やはり石垣島は暖かいです、なんてご報告ができる週末であればよかったのですが、哀しいかな三週連続の休日出勤でヘトヘトです。
それならば仕事が終わって大人しく帰ればいいのですがそれもしゃくなので連日の映画館、今日は「ゲノムハザード」です。
そしていきなりのロッテエンターテイメント、邦画かと思っていたのですが日韓合作の作品だったようで、こんなところでのロッテとの遭遇にちょっと感動をしながらの鑑賞でした。
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ゲノムハザード |
自宅に帰ってきた主人公は妻が殺されているのを発見し、そこにかかってくる妻からの電話、警察を騙る謎の韓国人、混乱をする記憶、自分は誰なのか、なぜ追われているのか、妻は死んだのか生きているのか、スピーディーに話は進んでいきます。
やや無駄なアクションシーンが多かったような気がしないでもなかったのですが、西島秀俊がキレのある動きでかなり頑張っていて好感が持てる出来に仕上がっていました。
前評判を見たところでは両極端と言いますか不評の方が多かったのものの、最初はクエスチョンマークだらけだったのが伏線をしっかりと回収しての手仕舞いでしたのですっきり感がありましたし、その紐解き方のバランスが絶妙で最後まで目が離せない展開は見事だったと思います。
残念だったのはそれでいて雑な設定がここそこにあったことで、その靴はどこで手に入れたのか、拳銃を持ってどうやって帰国をしたのか、最後までほぼ日本語だったのはなぜなのか、とご都合主義と言いますか手抜きと言いますか、それが無ければ満点に近い評価だっただけに残念でなりません。
それでも充分に楽しめましたし、今年はなかなかに当たりが多いのでこのペースでどんどんと頑張っていきたいです。
2014年2月1日 鑑賞 ★★★★☆(4点)