績】 2試合 0勝0敗0S 防御率11.57 2回1/3 2被安打 0被本塁打 0与四球 1与死球 3奪三振 被打率.222

予想の範疇ではあったものの絵に描いたような下敷領とまくらを並べての討ち死にで、相原の現役生活は5年で幕を降ろすこととなりました。
僅か2試合ながらも2年ぶりの1軍登板がいい思い出となるのか、あるいは痛恨の極みであるかは本人にしか分からないことですが、完全燃焼ができていないことは確かでしょう。
もう少し見てみたかったものの投手の頭数が多いチーム事情を考えれば戦力外通告も仕方がなく、第二の人生を頑張ってもらいたいです。

1軍では通算で7試合に登板をした相原ですので下敷領に比べればチャンスがあったのですが、ベンチにじっくりと育てる意図が感じられなかったのが正直なところです。
右打者からするとボールの出所が見づらい特異性のあるフォームで面白いピッチングを披露していましたから、もっと起用をすべきだとは以前からの主張です。
前監督のベテラン偏重、西村監督の顔ぶれ固定の被害者の一人と言ってもよく、こういったタイプの投手を育てきれないところが層の薄さに繋がっているのでしょう。
短所に目をつぶってでも長所を伸ばすのではなく、平均的なタイプを好むチームカラーには相原はそぐわなかったのかもしれません。

ただ大学卒の5年目になっても課題のコントロールにまとまりが見られなかったのですから、当然のことながら相原にも問題はあります。
1軍でも2軍でもイニング数に近い奪三振ながらも、その半分程度の四球を与えるところなどは5年間が経過をしても成長の跡が見られませんでした。
奪三振、被打率と個々の数字を見れば秀でてはいるものの勝負所での弱さも目立ち、今季も初登板での1イニング目はクリーンアップを相手に2三振と完璧に抑えながらも2イニング目に下位打線を相手に炎上をしてしまうのですから、持っていないとしか言いようがありません。
そのピッチングフォームと同様に浮き沈みの激しさがベンチに嫌われたのかもしれず、次の登板でそこそこにまとめながらも相原の1軍生活は6日間で終わってしまいました。

相原が大学4年で注目をされたのは二刀流もさることながら、上手から投げおろす150キロのストレートでした。
そう考えればチームの流れからしてオーバースローに戻しての1年間があってもよかったのではとも思いつつも、その年齢と柳田に対する球団の仕打ちを考えれば無理な相談です。
珍しもの好きな前監督、またチームに渡辺俊がいたことなどで翻弄をされた相原でしたが、今後はスコアラーや打撃投手としてチームを翻弄しないような仕事ぶりに期待をします。

2007年通信簿
2008年通信簿
2009年通信簿


【オリオン村査定】 670万円 → 戦力外通告 ※10/2に戦力外通告

 

コメント (8)

2010年通信簿 52 金泰均

2011-01-03 21:30:53 | 千葉ロッテ

52 金泰均 内野手 28歳 年俸1億5000万円

【2010年成績】 141試合 527打数 68得点 141安打 打率.268 22二塁打 0三塁打 21本塁打 92打点 0盗塁 78四死球 140三振 得点圏打率.236

親会社の意向もあって破格とも言える条件で獲得をした金泰均でしたが、その期待に応え切れたシーズンとは言えなかった来日1年目のシーズンです。
中盤戦以降にかなり長いスランプに陥りましたし、ついには4番を外されてポストシーズンでも6番打者でしたので本人としては屈辱だったことでしょう。
この屈辱をバネに捲土重来を期すのか、はたまた愚痴を言いながら失速をしていくのか、金泰均の好不調がチームの浮沈に直結をするだけに目が離せません。

塀内から譲り受けた52はハンファでも背負っていた番号ということもありますが、球団には52発との思いもあったと思います。
しかし序盤戦に爆発をしたものの終わってみれば21本塁打は肩すかしと言いますか、金泰均バーガーの企画が泣いています。
ただ開幕直後に三振の山を築いたことを考えればよく持ち直しましたし、その後のアーチ連発で舞い上がったものの基本的には李承の1年目ぐらいの成績を残してくれれば合格点だと考えていましたから、まずまずの結果だと評価をしています。
数字に比して印象が悪いのは大事な中盤戦以降にほとんど打てなかったからですが、逆に言えば序盤戦の好調ぶりがチームに勢いをつけたことは否定のしようがありません。
打点十傑で得点圏打率が3割に満たないのは金泰均の他には山崎、オーティズ、稲葉の3人ですが、オーティズは.299で稲葉は.298とほぼ3割ですし山崎も.267ですから、.236でリーグ6位の92打点を稼いだ金泰均がいかに効果的に打点を記録したかが分かります。
単なる数字遊びのところはあるものの、そのチームへの貢献は一定の評価をしてよいと考えます。

ただ濃淡がありすぎた、その指摘は免れません。
あまりに序盤戦に打ちまくったために中盤戦以降の不振が際立ちましたし、また普通に考えれば研究をされたことによるスランプでしょうから来季に不安が残ります。
チーム内でのコミュニケーションの不満を口にしているとの噂も流れましたし、明らかに疲れているような鈍いスイングが目立ったことは厳然たる事実です。
すくい上げるようなバットの軌道でスタンドに運んでいたものが変化球に合わせるためか明らかにフォームが小さくなりましたし、当てにいくような消極的なスイングも増えました。
ヒットの延長線上にホームランがあるとのスタンスは間違ってはいませんが、それが後ろ向きなものであれば結果はついてこないでしょう。
心身ともに発散をしまくっていた負のオーラをどう解消するのか、技術論よりもまずはそこが金泰均にとっての課題だと考えます。

守備や走塁の緩慢さも、金泰均を批判する向きには格好の材料です。
意外に柔らかいグラブ捌きや反応の鋭さは見せてくれたものの、守備範囲の狭さは比較対象が福浦でないとしても誉められたものではありません。
福浦には福浦の事情があってのDH専任だったのでしょうが、あの守備では契約縛りが噂をされても仕方がないでしょう。
その福浦が来季は一塁を守ることに意欲を見せていますので、金泰均が守備につくことに意義を見いだしているのであれば練習あるのみです。
また手抜きとしか思えない走塁にも失望をしていますし、井口を尊敬しているのであれば一生懸命に走る姿を見せなければ口先だけの嘘つきになります。
全ては春季キャンプから心配をしていたウエイトオーバーが起因をしているとは勝手な思い込みですが、もっと腹回りを絞らなければ走攻守ともに劇的な変化は望めないでしょう。
来季は4番をシーズンを通して死守することを目標に掲げた金泰均が、石垣島にどういった体つきで合流をして、そしてどういった調整を見せてくれるかに注目です。

いくつかの不満はありますが、それでも金泰均には大きな期待を寄せています。
一二塁間を抜いていく鋭い打球は右打者ではなかなか真似のできないものですし、何だかんだ言いながらもチームトップの21本塁打はマリングリング打線には欠かせません。
見た目が悪いだけで基本的には野球に取り組む姿勢は真面目だと思いますし、その年齢からしても慣れれば2年目の李承を上回ることは難しくはないでしょう。
そのためには井口がそうであったように金泰均に過度な負担を与えないことが重要であり、同い年の大松と4番を争うような展開になれば結果もついてくると思います。
アンタッチャブルな井口に手をつけるための前段階として金泰均の特権を取り上げる、まずはベンチにはそこから始めて欲しいですし、きっと金泰均もそれを望んでいるはずです。
一選手としてベンチにくつろぐ金泰均、そんな姿が見られる来季であることを願っています。


【オリオン村査定】 1億5000万円 → 1億5000万円 (±0%) ※3年契約

 

コメント (15)

2010年通信簿 51 植松優友

2011-01-03 01:01:09 | 千葉ロッテ

51 植松優友 投手 21歳 年俸580万円

【2010年成績】 E 18試合 5勝4敗0S 防御率3.87 88回1/3 81被安打 9被本塁打 42与四球 5与死球 59奪三振

伸びてくるのはこれから、と昨年に書いた植松でしたが、期待通りに順調に階段を昇っています。
今季は2完投をするなど先発としての実績を積んだ1年でしたし、ひしめき合う左腕の中で頭半分ぐらいは抜け出した感があります。
そこから再び沈んでしまわないためにも来季が正念場になりますし、ベンチにも計画的に植松を育ててもらわなければなりません。

その点では正直なところ、三島や黒滝らを見ているので不安があります。
イースタンで一定の成績を残しても1軍のチャンスを与えられずに、翌年に自分がどこを目指すべきかが分からないままに足踏みをしてしまった若手がこれまでも多くいました。
まだ1軍レベルでは無いとの判断をベンチがしたのでしょうが、しかしその実力差を本人が体で知ることで次のステップに踏み出せるものだと固く信じています。
ですから今季の植松も1試合でも、それが大差での敗戦処理でも構わないので1軍のマウンドを経験させるべきでした。

今となっては仕方がありませんので、植松には自分で高いレベルを想定して鍛錬していってもらいたいと思います。
課題のコントロールが良くなってきたとは言ってもイニングの半分以上の与四死球ではベンチに言い訳を与えるだけですし、7暴投も荒れ球を想定させて印象がよくありません。
とは言えこぢんまりとしてもらっても困りますので、そのあたりの理解力をベンチが見せた上で伸び伸びと育てて欲しいです。
来季から2軍投手コーチが西本コーチになるのでフォームをいじりそうな嫌な予感もありますが、唐川との差を少しでも縮められるよう頑張ってもらいたい植松です。
そして半年遅れにはなりますがオープン戦で登板ができる、させる状況になってくれることを願っています。

2008年通信簿
2009年通信簿


【オリオン村査定】 580万円 → 630万円 (△9%)

 

コメント (10)

泉城の散策

2011-01-02 23:36:19 | 独り言

 

今年も寝正月で終わるつもりだったのですが、せっかくの中国ですので職場の方に案内をしていただき済南市内の散策をしてきました。
済南は泉が多いことで有名で、泉城とも呼ばれているとのことです。
そうなると当然のことながら行き先は、その泉になることは自然な流れです。

まず向かったのは大明湖で、済南三大名勝の一つです。
広大な敷地に巨大な湖が横たわっており、46ヘクタールの大きさがあります。
東京ドームが4.6ヘクタールですので、その約10倍ですから規模がだいたい分かるかと思います。
場所によってはかなり水が汚かったりするのですが、済南ではデートスポットの第一だそうで、何が楽しくて寒い中を歩いているんだろうというカップルが目白押しでした。
湖と名が付いていますが実際は泉だそうで、複数の泉から流れ込んできた正真正銘の天然泉とのことです。

大明湖がある公園にはいくつかの建築物がありますが、こちらは超然楼です。
コンバトラーVには負けますが50メートルちょっとの高さで、登れば大明湖を一望できて大きさを実感できるだろうとは思ったのですが、有料なのでやめておきました。
この超然楼には夕方にショックを与えられるのですが、それは後の話です。

公園はさらに広く86ヘクタールもあり、その中で昔の民家が施設として展示をされていました。
こちらの秋柳人家はかなり裕福な家庭の住居のようで、複数の独立した房(部屋)が立ち並んでいます。
台所、仕事部屋、勉強部屋、父母の部屋、息子の部屋、娘の部屋といった感じで、それぞれが20畳ぐらいのスペースです。
実際はこれらの1つの房に1家族が住むなんてこともあったようで、そうなると江戸時代の長屋みたいなイメージと言ってよいかもしれません。

この大明湖の公園の3倍ぐらいの敷地をぐるっと水路が囲んでおり、そこを10の駅に分けて遊覧船が走っています。
屋形船みたいな感じで、かなりの混雑ぶりでした。
一昨年ぐらいから始まったとのことですが、ぐるっと一周をするのに100元、1駅で10元ですから中国の物価を考えればかなり高価です。
そんなこともあってか市民からはかなりの不満が集まっている、とのことでした。

こんな感じの水路をゆったりと進んでいきます。
目的地までは6駅だったのですが、1時間弱ほどはかかったと思います。
途中の駅で「船が疲れた」という理由で5分ほどの休憩もあり、そののんびり感が何とも言えないところがありました。

びっくりしたのは、途中に運河があったことです。
かなりの敷地面積を巡りますので高低差があるからなのかもしれませんが、ちょっと驚きです。
前後の門が閉まって閉じ込められた感じとなり、みるみるうちに水位が上がって遊覧船は浮上をしていきました。
こんなところにもコストがかかっているのでしょう。

泉の水は飲めるところもあるそうで、所々で水くみをしている人を見かけました。
そもそも中国では水道水をそのまま飲むことができませんので、そういったことも影響をしているのだと思います。
バケツに紐をつけてぶら下げて水をくんでいるところなどは日本では考えられないのですが、中国では生活の一部になっているようです。

遊覧船での目的地は、やはり済南三大名勝の一つである趵突泉がある趵突泉公园です。
天下第一の泉と呼ばれているそうで、七十二名泉の第一泉の位置づけとされています。
3箇所から水がわき出ており、大明湖とは違って水が澄み渡っていました。
ちなみにトップの写真は杜康泉で、耳元の金色のボタンを押すと飲める水が出てきます。

公園内では将棋をする人がいましたし、大明湖の公園でも草卓球があったり、市街でも裏通りに入ればテーブルを引っ張り出して麻雀をやっていたりするなど、以前は日本でもそういったことがあったのだとは思いますが、なかなか今では見られない光景です。
こちらは円形の駒で日本の将棋とはかなり違ったものですが、もしかしたら将棋ではないのかもしれません。
駒を差す度に周りから声がかかり、「そうじゃないだろ」みたいなやり取りがされているのだと思います。

そして最後は電飾に飾られた、大明湖の超然楼です。
日本でも城などをライトアップすることはありますが、建築物自体に電飾をつけてしまうセンスが全く理解ができません。
このあたりは感覚の違いなのでしょうが、ちょっとガッカリとさせられた夕映えの一コマでした。

正直なところ「水たまりを見て何が楽しいんだ」と思っていたのですが、行ってみれば意外に楽しめました。
中国の歴史にはさほど興味が無いので個々の建築物などに目を奪われることはありませんでしたし、どんよりとした曇り空だったのが残念でもあったのですが、ホテルと職場の往復のタクシーから眺めるのとはまた違った中国を体験した気分です。
ただやはり寒さには閉口をしましたし、朝方が氷点下8度でしたので日中も氷点下だったと思われ、写真を撮るためにカメラを構えるだけで指がもげるかと思ったぐらいでした。
食事をしてホテルに戻ってすぐに風呂に入ったことは言うまでもなく、この寒さだけは慣れることは無理みたいです。
慣れるのではなく耐えるのが正しい生き方のようにも思えますし、次のターゲットである万里の長城を考えるとちょっぴり憂鬱な今日この頃です。

 

コメント (4)

2010年通信簿 50 翔太

2011-01-02 12:46:48 | 千葉ロッテ

50 翔太 内野手 19歳 年俸550万円

【2010年成績】 E 64試合 208打数 31得点 54安打 打率.260 7二塁打 2三塁打 3本塁打 17打点 3盗塁 15四死球 38三振

入団前から一騒動を起こしてしまった翔太でしたが、久しぶりの高校卒野手のドラフト指名の期待に違わぬ頑張りを見せてくれました。
やや先物買い的な起用ではありましたが中盤戦以降はしっかりとレギュラーの座を掴み、来季に期待が持てる成績です。
ポスト西岡で根元や細谷らがもたつけば翔太の抜擢もありではないかとファンに夢を抱かせる翔太の、2011年が楽しみでなりません。

イースタンでは細谷がショートを守っていたために翔太はサードでの守備機会が大半でしたが、やはり育成枠ながらも同じく高校卒野手である角との二遊間が見てみたいです。
角は支配下選手登録をされることが第一ですし、その先には井口が控えていますから平坦な道のりではありませんが、翔太は予想外に早く西岡がメジャーに移籍をしたために不意に目の前が切り開かれたような感じになっていると思います。
越えなければならない壁が西岡なのか、あるいは根元らなのかでは大違いで、身近にいた選手がライバルですから力の程も知れていて多少はやりやすいでしょう。

一定の脚力に安定した打率、そして三振も少ないので打撃については順調と言えます。
そうなるとやはり課題は守備力で、拙守との話は聞きませんがショートとしてはまだまだ未知数です。
三塁手としての40試合で9失策と遊撃手としての25試合で4失策を単純に比較をすればショート向きだとも思えますが、守備範囲を考えれば単に打球に追いつけていなかっただけかもしれず、こればっかりは数字だけでは何とも言えません。
肩は強いようですしスローイングも安定をしているとのことですから個人的にはショートとして期待をしていますが、高校時代もいろいろなポジションをたらい回し的に守ってきただけにベンチがしっかりと適性とチーム事情、そして長期的な視野に立ってポジションを決めてあげて欲しいです。
一足飛びに1軍とはいかない来季でしょうが、余程のことがない限りは翔太が三遊間でレギュラーになることを妨げるものがあるとは思えませんので、浦和でしっかりと足場を固めた上で最低でも20打席ぐらいは1軍を経験できるよう期待をしていますし、やってくれると信じています。


【オリオン村査定】 550万円 → 600万円 (△9%)

 

コメント (11)

2010年通信簿 49 藪田安彦

2011-01-02 01:04:14 | 千葉ロッテ

49 藪田安彦 投手 37歳 年俸5000万円

【2010年成績】 63試合 2勝5敗1S 防御率3.15 65回2/3 59被安打 9被本塁打 22与四球 3与死球 57奪三振 被打率.238

メジャーに挑戦をしたものの思うような結果を残せずに3年ぶりにチームに復帰をした藪田でしたが、衰えが心配をされる中でベテランらしい活躍を見せてくれました。
数字としては3年前と遜色のないものですし、伊藤に次いでチームで2番目の登板数には頭が下がります。
来季も内や伊藤らのお手本として、そして越えなければならない壁として頑張ってもらいたいです。

ストレートで押しまくる、そのスタイルに大きな変わりは無かった藪田です。
これでもかと強気で攻める姿勢は他の投手に好影響を与えると思いますし、それだけの力は充分に持っているところを証明してくれました。
その最大の武器であるストレートに陰りを感じた2007年でしたが、どうしても衰えは隠せないものの下降線の角度がやや小さくなっているようで何よりです。
YFKとして一世を風靡した仲間である小林雅と藤田が醜態を見せる中で、藪田をチョイスした球団には賞賛の言葉を贈りたいと思います。

それでも課題が無いわけではありません。
どうにも抜けたようなボールが目立ちましたし、全体的にコントロールが悪くなっているように思います。
交流戦の中日戦で和田に浴びた一発など、打たれてはいけない場面での被弾が多かったことは藪田にとってもショックだったでしょう。
打たれたら仕方がないボールを打たれてのショックと、投げてはいけないところに投げて打たれたショックのどちらに藪田が重きを置いているかは分かりませんが、どちらかと言えば後者が中継ぎ投手としては多すぎる5敗に繋がったと見ています。
これでもかとストレートを投げているうちに高めに浮いたところをスタンドまで運ばれる、そんなシーンはもう見たくはありません。
老いとどう向き合っていくのか、誰もが避けられないこの命題に答えを見つける来季としてくれることを願っています。

2007年通信簿


【オリオン村査定】 5000万円 → 6000万円 (△20%) 

 

コメント (11)

驕れる者久しからず

2011-01-01 18:02:57 | 千葉ロッテ

西村監督の契約延長が決まったようです。
そもそもチームを根本的に作り直してくれることを期待していただけに当初の2年契約が短すぎで、これで都合3年ですから妥当な期間に落ち着いたのだと思います。
ただ前監督のように日本一になったことで王様化の懸念が少しずつ感じられてきていますので、その轍を踏まないよう願いたいものです。

西村監督再契約12年まで指揮を執る (1/1 日刊スポーツ)

ロッテ西村徳文監督(50)が12年シーズンまで指揮を執ることが12月31日、分かった。
今年は2年契約の2年目だが、新たに2年契約を結び直し、12年まで延長した。
球団幹部は「2年連続Bクラスだったチームを立て直した手腕を評価した。長期で頑張ってもらいたい」と話した。
昨年はルーキー荻野貴を開幕スタメンで起用し、機動力を生かした野球で開幕ダッシュに成功。
中盤は投打にケガ人も出たが、リーグ3位でクライマックスシリーズに出場すると、清田、内ら若手をうまく使い西武、ソフトバンクを撃破。
中日との日本シリーズでは、シリーズ最長の5時間43分を要して引き分けになった第6戦をはじめ、球史に残る延長戦を3度も行い、「下克上」で日本一へと導いた。
長期政権も見えてきた西村監督が、どっしり腰を据えて2年連続日本一を目指す。
今季開幕カードは3月25日楽天戦(Kスタ)。
星野監督の就任に加え、松井、岩村ら大型補強で戦力アップした楽天布陣に不足はない。
「まずはパ・リーグ優勝、そして2年連続の日本一を目指します」と、堂々目標を掲げた。
「和」の力で熱パをけん引するつもりだ。
日本一の立役者である西岡(ツインズ)と小林宏(FA宣言)が抜けたが、オフは日本ハムからトレードで山本、高口、テストでボブ・マクローリー投手を獲得しただけ。
他球団のような大型補強はしていない。
「今いるメンバーでやりくりするのが監督の仕事」と覚悟を決めている。

補強は編成部の仕事であり、現場は与えられた戦力をやりくりして戦うのが仕事だとの西村監督の言葉には好感が持てます。
他球団のように見境もなく補強をする環境にロッテはありませんから、球団としては扱いやすい人材だと見ているものと思われます。
その中で現場としての言うべき意見は言って、それが受け入れられる素地ができていることは日本一の効果の一つでしょう。
一方で限られた戦力を上手く使い切れていない「小さな和」をいかに大きく広げていくかが求められますし、ベンチ枠の有効な活用をしてもらわなければなりません。

道は険しいロッテ どうする2つの大きな穴 (1/1 スポーツニッポン)

日本一どころか、一歩間違えばBクラスに終わったロッテ。
神がかり的な1カ月の戦いで5年ぶりのチャンピオンフラッグを手にしたが、2年連続日本一への道は険しいといわざるを得ない。
リードオフマンと守護神が抜け、そのメドが立たず、キャンプ、オープン戦を通して何とかしなければならないのが現状だ。
大リーグへ行く西岡の後釜候補は、大学時代に遊撃手で5度ベストナインを受賞した荻野貴を筆頭に日本ハムから移籍の高口、細谷、根元ら。
西村監督は俊足巧打の荻野貴をそのまま1番として当てはめたい構想だが、大学とプロではレベルが違う。
試行錯誤の日々が続きそうだ。
小林宏が抜けたストッパーには新外国人のマクローリーの名前が挙がっている。
マイナーリーグでは抑えをやっていたという最速161キロ右腕だが、外国人は実戦で投げてみないと分からない。
CS、日本シリーズと厳しい場面を経験したことで大きく成長した内も候補だが、開幕直前まで悩みの種になりそうだ。
先発も信頼できるのは成瀬、渡辺俊あたり。
唐川や大嶺はまだ登板してみないと分からないという不安定要素があり、層の厚い中継ぎ陣と比べると安定感がほしいところだ。
ベテランが多い打線はある程度計算はできるが、やはり西岡の抜けた穴は大きい。
ベテランは裏を返せば高齢化でもある。
日本シリーズはけがで活躍できなかった大松が4番にきっちり座るようになれば、サブロー、井口らの負担も軽くなるはず。
終盤、球界を席巻した“マリンガン打線”が切り込み隊長が抜けても機能するかどうか。
優勝戦線で戦える力は十分あるが、Bクラスに沈むことも考えられる。
現場にはそういった要求を突きつけつつ、返す刀で球団には効果的な資金の使い方を考えてもらいたいです。
資金力が無いのですから無駄なところに使うわけにはいかず、費用対効果に徹底をしている球団にもその理解はあるはずです。
しかし無駄とは言いませんがFA権を持っているベテランに対する複数年契約には首を傾げたくなりますし、記事にもあるように補強ポイントを埋めきれているとも思えません。
まだ小林宏に国内移籍の可能性がありますので人的保障による補強の道は残されていますが、基本的には現状の68人でシーズンに臨むのでしょう。
西岡の言葉を盾にポスティングで得た資金を球団運営に回しているのも気に入らず、ファンが喜ぶのはチームが勝ち進むことだということを忘れないでもらいたいです。
赤字削減は必要なことですが、そこだけに着目をし過ぎると大怪我をするであろうことはこれまでの歴史が物語っています。
満面の笑みが気がつけば引き攣っているなんてことにはならないよう、瀬戸山球団社長には全体を俯瞰したバランスのいい経営をしてくれることを求めます。

 

コメント (4)

謹賀新年

2011-01-01 17:14:45 | 独り言

 

明けましておめでとうございます。
ここ中国済南も、日本に遅れること1時間で2011年を迎えました。
12時現在で気温は氷点下2度と予報よりは上がったものの風がやや強いために体感温度が低く、部屋からは出るまいと心に誓える寒さです。
中国での正月は2月の旧正月がメインなためか街中は静かなもので、爆竹の音がたまに聞こえるぐらいです。

おかげさまでオリオン村も足かけ5年目に入り、4月で満4歳となります。
アクセス数もあと数日で1000万に達しそうで、カウンターの桁を増やしてみました。
月別のアクセス数をグラフにしてみましたが、ここ1年で500万アクセスですから驚くばかりです。
1アクセス1円でも生活ができそうだな、との感慨はさておき、訪問をいただいている皆様には御礼を申し上げます。
小さなグラフですがクリックをしていただければ別ウィンドウに飛び、さらにクリックで拡大をしますので、皆様と作り上げてきたオリオン村の歩みをご確認いただければ幸いです。
今後も夢の1億アクセスを目指して頑張っていきますので、ご贔屓のほどよろしくお願いします。

 

コメント (17)

2010年通信簿 48 秋親

2011-01-01 01:06:19 | 千葉ロッテ

48 秋親 投手 32歳 年俸750万円

【2010年成績】 28試合 1勝0敗0S 防御率4.88 31回1/3 31被安打 3被本塁打 20与四球 6与死球 29奪三振 被打率.267

昨年は地方リーグでプレーをして今季に1年ぶりのNPB復帰となった秋親でしたが、かつて逆指名で入団をしただけのことはある存在感を見せてくれました。
シーズンを通しての成績は平凡なものでしたが、故障者が相次いで中継ぎ陣が苦しかった時期に1軍に昇格をして好投をしてくれたことが印象深いです。
苦労人、と呼ぶには入団に際しての経緯が邪魔をしますが、それでも頑張って這い上がってきたことに変わりはありません。
まだまだ本領を発揮したとは言えない秋親が、来季にどんなピッチングを見せてくれるのかが楽しみです。

イースタンでは抜群の成績を残している秋親ですから、やはりそれ相応の力は持っているのでしょう。
決まったときのストレートにはキレがありますし、スライダーやフォークなどの変化球も当然のことながら1軍レベルです。
ストレートで勝負をするのか変化球を武器にするのかがどっちつかずだったところはありましたが、そう迷えるほどに両者ともボールに力がありました。
ただ長続きをしなかったと言いますか、失速までが早かったのも確かで、これは例によっての無理使いとは無縁でないでしょう。

ただそれ以上にコントロールが緩かったこと、これが秋親にとっての痛すぎるウィークポイントとなりました。
決して逃げている感じはなかったのですが、逆に言えばそれはそれで根が深いとも言えます。
三振も多いが四球も多いというどこか外国人投手チックな秋親の成績が、結局は落ち着くところに落ち着いてしまったは当然の流れだったのでしょう。
このあたりは今日に始まった話ではありませんので、こういう投手だと見て付き合っていくのが正しいスタンスなのだと思います。
来季は僅差でのビハインドの試合で試合を壊さないよう持ちこたえるポジション、これをしっかりと自分のものにすることを目標に頑張ってもらいたいです。


【オリオン村査定】 750万円 → 1200万円(△60%)

 

コメント (9)