この手のイベントには滅法弱いロッテはジンクスどおりに有吉が序盤から先制、中押しを許し、打線も多和田にやたらと早打ちで完璧な負けモードを救ったのは岡の粘りでした。
多和田のワイルドピッチでホームに突入をした角中が間一髪でアウトとなりチャンスが潰えたかと思ったところでもらった3四死球での満塁のチャンスに岡は15球目を叩いての同点タイムリー、やや詰まり気味で飛んだコースがよかっただけではありましたが岡の執念がセンター前まで押し出したような打球だったと思います。
ストレートにも変化球にもついていけているのは金森打法で手元に引き付けるようになったからなのか、あのフォームですと長打は期待できそうにもありませんが今季の荻野も似たようなものですのでその穴埋めと考えればまずはよし、藤岡との直接対決に勝利したのをきっかけに上昇曲線を描きつつありますのでこのまま頑張ってもらいたいです。
逆転劇は前の試合での爆発力が続いたようなビッグイニングでしたが、流れとしては要所での締めが効きました。
初回の山川、六回の中村のハーフスイングでの三振、三回の浅村の打球に中村のファインプレー、四回には田村が盗塁を刺して、どれが欠けても有吉は保たなかったでしょう。
今日はかなり上の方からの観戦でしたので高低やコースはほとんど分からずに米粒が動いているような感じですから正確なところは分かりませんが狙ったところには投げられていなかったような、それでもストレートで空振りが取れたこと、緩いカーブのような変化球でカウントを稼げたのが大きかったです。
外崎の一発は味方が逆転をしてくれた直後だっただけに痛恨ながらも箱庭ならでは、外野フライかと思った打球がフェンス直撃もあり、それにしては終わってみれば落ち着いた試合だったかなと、それでも中村の一発はZOZOマリンでも充分な飛距離でようやくの5本目ですから率重視の今季でも二桁には乗せておきたいです。
また珍しくも内が三人斬り、角中が4安打、福浦の死球交代などもありましたが、あまりに米粒で細かなところを突っ込めませんので割愛とさせてください。
老後に入ってからは節約と健康を兼ねて30キロ圏内は自転車での移動を心がけているので東京ドームは片道28キロ、2時間ちょっとですのでちょろいものです。
それでも怪しくない夜のバイト明けで帰ってからの仮眠からの目覚めが遅れたことで着いたのは試合開始1時間前、狙っていたピンズセットが売り切れていたのは誤算でした。
仕方がないので球場内外をうろついて展示物をチェック、当然にモデルになっていてもおかしくはない中村がいませんので見落としがあったかもしれません。
50年での全てではありませんが、歴代のユニフォームの展示もされていました。
レプリカユニとして発売がされていないものもあり、コレクターとしてはこれを機にラインアップに加えて欲しかったりもしますが、しかしスポンサーロゴが邪魔ではあります。
そして最大の目玉である村田と落合はユニフォームが上だけだったのが残念、それでも落合の神主打法を久しぶりに見ましたし、村田の112キロは年齢を考えれば凄すぎます。
歴史、という意味では藤岡のルーキー100安打は球団としては9人目、誰かと調べてみれば創設イヤーの河内、戸倉に榎本、石黒、ロッテになってからは有藤、横田、小坂、伊志嶺と意外な名前もあり、藤岡が榎本や有藤はともかくとして横田、小坂ぐらいにはなれるのか、一年限りの石黒、伊志嶺の後を追ってしまうのか、来季が勝負どころでしょう。
せっかくですのでユニフォームをざらっと並べておきます、バレンタイン監督のサインが入っていたり、なかなかのお宝によだれがダラダラです。

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◆8月21日(火) 千葉ロッテ−西武17回戦(西武10勝7敗、18時30分、東京ドーム、43,284人)
▽勝 有吉 24試合5勝2敗
▽S 内 48試合2勝3敗24S
▽敗 多和田 20試合12勝5敗
▽本塁打 中村5号(多和田)、外崎18号(有吉)
▽バッテリー
千葉ロッテ 有吉、岩下、松永、内—田村
西武 多和田、小川、齊藤大、増田—森
落合が来てくれたことは喜ばしい限り。球団も頑張りました。
5回の逆転劇は応援の力でしょうか。現地ではありませんでしたが福浦死球から騒然となり多和田を追い詰めました。音がこもるドーム効果も加わりました。
5割超えてのAクラス目指して残り38試合頑張って欲しいです。
盗塁METER 昨日の盗塁0、累計97で140まで残り43
早いカウントから凡打の山、走塁ミスと多和田を助けるかのような淡白なロッテ野球を満員のお客さんの前で晒した前半。村田、落合が花を添えたメモリアルゲームでやはりイベントには弱いのかと再認識しかけました・・・
が、5回裏に福浦への死球から流れが変わり元同僚の中島卓也が憑依したような岡の15球の粘りのタイムリーから相手(西武)のお株を奪う怒涛の6得点は痛快そのものでした!
要所のピンチを好捕で補い、内も珍しく3者凡退で片付けて記念試合を白星で飾り、村田、落合、お客さんも満足したことでしょう。
在籍した選手、コーチ陣が列挙したエンドロールも過去の長い歴史を振り返るには素晴らしいもので、小川博、マクローリー、メルホールも掲載されていたのは驚きでした。
対西武と言うことで、ノムさん、山崎裕之、八木沢のロッテ/西武OBにも来てほしかった!!
50年と言えば人生で言えば「金婚式」に相当する節目ですし、ここまでの球団に尽力したオーナーへの配慮も忘れてはなりませんから、これからも「末永く・・」という言葉で締めくくるのがふさわしいでしょう。。
そして村長様、、
>怪しくない夜のバイト明けで帰ってからの仮眠からの目覚めが遅れたことで
昨日も観戦の後で「夜勤のお仕事」だったのでしょうか? 若い頃ならまだしも、お体には気を付けてくださいね。
落合の全盛時代はやはりロッテ時代だと思いますし、落合の「ライトフライがホームラン」を何本も後楽園球場で見た者としては感無量です。
「棒振りに1億円も払う価値があるのか」と漏らした球団幹部もすでにいませんし、年月が解決してくれたのかもしれません。
ロッテの最後のレジェンドであり、野武士集団と呼ばれた最期の世代かもしれません。
このあとロッテには大投手、大打者タイプが現れません。
育成されたタイプには見えませんので元々の素材が良かったのだと思います。
ロッテのままなら育成には期待が持てませんので、結局は発掘がほぼすべてなのでしょう。
スカウト陣はスカウト基準の見直しが必要と思われます。
セカンドが3ランを打って勝つのは、山崎裕之がいた頃のオリオンズを彷彿させます。
またミサイル打線の復活を期待しています。
中村のホームランの直前には解説小宮山氏は勢いでなんか行けそうな雰囲気が出てきていると予言をしていました。打った後、「こうなんですよね。流れってこわいなって」とも。岡の粘り、角中4安打なども含めて、先日の終盤の大逆転から、シーズンの流れが少し変わり始めたのかもしれないとも思います。
その流れを本物にするにはまずはきょうの試合。西武打線を抑え込むことは無理なので、今井を打ち崩すこと。井上満塁ホームランが最高のシナリオですかね。
落合GMなんて妄想しちゃいますよ。
予算は中日に比べ○が2つ足りなかったなんて、愚痴りながらいい仕事しそうですが。
ドラフトのセンスには閉口しますが。
岡はヒロインで「夢中だったので覚えてない」みたいなことを言ってましたが、自分の間合いで立つために打席を外したりして、落ち着いているようにも見えました。岡の加入が決まった時、「ドラフトで取りたかった選手」とコメントさせて頂きましたが、目の前で大活躍を見ることができ、嬉しさ百倍でした。なんか、ヤクルトから日ハムに移籍した当時の稲葉を彷彿させるんですよね。稲葉級に飛躍してほしいと願っています。
一緒に連れて行った息子は中村ファンなので、生ホームランに痺れてました! 中村君、ありがとう。
次代のマリーンズを背負う藤岡、中村と新加入ホヤホヤの岡の3人がお立ち台に並んだのは、50年を記念する節目の試合にふさわしかったと思います。2試合連続で逆転勝ちと、上昇曲線にありますから、今日も勝利を期待してます。
ただ、実際にガチンコだったんでしょうか。
ブラックブラックとか、普通のイベント試合じゃないです。
東京ドームを借りての大々的なアニバーサリー。
数年に一度の規模の試合でした。
ここでホームランをバンバン打たれて大敗でもしたら、お客さんはガッカリですよ。
西武さんが花を持たせてくれたようなところもあるんじゃないですか。
芯をズラして打つとかね。
その代わりメットライフで1勝献上するんでしょう。
今日から大型連勝でもすれば、そういう疑いは撤回しますけど。
今年最後のドームを存分に楽しみました。