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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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2017年通信簿 35 寺嶋寛大

2017-12-13 00:10:42 | 千葉ロッテ

 

35 寺嶋寛大 捕手 25歳 年俸675万円

【2017年成績】 E 66試合 76打数 6得点 14安打 打率.184 4二塁打 0三塁打 1本塁打 15打点 0盗塁 10四死球 24三振

二年目にして限度額いっぱいの25%ダウンを食らった昨オフでしたので厳しいとは思っていましたが、そのまんまに三年でユニフォームを脱ぐことになった寺嶋です。
同じ大卒ドラフト4巡目だった小池よりも早い戦力外通告、小池はチームスタッフとして球団に残りましたが、トライアウトに参加も寺嶋の進路は今のところはまだ聞こえてきません。
イケメンとしてルーキーイヤーの年明け早々にグッズが販売された、のがプロ野球選手としてのピークだったのが寂しすぎで、そもそも田村、吉田といるところで年齢の近い寺嶋の指名がクエスチョンマークでしたから、同じく三年でチームを去る「英祐」「寛大」と呼び合う仲だった田中英とともに入った球団が悪かった、といったところでもあります。

ほぼ昨年と同じぐらいの数字ではありましたが、捕手としての出場はやはり昨年と同じく半分程度でしたので、野手不足のチーム事情から便利使いをされた感は否めません。
昨年の外野守備の下手さっぷりで諦められたのか教育リーグ、二軍ともにファーストを守ることが多く、そのファースト事情を考えれば戦力としては見られていなかったのでしょう。
福澤コーチ、そして二軍監督には目をかけられていたようで、練習のときには他の捕手よりも多く指導を受けているシーンを見かけはしたものの、昨年は柿沼、今年は宗接とルーキーにあっさりと抜かれてしまったのが現実、同年代の捕手がひしめく中ではじき出されてしまえば以上終了、です。
打撃をアピールできればまた違ったのでしょうが2割にも届かない打率ではどうにもならず、強肩との前評判も日の目を見ないままに「欠点の無い」イコール「特徴の無い」ままに終わってしまったのは編成部の失態と言えなくもなく、こういった無難なチョイスはこれを最後にしてもらいたいです。

2015年通信簿
2016年通信簿


【オリオン村査定】 675万円 → 戦力外通告 ※10/3に戦力外通告



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実力の世界 (うみうみ)
2017-12-13 01:01:01
結果が出なければ当然の世界、本人にとっても早く決めてあげた方が第二の人生ありますから、横須賀のイースタン最終戦見ましたが、寺嶋は厳しいですね、1イニング2つの後逸して1つはセンカンドから本塁に生還させた、キャッチングにセンスがない、動きも若いのに緩慢です、鍛えても私の眼ですが1軍レベルには到底無理なレベルです、キッチャーとしてはですね。高校生以外は早く見切る事です、なかなか大成しないのが現状ですから。
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結局・・ (ごっつ)
2017-12-13 01:30:49
プレーを見ないうちに終わりました。
グッズは見ましたけど。

2014年ドラフトは大不作だったので、
一概に編成を責められないですが。
創価大での実績は悪くなさそうでしたが、
東京新大学連盟のレベルはよくわかりません。

将来はロッテ製品のCMに、なんて言われていたものですね。
あの容姿の売り出し方が重圧になったり、
逆に勘違いして舞い上がったり、
妙な方向に影響したなら残念です。
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小池タイプ (パンテーラ)
2017-12-13 10:24:36
「特に欠点のない」という評価の小池を戦力外にしたその直後に同じ小池タイプで「特に欠点のない」と言われた寺嶋を獲得したドラフトを見て、ロッテは何をしたいんだ?と思ったものです。
それでももしかしたら化けるのか、と思ったのですが、小池を戦力外にするぐらいですから同じタイプは不要だっったのでしょう。2014年ドラフトは球界全体が不作でしたが、小池で失敗したと考えたのなら、違うタイプを獲るのがスカウト方針なのに、と呆れたところも正直あります。
こういうことはロッテ編成部には二度としてほしくないです。
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打撃型と聞いていたのだが... (デリック•メイ)
2017-12-13 21:22:30
高校時代から打撃に定評があり、雑誌でも何度か名前をみるほどだった気がしたんですがね...
大学時代も名前は結構見かけてたので、期待はしてたんですけどね。
チーム編成的に同年代ばかりとかわいそうな面もありましたが、自慢の打撃があの成績では仕方ありませんね。
打撃でアピール出来ていたらファーストでチャンスを与えられていたのでは?
それを見越しての指名だった気もしてたんですがね。
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お返事 (オリオン)
2017-12-14 00:05:14
>うみうみさん
古谷らと同じく、惜別出場だったのでしょうね。
そういう意味では毎年の最終戦は、戦力外通告を占う上での材料になりそうな、寂しい話ではありますが。
捕手は育つのに時間がかかるポジションですから、大卒ですと我慢をするにはそれなりの光るものがないと厳しいのでしょう。
柿沼、宗接も他人事ではなく。

>ごっつさん
振り返ってみると、仰せのようにこの年は大不作でしたね。
下位で戦力になっているのは西野ぐらい?
まあそれ以前に補強ポイントとしてどうよ、同じ外れるにしても外しようがあるだろうに、と思わないでもなく。

>パンテーラさん
小池もそんな感じでしたね。
まあそれでもキャプテンシーや打撃が特徴、とも言われた両捕手、プロではその特徴を出せないままに終わりました。
編成部と現場のコミュニケーションがとれているのか、が心配になる指名でもあり、獲っても使わない、ではねぇ・・・

>デリック・メイさん
逆指名制度でもないのに「田中を獲るため」なんて言われてしまう時点で、推して知るべし、と言ったところだったのかしら。
ファーストはさすがに混雑過ぎてあれですが、足があれば外野手という選択肢も・・・でも昨年のあの動きでは無理と言いますか、センスを疑われても仕方がないようなレベルでしたし。
てか、そもそも打てなさすぎました。
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