64 二木康太 投手 23歳 年俸4000万円
【2018年成績】 16試合 4勝7敗0S 防御率3.93 100回2/3 90安打 9被本塁打 35与四球 2与死球 90奪三振 被打率.242
二年続けての7勝で今季もそこで止まるようであれば藤岡貴の二の舞、と危惧していましたが、そこまでも至らずの4勝は本人も不本意だったでしょう、しかし夏場に6回1/3を2失点、7回2/3を1失点、8回を1失点、8回を2失点、7回2/3を3失点とQS、HQSでも打線の援護が無い、後続がひっくり返されるなどしましたので実質的には二桁には届かずとも自己最多の白星を手にしていてもおかしくはないピッチングでしたので、数字としては一つ目の山を越えたと言ってよいのではないかと思います。
そんな不憫な状況でもそれならばとプロ初完封勝利もありましたし、内の痛恨の被弾をベンチで呆然と見つめるなんて姿を見せたりもしましたが腐らず、愚痴らず、黙々と、ロッテで投げる宿命、貧打線に負けない心を養うための一年だったと前向きに考えられなくもありません。
この二木の躍進があってこそこれまでの社会人中心の指名から高校生へ、成田、原、島、種市、森、古谷、土居と続いてきたわけで、その兄貴分として次に狙うはエースの座です。
もっとも気になることがないわけではありません。
昨秋の台湾遠征で初戦の先発を任されるなど井口監督からは当然にローテーションの軸として期待をされていましたし、二木も開幕投手宣言をするなど鼻息も荒かったのですが、しかし春季キャンプでの練習試合で初回5失点をするなど出足に躓き、開幕後も二回も保たずにKOをされるなどして五月を待たずにして二軍落ちとなってしまいました。
その原因はストレートが走らなかったこと、一昨年の終盤戦と同じように140キロが出るか出ないかではフォーク、スライダーを見極められてしまい、苦し紛れの置きにいったボールを痛打されるという悪循環、ただこれは一昨年のそれとは違って肩肘などの不調が理由ではないかと想像をしたのは抹消前の登板がQSで白星を手にしていたからです。
それでもそれも含めて課題を課題として把握して対処できるのが二木の秀でたところで、二ヶ月強もかかってしまいましたが有吉の捻挫離脱で巡ってきた一軍復帰では140キロ台半ばのストレートを取り戻していましたから、それさえしっかりと投げられればらしいピッチングは普通にできるはずです。
高めに抜けたボールでの被弾が多いためホームランラグーンの影響は心配ですし、やや粘りに欠いてあっさりと歩かせる傾向が出てきて球数が増えたことでの疲労により五回前後から球威が落ちるといった次に克服をしなければならない課題もありますが、しかし離脱期間が長かったことで規定投球回に足りなかった反省、から来季はしっかりと肩肘を含めて体を作ってくるでしょうから今度こそ正真正銘の7勝超えを目指して、ヤングマリーンズの象徴となれるよう頑張ってください。
2014年通信簿
2015年通信簿
2016年通信簿
2017年通信簿
【オリオン村査定】 4000万円 → 5000万円 (△25%)
まだ若いので、鍛えればきたえる程結果が出てくるものです、体質もあるのかも知れませんが、線が細い感じがするんで、筋力アップして良い太り方をすれば、球速と球質が変わって来ると思いますよ。
パーソナルトレーナーを付けて肉体改造するのも良いかも、それか一心不乱に走り込んで、下半身デブの驚異のスタミナと粘りを身につけるのも良いですね。
今期に期待するのは、二桁勝利です。 頑張れ次期エース!
これは、自分の希望ですけど、背番号は今のにこだわって欲しいです。
そして球威が無く結果も出ずに浦和に落ちて再調整して上がってきてからは身体も多少大きくなっていましたし球速も上がって、勝ち星には恵まれませんでしたが期待通りのピッチングはしてくれました。
今年こそは、オフの身体作りをしっかりやって開幕からエースのピッチングを見せてくれる二木であることを期待してます。
以前記事で食が細く太り難い体質と書かれていましたが、そろそろ食事も任せられるしっかりしたお嫁さんでもいないのでしょうか。
打線がたまには勝ち星をつけなですね。
自分が行った試合は初回辺りでいきなり炎上ばかりで相性悪かったですが…
二木はイメージ的に100球前後くらいから崩れるイメージが強くスタミナ不足を感じてます
今年は補強で得点力もアップ!のはずなので勝ち星を期待してます
確かに細いままですね、見た目は。
ただしなやかさが身上ですので下手に肉を付けたら、といった考えがあるのかも。
背番号は同意です、下位から這い上がった証でもあるので大事にしてもらいたい。
>西のカモメ親父さん
あ~、そういった体質的なものもあるのか。
一年を戦い抜くためのスタミナ、に問題意識があれば、藤原じゃないですけど食べて、食べて、って方向にいくのか、あるいは走り込むことで下をしっかり作って対応するのか、それとも・・・とその対応が楽しみな投手です。
>オブさん
カメラがしっかりと抜いてるな、なんて思ったシーンでした。
まるでその展開を予想してスタンバっていたかのような・・・
ただその辛抱にも限界があるでしょうから、数年後に「もっと勝てるチームでやりたいので」とFA移籍をされないようにしないと。
>海猫さん
ちょっと昨年までに比べると球数が増えたような、そのあたりでのスタミナ切れがあったのではないかと思います。
その理由が二木自身の制球力の問題なのか、貧打線に1点を失うことを恐れて慎重になりすぎたのか。
何にしても若手投手が伸び始めてきたこのタイミングの、ホームランラグーンの導入は凶と出るような気がします。