
34 土肥星也 投手 24歳 年俸11800万円
【2019年成績】 6試合 1勝0敗0S 防御率3.13 31回2/3 35被安打 4被本塁打 12与四球 0与死球 28奪三振 被打率.285
暗黒34の流れを断ち切るステップの一年としては、その登板数が物足りない土肥です。
ただこれは土肥がどうこうよりも投げては抹消の繰り返し、は昨季から続く信頼感の無さなのか過保護なのか、9月に左肘軟骨損傷が発覚をして10月にクリーニング手術をしましたので違和感のようなものをずっと抱えていたのかもしれず、そうなればその不安が無くなる来季は大きくジャンプをするシーズンとしなければなりません。
2ヶ月でスローイングを開始、4ヶ月で実戦登板を目指すとはいつもの皮算用ですが順調にいけば春季キャンプには間に合うはずですから、推しメンの4年目が楽しみです。
ルーキーイヤーにその推しメンにした理由はねじ伏せるとまでは言わずとも力強いストレートを軸にできる、でしたので、和田との自主トレは方向性としてどうかと思ったりもしましたが、ピッチングスタイルではなく気持ちの問題の解決に繋がったのであれば吉、右打者の内懐に食い込むようなストレートを投げ込めるようになったのが今季の最大の収穫です。
左腕の生命線ともなるクロスファイヤーの軌道が一番に腕が振りやすいのか、必ずしもそれが結果に結びついているわけでもありませんが半分以上はストレートのはずです。
昨季よりはやや上乗せがされましたが140キロ台をコンスタントに維持できているわけではありませんので、それでそれですからその球筋に自信を持ち始めているのでしょう。
左打者にとっても振り遅れになりますし、それだけに手術さえなければ土肥こそシアトルでストレートの質を磨いて欲しかったですが、焦っても仕方がありません。
小島、中村稔と焦る状況はありますし、春季キャンプ初日の紅白戦で1回パーフェクトも二軍スタートで開幕4戦4勝でもボルシンガーが二軍落ちをするまで一軍に呼ばれなかった、など肘の状態だけではない雑な扱われ方がしないでもないですが、それでも小島らよりもローテーションに近い存在だと考えています。
手術をしたから大丈夫だろう、そんな目論見でプロテクトリストから外しているとは思いませんが万が一でも楽天入りなどはないと信じて、来季もロッテの土肥で目指せ10勝です。
【オリオン村査定】 1180万円 → 1500万円 (△27%)
インコース柿沼と組んで、攻めるピッチングに磨きを掛けましょう。
それにしても、選手によってコメントの数が違いますね、人気投票みたいです。
意外と奪三振が多かったのも意外。「We are」では関西人の面目躍如な言動も私の見た目からの印象を覆した、いろんな意味で裏切ってくれる選手です。
登板間隔、投球回の少なさはご指摘の肘の関係だったのか、ならば完治した暁には1イニング平均20球になんなんとする球数を含めて私の負の期待を裏切って下さい。
私はローテーションの固定の準備は4枚でいいと思っています。そのうち、シーズン固定は二人で御の字でしょう。打線と同様で完全固定は既に古い考えです。試合数も多いですし交流戦、プレーオフとペースも変わります。戦力の厚みを持たせるにはあえて谷間を作り遊びを持たせて2枚はファームのローテーションと絡めて入れ替わり起用していき、シーズン終盤に嵌まればぐらいでいいと思います。結果育成にも繋がりますしね。今シーズン見ると意識的かはわかりませんが、そのような起用になっていた部分があったと思いますが、土肥投手はまさに谷間での出場でしたが、昨年よりずいぶん印象が変わりました。和田投手とは選んだ師匠もよかった。彼は自分で考え、捕手にも厳しく指導できる投手です。課題分析ができ学習能力があるなと思いましたね。和田投手の教えと柿沼捕手の強気のリードも引き出したと思いますが、速くはないですが物怖じせずインコース、高めも突けていたのが投球の余裕を生んだと思います。固定枠の4人に入れるかどうか、来年の課題ですね。
他の方も仰っていますが、剛球投手でない割に奪三振率は低くなく、完全軟投派ピッチャーでないところが意外ですよね。
残留したとしても、ひとまずは一軍と二軍のボーダーで開幕すると思うので、腐らずに結果を出し続けてもらうこと、今岡二軍監督も常日頃から言い続けている言葉のようですので、気持ちのコントロールは難しいとは思いますが、実践してほしいと思っています。
先発の枚数は私はオブさんに近い考えで、4人は固定でも5番手6番手は登録抹消を繰り返して、リリーフを多めに入れる吉井コーチのやり繰りが今年は成功したのだと思っています。土肥はまさに小島や佐々木千隼といっしょに5, 6番手を回す立場でした。来年もこの立場が出発点になるのだと思いますが、例えば10試合に先発して5勝2敗とかの成績を残してくれれば相当な戦力です。先発固定4人枠に入ることも夢ではない。今のピッチングスタッフにはこのクラスのピッチャーが何人かいます。プロテクトしないと先発が不足している楽天に持って行かれる可能性があります。ロッテに残って高いレベルで競争してほしいですね。
土肥と同じぐらい陳冠宇も先発推しなんですよね・・・
小島がすんなり二年目に臨めるとは限りませんし、中村稔は先発志望のようですが今季の起用を見ればロングもできる中継ぎとしての適性はありそうですから、中村稔が心置きなく専念できるよう土肥の順調な復帰シナリオを願いたく。
>たかぽてさん
奪三振率が上がりました、内を突く強気のたまものでしょう。
仰せのように顔つきだけ見ればそんな強気は微塵もないだけに、そのギャップが萌えるかも(笑)
でも本当の勝負は肘に不安が無くなった後のピッチング、本人が言っていたように長いイニングを投げられなければライバルは多いです。
>オブさん
自分は6人体制で1つがチャレンジ枠かなぁ。
ただ現時点では帯に短したすきに長し、な面々ですから、2枠を競わせるのはよいと思います。
固定は石川、美馬、二木、種市で、涌井、西野、岩下、小島、佐々木、復帰後の土肥が今のところの候補かしら。
土肥が和田から学ぶところがあってのことであればどんどん学んで欲しいのですが、それがチーム内でないのが哀しいですし、厳しい現実です。
>大垣のロッテファンさん
土肥を獲られたらショックどころではないです、左腕だけに中郷よりもしんどい。
ただ涌井はさすがにプロテクトをしているでしょうから、唐川もとなれば土肥や有吉あたりは・・・
>名古屋マリンさん
そうなんですよ、でも松本球団本部長の獲る側のコメントからして過去、今よりも将来を見据えていると思いたいです。
そもそも剛球タイプではなくとも社会人では力で押すピッチングをしていましたから、プロに入ってからのコントロールを意識したのでしょうがスピードダウンが遠回りになった感は否めません。
これまでであればそれで以上終了だったのでしょうが、ここ数年でロッテな指導が影を潜めつつあるのが土肥にとっては幸いでした。
>doushitakoushitaさん
打者からすれば半分以上がストレートってのは意外でしょう、打席からは見えづらいフォームなのかしら。
ゾーンで勝負するタイプなのは内を突ける気持ちの強さと自分のボールに対する自信があってこそ、土肥にとっての次の関門は気持ちが守りに入ったときにどうなるか、ですね。
先発陣の起用は↑の現状を考えれば仰せの継続でよいと考えますが、ただそれであれば本人も意識をしているようですが長いイニングを投げられるよう無駄球をいかに減らすか、これは捕手との共同作業になります。
それが田村でいけるのか、柿沼に光明を見出すのか。