野球シーズンも終わったので映画にも少し力を入れようと、一ヶ月ぶりのTOHOシネマズです。
明日が遅番ということもあり平日に二本というやや無謀なチャレンジでしたが、ここのところは体が慣れたのか、あるいは老齢で反応が鈍くなっただけなのかは分かりませんが映画酔いをしなくなりましたので、もう少しハードルを上げての三本立てにチャレンジをしてみようかとも思う今日この頃です。
そんなこんなで一本は当たり、一本はハズレ、悲喜こもごもな220分でした。
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心が叫びたがってるんだ。 |
当たりは「心が叫びたがっているんだ。」で、青臭いまでの青春群像です。
作画がきれいなアニメーションは基本的に見てみようとは思うもののTVアニメの劇場版ですと敷居が高く、しかしこちらはオリジナル作品ですので飛びつきました。
言葉の持つ重さ、伝えることの大切さ、をテーマに、それぞれが心の奥深くに傷を抱えている高校生の男女4人がクラスで演じるミュージカルに携わっていくうちに自らと向き合い、そして自らを見つめ直していく、そんなもがき苦しみながらの成長の一歩が描かれています。
さらば宇宙戦艦ヤマト、で泣いてしまった自分ですので涙腺は弱く、恥ずかしながらもクライマックスで目頭が熱くなってしまいました。
それだけにその後の、最後の5分が個人的にはとにかく余計で、あれが無ければ満点だったのにと残念でなりません。
それでもこの監督の作品には今後も注目かなと、細田守とともに楽しみな長井龍雪です。
2015年10月20日 鑑賞 ★★★★☆(4点)
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ジョン・ウィック |
一方でハズレだったのが「ジョン・ウィック」で、これはガッカリでした。
マフィアのボスですらその名前を聞けばびびってしまうほどの伝説の殺し屋であるジョン・ウィックも引退をして愛する妻と平穏に暮らしていましたが、しかしその妻が病に倒れてしまい、自分が逝くことでジョンが寂しがらないようにと妻が遺した犬とともに失意の日々を過ごしていたところから話が始まります。
しかしたまたまジョンが乗っていた車を欲したマフィアのボスのどら息子が家に押し入り、そして犬を殺したことで壮絶な復讐劇が始まります。
息をもつかせぬガンアクションはR15+でど派手ですし、テンポもいいのですが、しかし哀しいかなキアヌ・リーブスの動きが鈍すぎました。
最後に観たのはマトリックスで10年以上も前、御年51歳ですので仕方のないところもあるのでしょうが、引退をして数年という設定からしても伝説が泣いています。
ある意味で神懸かり的な活躍ではなく手に汗握るピンチもありますから加減としてはいいところ、と言えなくはないものの、それでもなぁ、が正直なところです。
動機にしても本人からすれば当然であっても「たかが」の方が伝わってきた、そんな老いとの戦いでした。
2015年10月20日 鑑賞 ★★★☆☆(3点)