4 ホセ・オーティズ 内野手 30歳 年俸3000万円
【2007年成績】 67試合 250打数 33得点 71安打 打率.284 18二塁打 0三塁打 7本塁打 39打点 2盗塁 19四死球 51三振 得点圏打率.309
久しぶりの大ヒットの外国人選手獲得でした。
ズレータの骨折離脱もあり6月の下旬に獲得したわけですが、その時は期待よりも懸念の方が大きかったのが正直なところです。
オーティズ獲得 （6/25 オリオン村）
この時期は藤田が壊れたことが明らかになりつつあった時で、補強ポイントは中継ぎ左腕だと考えていました。
そんなところにオーティズ獲得のニュースですから、ちょっと違うんじゃないの？というのが感想でした。
もちろんズレータがいなくなり大砲が消え去ったこと、期待した根元がセカンドに定着しきれなかったことから、オーティズがオリックス時代と同じ様な活躍をしてくれれば助かるという思いはありました。
しかし2年間で57本塁打も放ちながら合併騒動の余波がありながらも放出された理由、その拙守を考えると戦力になるのかという不安のほうが大きいのではと考えていました。
ところがその守備が逆の意味で期待を裏切ってくれました。
拙守どころかむしろ巧い部類にはいる堅守を見せてくれたことには、驚き以外の何物でもありません。
特に強靱な手首を使ったスナップスローで、無理な姿勢で捕球しながらもファーストに矢のような送球で何度もピンチを救いました。
内野と外野の間に上がった飛球に対しても、サブローらを押しのけて捕球に行くなど積極的なプレーを見せてくれました。
同様に課題と言われた併殺も僅かに3個、平凡な内野ゴロでも必死に走る姿には感動すら覚えました。
来日時に「日本でやりたかった」と言っていた言葉通り、ハングリー精神を全面に出したプレーは他の外国人選手にはない美徳だと思います。
まだ若いこともあり、彼には来季以降もがっちりとセカンドのポジションをつかみ取って欲しいと思います。
あの貪欲さを忘れなければ、きっと貴重な戦力として来季も貢献してくれるはずです。
ややパンチ力が衰えた感がありますが、セカンドというポジションで今季ぐらいの成績を通年で残してくれれば大満足です。
【オリオン村査定】 3000万円 → 8000万円 （△167%） ※今季は半年契約
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来シーズンもマリーンズでやりたい、というようなコメントを残して帰国したようですから、戻ってきてくれることを願っています。
どこか他球団が狙っているということはないでしょうか？
少し心配です。
ただ本人が2度目の日本で妙な動きをして失敗することを恐れるような気がしますので、あまり心配する必要はないかもしれません。
代理人が余計な動きをしないことを願うばかりですね。
堀については・・・ああ先取りされてしまった（笑）
それが蓋を開けると、ホームランは減りましたが、粘り強く、勝負強い確実性の高い打撃力を見せ付けてくれました。なんといっても驚きは守備力でオリックス時代に年間24失策したオーティズとは別人のような高い守備力には驚きました。
オリックスに入団した時はメジャーリーガーでしたので年俸も高かったですし、日本の野球を舐めていたところもあったんではないでしょうか。
全力疾走に代表されるひた向きなプレーにはオリックス時代の経験が活きているのでしょう。活躍して年俸が上がっても今の気持ちを忘れることなくプレーしてほしいと思います。
来年は３割！といったら酷でしょうか。しかしオーティズにはがんばってもらいたいものです。
まさに嬉しい誤算でしたね。
獲得が決まった時のロッテファンの感想は、きっと私の思いと大差なかったと思います（笑）
しかし野球を始めてから20年ぐらいは経つでしょうに、突然守備が巧くなるなんてことはあるのでしょうか。
長嶋一茂も晩年は守備要員だったりもしましたので無い話ではないでしょうが、やはり仰るとおり日本野球を舐めたところがあったのかもしれません。
もしそうであれば来年も活躍できるかどうかのポイントは本人の心持ちになるでしょうから、コーチ陣が巧くコントロールしてくれることを・・・今のコーチ陣だと期待薄か・・・ああ、不安になってきました（苦笑）
＞YUKIさん
2割8分を打ってくれれば、セカンドで下位ならOKですね。
ホームランは少なくとも2塁打がそこそこ多いので、確かにロッテらしいと言えます。
3割を期待したいですが、少なくとも今年の倍の成績を残してくれれば御の字です。
皆さんと同じ様に長打期待の守備はおいといて…みたいなイメージでしたが、守備は旨いというか、あのスナップスローで、数多くのダブルプレー成立させたと思います。
獲得決定後の早川選手のコメントで『暗いイメージ』みたいなのあったこと記憶してますが、チームへの溶け込みも早く、浮いたようなイメージが全く無かったことも◎の優良外国人です。
来期の課題は、右ピッチャーの外側低めの沈むボールへの対応かなぁと。
それより、契約交渉でマリンが下手な値踏みして、フェルナンデスの時みたいに他チームに横取りされないことを願っています。
フェルナンデスはロッテの不手際と言うよりも、フェルナンデス自信がメジャー復帰を目指して契約交渉を引っ張ったのが原因だと聞いています。
普通ならそれでもロッテ側は待ったのでしょうが、政権交代でバレンタイン監督が自分の好きな外国人選手を獲りたいが為に契約交渉を打ちきったとのことです。
フェルナンデス側から見れば、成績が良かったので強気に出た挙げ句の誤算だったと思います。
もっともメジャー復帰はダメだったものの、日本での実績を買われて未だ現役ですからどっちもどっちですね。
フェルナンデスがいれば今江が台頭したかどうかも怪しく、またベニー・フランコ・李がいてこその日本一でしたので。
オーティズの課題、外角低めの変化球というのがご指摘の通りだと思います。
当初に比べて粘れるようにはなりましたが、やはりあそこは外国人選手のウィークポイントですね。
ドジャースの斎藤が成功しているのも、あそこにキレのあるスライダーを投げ込めるからこそで、面白いように空振りが取れています。
日本とメジャーのストライクゾーンの違いによるものでしょうが、オーティズも日本のストライクゾーンに慣れてくれば見逃すこともできるのではと思います。