ブラックブラックと言えばナイトだったものがグッズ配布で満員にするにはデーゲーム、と宗旨替えをしたのが功を奏しての満員御礼、そのコストはしっかりとチケット代にオンされていますからビジターファンからすればいい迷惑ではあるのでしょうが、営業政策としては大成功です。
しかし例によってイベントデーはブラックな展開で惨敗、ホームユニを着たソフトバンクが暴れまくりで、これではなかなかリピーターは生まれません。
とにかくスタンリッジが大誤算、これで今月に入ってから3度目の序盤でのKOはいつものパターンで、本人も首を傾げるぐらいにコントロールがばらばらで抜けまくり、ストライクを取りにいったところがど真ん中、下位打線に四球を連発して九番打者にタイムリーを浴びてしまい、そして上位に回ってのボコボコですのでどうにもなりません。
どうやら二軍落ちが決まったとのこと、次は交流戦ですのでそこで投げさせてからでもよいようにも思うのですが、先日の関谷でようやくに6人が揃ったと喜んだのもつかの間でまた人探しをしなければならず、大嶺祐も李大恩も古谷も炎上中ですから陳冠宇と川満の両左腕の消去法なのか、中5日のその場しのぎだけは勘弁です。
三回からの継投はどこで高野が出てくるのか、しか興味がなくなってしまったのが正直なところで、その高野は八回からのプロ初登板でした。
MAX150キロは今月に入ったあたりから3キロほどインフレ気味のQVCマリンのスピードガンですから差し引くとしても、コンスタントに140キロ台半ばを投げ込むストレートは高野の大きな武器、どことなくフォームが藪田に似ているような、目指すべきところもそのあたりでしょう。
意識的だったのか無策だったのかストレート押しは2回3失点と打ち砕かれましたが、今はそれでよいと思います。
ただ変化球がスライダー、たまにチェンジアップでは単調にならざるを得ず、そのストレートを活かすためにも投げられるはずのカーブ、フォークを上手く使いたいです。
南、藤岡、松永は可もなく不可もなし、報われないロングリリーフもあり、お疲れ様でした。
いきなり6点のビハインドですからただ打つしかない、ではあるのですが、しかし1点を取るのに汲々としている打線も重症です。
かさ上げはされているにせよ150キロオーバーのストレートを投げ込む千賀ではありましたが、7四死球と荒れていましたので付け入る隙はあったはずです。
しかしチャンスは作りながらもあと一本が出ない便秘状態、ベンチにはコーラックの常備がされていないようで、ぽっこり膨らんだお腹には不快感しかありません。
核弾頭に異動した清田は球数は投げさせましたがスイングにスピードがなく、ブーイングをされた吉田と双璧の湿りっぷりの中村を二番に据えなければならない苦衷、火が付きそうで付かないナバーロは完全に腰が引けてしまっていますし、デスパイネがタコとなればこんなものなのでしょう。
高めのボールに力負けをせずにレフトスタント中段まで運んだ細谷が唯一の光明で、それでも各選手の調子はさておき並びとしては悪くない打順ではあります。
また明日も武田のカーブ、を意識しすぎてストレートに押し込まれそうな不安はありますが、青ユニに負けないぐらいの真っ青にならないよう頑張ってください。
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◆5月28日(土) 千葉ロッテ-ソフトバンク10回戦(ソフトバンク6勝3敗1分、14時1分、QVCマリン、29,569人)
▽勝 千賀 9試合4勝
▽敗 スタンリッジ 10試合2勝5敗
▽本塁打 柳田7号(スタンリッジ)、細谷2号(千賀)、今宮4号(藤岡)、内川7号(高野)
▽バッテリー
千葉ロッテ スタンリッジ、南、藤岡、松永、高野―田村、吉田、江村
ソフトバンク 千賀、岩嵜―鶴岡
打線は悩ましいですね。
あまり上位に寄せすぎても下位が安パイすぎて相手を楽にさせてしまいますし、かと言って分散をさせて個別撃破をされればどうにもなりません。
結局のところ清田なのかなと、その代わりを細谷に求めたくもなりますが、まだ昨年の清田の域には達していません。
このままずるずる、でいいのか、しかし荻野、伊志嶺があんなですので代わりがいないのもまた現実、交流戦に入ってDHが使えないビジターでデスパイネを守らせるのか、守らせればそこで何かの動きが出てくるのか・・・
しかしどちらがホームなのかが分からない3連敗、白いユニフォームを着せてしまったのが間違いではないかと。
サードユニ、これまでのように白を基調にしましょう、来年から。
それにしても今日もそうでしたが、ソフトバンクとの力の差を見せつけられてしまいました。
個々の選手の力の差がそれほどにあるとは思いませんが、やはり層の厚さなのか、数字は落としているにしても本多に代えて牧原なんて芸当はロッテにはできないでしょうし、選手たちのギラギラ感もまたソフトバンクに軍配、ではないかと。
ミスをしていれば勝てる相手ではない、との伊東監督の今日のコメント、内臓をえぐられます。
寺嶋と根元に外野を守らせているようではどうにもならないですね、そう言えばお家騒動はどうなったのか、そんなことをしている暇があったら球団経営に力を入れてください。
角中、鈴木、デスパはリーグ屈指の打者、得点圏打率悪かろうがこの3人が打てなかったらしょうがないと諦めがつきます。
個人的には角中、鈴木は1~3番で起用して欲しいです。
昨日試合に出た選手の中で上げてもいいと思ったのは、打者ではアジャと肘井位でした。
投手陣は昨日は黒沢が先発して5回1失点でしたが、一軍で行けるかとなると、まだちょっと微妙ですね。他の先発陣もボロボロとなると、頭痛いですね。こうなるとトレードか外国人補強も考えないといけないかと。
リリーフ陣では吉原がいいピッチングしていました。ただリリーフ陣は層が厚いですからね。
昨日は帯同選手が少なかったのか、外野のスタメンが寺嶋、肘井、根元という有様でした。
開幕前は「5位評価」のチームですから、順位は
よくやっているとは思いますが、ホークス相手に
この内容では情けないです。
金曜日に涌井で勝てなかったのは、本当に痛かった。
投手陣が弱いのですから、打線がカバーをしないと
どうしようもありません。
「ソフトバンク」はドイツ・ブンデスリーグのバイエルン・ミュンヘンのような存在です。
しかし、それを恐れて負け続けることに慣れ、「ヘラヘラ」をしている奴はグランドから去れ!
それに比べてコチラさんは…。
スタンリッジもイ・デウンもチェンもダメと外国人投手が全く戦力になっていないこの現状、そりゃ先発のやり繰りが厳しくなりますよね。2位だからといって現状に満足していませんか、フロントさん。かと言って昨年のペクチャスンみたいな中途半端な補強も困るし…。
誰かファームから救世主出て来い。
清田も中村も塁に出ようという気概を感じません。加藤と高濱にそれぞれチェンジすべきです。
加藤は守備でもいいプレーがありましたし、打席でも大量ビハインドの中でしっかり集中力を保って四球を選びました。評価してあげるべきだと思います。
さて、昨日は先発スタンリッジが大嶺化してしまい、結果は観てのとおり、不調の今宮に元気を与えてしまいました。
監督は打順をいじってきたが、あの1番・2番では梅雨入り状態で晴れ間がなく、今日は絶不調中村でなく高濱を2番で使うでしょう。
打線の方は爆発する気配がまったくなく、細谷の2ランのみではいけません。特に助っ人の2人には頑張ってもらいましょう。
死球が心配の井口・角中がいなくなってしまうと前半戦はもう終わりです。
パリーグは現在3チームの争いですが、SBとの距離は遠すぎて残念です。
今日は序盤で武田を叩きつぶし、唐川の好投に期待するのみです。
劣化…というコトバは嫌いなのですが、スタンは急激に悪くなりましたね。このあたりが判っていたからのリリースだったという事なのか。また再浮上してくる事を期待したいですが。
選手達はガンバってはいないとは、もちろん思っていませんが、では頑張ってるんだけど相手にかなわない…とも言えます。(コチラの方がシリアスとも言えます。)
観戦を終えて家に帰り、録画したTVを見てましたが、清田選手などは試合前、試合後も特打を行っているようですね。
性急な結果は求めませんし、この苦しみが、もう一段高いレベルの選手となる事を願ってやみません。たくましい選手になってほしいです。
敗けましたが、個人的に光明と感じたのは南投手がバンク戦でJOKERになり得そうなのと、高野投手が気持ちが強そうで、良いリリーファーになりそうに感じました。
さて、唐川選手。楔を打ってくれ!
あとは川満より防御率の悪いイデウンか調子が戻せないままの大嶺、大嶺より防御率が悪い木村、木村より防御率が悪い古谷と更に何の希望も湧かない面々。
打撃陣も期待がもてるかと言ったらわかりませんが、それでも福浦(サブロー)が待機していて無双アジャに若手肘井、翔太も頑張っているようで2軍での成績さえ希望が持てない先発陣よりはいくらかマシ。
本当に何とかならないものですかね…。
そうだよ、お前のことだよ、中村奬吾。
見ていて達観をえました。それはSBがプロ野球人気の幕引きをするのではないか、ということ。
「一党独裁」(毎年ボロ勝ちするチームが出てくると)になると「民衆」への求心力(野球ファンの期待も薄れ、ヤフオクドーム以外はガラガラになってしまう)も失ってしまうのでしょう。
そうならないように「野党」(ロッテ)には頑張ってもらいたいところですが、ほんとに昨日は「悲しくてやりきれない♪」で「どっちらけ!」(欽どん)ですわ。
期待できそうなのがデスパ、鈴木、角中、細谷ぐらいですからねぇ。これだけ四球をもらって2点とは・・・・
おっしゃるように四死球で出ても清田、中村で交互に三振していりゃどうしようもない。二人で3回四死球で出て、3回三振してりゃ意味ない。特に中村は重傷気味です。
ただ、だからといって誰かいるかというと「・・・・・」となっちゃいますねぇ。この際ですから、細谷、鈴木、角中、デスパの順番で行きますか8番はキャッチャーであとはくじ引きとか(爆)
そんなことを考えてしまう打線になっちゃいましたね。
柳田は満振り、内川は掬い上げるようなホームラン、圧巻は今宮もやや低めをこれも長打狙いのホームランでした。
そこには繋ぐ意識は感じられず、応援歌にもある通り、「俺が決める」という意識だったのではないでしょうか?
長谷川も当たりはしませんでしたが、フルスイングでした。
アレではピッチャーは恐いだろうな、と。
一方、ロッテも安打は多かったものの残塁が多く、得点効率が悪く細谷のホームランがなければ2試合連続の完封負けだったと思われます。
今宮の横を抜くことに意地になっているのではないでしょうが、ショートゴロが目立ちましたね。
昨日の岡田、今日の角中は今宮に追い付かれショートゴロでした。
岡田の横にライナーを打つようなものです。
それでもどうしても繋ぎたいなら、今宮の守備範囲に打つのは止めましょう。
ロッテタイプの城所もフルスイングで加藤の好捕が無ければ3塁打だったでしょう。
それに比べるとロッテ打線は今日も繋ぐ意識が高く、岡田のバント失敗や外国人選手と細谷以外は昨夜に引き続きお嬢さんスイングでした。
マリーンズの打撃陣にはホークスの応援歌♪決めろ、決めろ、お前が決めろ!♪を送りたいと思います。
スタンが壊しましたから。
自滅。
打ち崩されたなら尾を引きますが、
自滅ということはソフトバンクが強いとはならない。
ストライクが入らないんじゃ、どうしようもない。
助っ人投手は何やってんの?
先発の補強はしてほしいです。
打線も角中3番は遅いです。
一番当たっている打者をいつまで5番で使うのかと思っていましたけどね。
もう交流戦なんで、切り替えるにはいいタイミングです。
ソフトバンクはベストメンバーを組めていますけど、内川の腰痛とか、そのうち中軸が離脱して様子がおかしくなるはずなので、
しぶとく食らいつきましょう。