69 ビル・マーフィー 投手 29歳 年俸4050万円
【2010年成績】 38試合 12勝6敗0S 防御率3.75 144回 127被安打 9被本塁打 84与四球 3与死球 125奪三振 被打率.244
誰それがいなかったら日本一はありえなかった、とは全員で勝ち取った栄冠だからこその言葉だと思いますが、マーフィーがその一人に含まれることは言うまでもありません。
川崎を生き返らせるための左の中継ぎとして期待をしていたところが早々に川崎はチームを去り、そして先発陣の不調や故障で巡ってきた先発のチャンスを見事にものにしての12勝ですから、まさに瓢箪から駒とはこういうことを言うのでしょう。
いろいろと課題があるマーフィーではありますが来季も貴重な先発左腕として頑張ってもらわなければなりませんので、その若さと伸びしろに期待をして応援をしたいと思います。
140キロ台の荒れ気味なストレートに緩いカーブ、このコンビネーションがマーフィーの生命線です。
これまでの実績や入団テストでのピッチングでコントロールの悪さが心配をされていましたが、数字的にはリーグ最多の84与四球ですから額面どおりではあったものの、打者の目を惑わす緩急の差がピッチングを際立たせました。
特にタイミングを外すカーブの制球が意外にもまとまっていたことが大きく、困ったときにはカーブでカウントを稼げたことがマーフィーを支えたと言ってもよいでしょう。
臆することなくストレートを胸元に投げ込んだことも打者にとっては恐怖感があったと思われ、やや腰が引けたところでの目線が動くカーブは効果的でした。
今季のカーブブームがマーフィーを引っ張り上げたのか、あるいはマーフィーがブームの先駆けとなったのかは鶏が先か卵が先かでハッキリとはしませんが、いずれにせよカーブが無ければこれほどの活躍ができたとは思えません。
だからこそ終盤戦での失速とあまり投げなくなったカーブとの因果関係が気になっていますし、来季のマーフィーが活躍できるかどうかのポイントだと見ています。
どうにもロッテの投手陣は伝家の宝刀を突然に使わなくなる傾向があり、荻野忠のカーブや小林宏のフォークが代表的です。
これは里崎の嗜好によるものかとも思っていたのですが、ことマーフィーについて言えば終盤戦の里崎は故障でリタイアをしていましたから理由にはならず、そうなるとベンチの方針かあるいは投げられなくなった原因が他にあると考えるのが妥当でしょう。
ストレートも130キロ台と威力が半減をしましたし、それもあってかボールを見られての四球が目立ち始め、さらには悪癖である立ち上がりの悪さも解消をせずに勝てる雰囲気が無くなってしまったマーフィーはポストシーズンでも立ち直ることができませんでした。
研究をされたからなのか、あるいは太ったようにも見える体型が影響をしているのか、それとも疲れが蓄積をしたことが理由なのか、その答えをマーフィー自身が見つけ出さなければ来季の活躍は覚束ないでしょう。
活躍をしたらしたで年俸高騰でのリリースを心配しなければならないのがロッテなだけにほどほどにとの思いが無いわけでもありませんが、日本一の象徴とも言えるマーフィーの失速はチームにとってはあらざるべきことです。
こうなったら恐妻家のマーフィーが気を抜けないように奥さまがシーズン中にチームに帯同をすることを許すべきではないかと、球団に提言をしたい気持ちでいっぱいです。
胴上げに喜び爆発ではしゃぎまくっていたマーフィーを来季も見たい、その思いで見守っていきたいと思います。
【オリオン村査定】 4050万円 → 6500万円(△60%)
ストライクが入らない時のキレキレも印象的な奥様。
マーフィーがビビって⁈持ちなおした試合を思い出します。奥様帯同に賛成します。
カーブの威力もさることながら、相手がカーブを意識する余り真っ直ぐにことごとく振り遅れているのは見ていて爽快感もありました
本人もヒーローインタビューかなにかで「唐川が怪我して僕に出番が回ってきた」と言ってましたが、まさしくちょうど先発に怪我人が相次いで苦しい時期だっただけに救世主とも感じました
ポストシーズンの不調は心配ですが、結果的にはそのおかげで某球団が獲得を断念したとも考えられますし、来年以降はまた先発で粘って勝ちをもぎとる姿を見てみたいです
高い位置から落ちて来るような見慣れないブレーキの効いたカーブ。
そして140km/h台中盤の剛速球!
腕が遅れて出て来るような投げ方からスピードガンより速く感じました。
投手はやはりストレートの威力が基本です。
ところが終盤は何が起こったか、10km/h近くストレートが遅くなってしまいました。
これではカーブも、ましてやチェンジアップは活きません。
ストレートの復活に期待します。
そういえば晋吾のシュートに俊介のカーブなんかも一時封印されましたね。
西村監督の采配が光った要因でもあります。
ただ、その中でも厳しい一言を言うなら、四死球が目立ち、改善の目処が立たないままCSに突入した事ですね。
この対策を今季はしっかり改善しないと、痛い目を見るのは言うまでも無いので精進してほしいです。
さすがに多く投げた分、しっかり研究されているしね。
暴れ馬的なピッチングに是非戻してほしい。
清水と同期でライオンズに三井という投手がいましたが、同じような特徴の投手でした。
10勝したら10敗を覚悟して使えば裏の先発
ローテとして十分活躍してくれると信じています。相手に荒れだまの恐怖心をうえつけろ
終盤戦で、いつだったか忘れましたが、2回で6、7四球くらい
出して降板した時にはマーフィーもこれまでか…と思いました。
案の定、それからは振るいませんでしたが、それでも日本一の立役者
の一人であることは間違いないですね。
個人的には、終盤の失速はスタミナと相手側の研究によるものだと
思っています。シーズン序盤は本人も監督も中継ぎ起用で考えて
の調整をしていたはずで、それを急きょ先発で使われたことで、
最初は気持ちで投げていたのが、夏場以降の疲労の蓄積と
相手チームに見極められるようになったことが原因ではないかと。
そういう意味で言えば、来季以降もまだまだ先発としての伸びしろが
あると、ついつい期待をしたくなりますね。
今回は自己紹介だけで申し訳ありません、次からコメント参加させて下さい。
上のは書き込みミスです。申し訳ありません。
懸かっているというのが
すごいですよね。
わたしも、また胴上げに
喜ぶマーフィの姿を楽しみに
しています!
防御率を見る限り対戦相手で苦手なのは、日ハム、オリックスとなりますが、オリックスは中継ぎの時打たれているので日ハムのようによくボールを絞ってくるチームをどう攻めるかが鍵になると思います。
あと、鍵なのは皆さんがおっしゃってるナタリーさんだと思います。毎試合球場に来てにらみを利かして欲しいです。
あの尻に敷かれっぷりが本物でしたら、価値のある提案かと(笑)
それにしてもプロ野球選手の奥さまがきれいなのは、日米に違いはないようですね。
>ゆずきさん
そんなマーフィーが来日初先発で勝利をしたのに次の登板が中継ぎだったのには驚きましたし、激怒も落胆もしました。
このあたりが今季のベンチの投手起用に不安と不満があった理由の一つです。
見る目がなさ過ぎるのではないかと。
>パンテーラさん
タイトルを考えなければならないよう頑張って欲しいですね(笑)
マーフィーのカーブも荒れ気味なストレートがあってこそですし、あの球速ダウンはかなり気になっています。
もしオープン戦であんな感じですと、来季は期待できないかも。
>ちょろさん
最初のうちはボール球に手を出してくれていたので助かっていましたが、最後はかなり見られたマーフィーです。
研究、慣れ、そして緩急の差が小さくなったこと、こう考えると来季も厳しいでしょう。
そこを本人がどう考えているのか、新しい球種を覚えるのかカーブに磨きをかけるのか。
まずはストレートのスピードを取り戻すことが先決かなとは思います。
>埼玉のじじいさん
仰せのとおり、あのストレートのコントロールがまとまっていたら12勝もできなかったと思います。
その点ではペンも似たような感じですし、左右で最後は勝ちきれないところがありました。
このあたりは捕手のリードも大きいですから、里崎や的場らが生命線を握っているとも言えます。
>ロックさん
ちょっと短気のようにも見える性格も災いをしたのかもしれません。
四球を出したときのマウンド上でのいらつきぶりを、周りがなだめる必要があるタイプに見えます。
それこそマウンドに奥さまを行かせるのがよいかも(笑)
>博多マリンさん
いらっしゃいませ。
コメントを楽しみにしています。
>結婚相談所長さん
ベニーも家族が来日をしたときには打ちまくりましたので、そのときも「家を用意しろ」と書いた記憶があります。
まあアメリカ人らしいです。
>はれたろうさん
ちょっと太ったような気はしていました。
もともとがだぶついたユニフォームの着こなしなのですが、腹回りが張っていたような。
この投手も春季キャンプにどういった体つきで合流をするかで来季が占えるような気がします。