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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

当たりとハズレ

2015-10-21 01:35:56 | 映画

野球シーズンも終わったので映画にも少し力を入れようと、一ヶ月ぶりのTOHOシネマズです。
明日が遅番ということもあり平日に二本というやや無謀なチャレンジでしたが、ここのところは体が慣れたのか、あるいは老齢で反応が鈍くなっただけなのかは分かりませんが映画酔いをしなくなりましたので、もう少しハードルを上げての三本立てにチャレンジをしてみようかとも思う今日この頃です。
そんなこんなで一本は当たり、一本はハズレ、悲喜こもごもな220分でした。

心が叫びたがってるんだ。

アニプレックス

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当たりは「心が叫びたがっているんだ。」で、青臭いまでの青春群像です。
作画がきれいなアニメーションは基本的に見てみようとは思うもののTVアニメの劇場版ですと敷居が高く、しかしこちらはオリジナル作品ですので飛びつきました。
言葉の持つ重さ、伝えることの大切さ、をテーマに、それぞれが心の奥深くに傷を抱えている高校生の男女4人がクラスで演じるミュージカルに携わっていくうちに自らと向き合い、そして自らを見つめ直していく、そんなもがき苦しみながらの成長の一歩が描かれています。
さらば宇宙戦艦ヤマト、で泣いてしまった自分ですので涙腺は弱く、恥ずかしながらもクライマックスで目頭が熱くなってしまいました。
それだけにその後の、最後の5分が個人的にはとにかく余計で、あれが無ければ満点だったのにと残念でなりません。
それでもこの監督の作品には今後も注目かなと、細田守とともに楽しみな長井龍雪です。


2015年10月20日 鑑賞  ★★★★☆(4点)

 

ジョン・ウィック

ポニーキャニオン

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一方でハズレだったのが「ジョン・ウィック」で、これはガッカリでした。
マフィアのボスですらその名前を聞けばびびってしまうほどの伝説の殺し屋であるジョン・ウィックも引退をして愛する妻と平穏に暮らしていましたが、しかしその妻が病に倒れてしまい、自分が逝くことでジョンが寂しがらないようにと妻が遺した犬とともに失意の日々を過ごしていたところから話が始まります。
しかしたまたまジョンが乗っていた車を欲したマフィアのボスのどら息子が家に押し入り、そして犬を殺したことで壮絶な復讐劇が始まります。
息をもつかせぬガンアクションはR15+でど派手ですし、テンポもいいのですが、しかし哀しいかなキアヌ・リーブスの動きが鈍すぎました。
最後に観たのはマトリックスで10年以上も前、御年51歳ですので仕方のないところもあるのでしょうが、引退をして数年という設定からしても伝説が泣いています。
ある意味で神懸かり的な活躍ではなく手に汗握るピンチもありますから加減としてはいいところ、と言えなくはないものの、それでもなぁ、が正直なところです。
動機にしても本人からすれば当然であっても「たかが」の方が伝わってきた、そんな老いとの戦いでした。


2015年10月20日 鑑賞  ★★★☆☆(3点)


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5時間ぶっ続け

2015-09-23 01:57:56 | 映画

映画を観るのに1800円も出したくはありませんし出せませんので、どうしても狙い目は毎月1日のファーストデイや14日のTOHOシネマズデイの1100円か、レイトショーやナイトショーの1300円、もしくは毎週火曜日のシネマイレージデイの1400円になります。
また自宅から言うほどに近くはありませんので行き帰りが面倒と言えば面倒でもあり、ここのところは一度に二本を観ることも増えてきました。
そんなこんなで今日は球場帰りのその足で向かっての二本立て、5時間ぶっ続けの映画鑑賞です。

キングスマン

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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まずは一本目、大ざっぱに括ってしまえばスパイものの「キングスマン」です。
CIAでもMI6でもモサドでも、もちろんIMFでもなく、各国政府とのしがらみのない独立諜報機関に所属をする面々の活躍が描かれています。
これまた乱暴な言い方をしてしまえばイギリス版必殺仕事人で、しかし正義の味方も万能ではありません。
え、と絶句なシーンも多々あり、そもそもが荒唐無稽な設定ではあるのですが、それでも核心に迫るまでの展開は手に汗握る面白さがあります。
それだけに最後の花火大会が猛烈に残念、これで一気に興味が失せてしまいました。
そこまでの描写からすればスプラッタを避けたわけでもないでしょうし、制作側の意図が全く理解できません。
実はコメディだったのかと、最後の最後に脱力感を伴って思い知らされた作品です。


2015年9月22日 鑑賞  ★★★☆☆(3点)

 

天空の蜂

松竹

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二本目は東野圭吾が原作の「天空の蜂」です。
電子ブックには否定的な東野圭吾ですので自分には縁遠く、その原作は読んでいません。
先日に山本太郎が国会答弁だかで原発にミサイルが被弾をしたときのシミュレーションをしているかを問い質したのに対して「仮定の話は答えられない」と安倍晋三が逃げていたように記憶をしていますが、まさにその原発に対するテロ、しかもこれが1995年の作品であることに驚きです。
邦画にしてはスケールの大きい映像が話題になっているようですが、実際にそれは見事でもあり、しかしポイントはそこではないでしょう。
政府や原発関係者の上層部が守りたいのは国民の安全なのか、それとも原発政策なのか、もちろん原作には無かったのでしょうが東日本大震災を被せた痛烈な皮肉でもあり、それでいて現場がいかに真摯に取り組んでいるか、あるいは原発の安全性をさりげなくアピールと、バランスを取りながら上映にこぎつけた感があります。
そして「食べてクソをするが、クソはすぐに流されてしまう」「見たくないものは見ない、見えない」と一般大衆への警鐘もあり、単なるエンターテイメントでは終われない重さにKOです。
引っ掛かったのは仲間由紀恵で、芸達者な役者の熱演の中で一人だけ浮いていたような、シリアスな役柄は似合いません。


2015年9月22日 鑑賞  ★★★★★(5点)


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素晴らしき大衆娯楽

2015-09-03 00:08:35 | 映画

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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ジュリアは不在でしたがダン、ルーサーに前作で加わったブラントと、イーサンを囲むお馴染みの顔ぶれが嬉しいミッション:インポッシブルの最新作です。
相手に一定のレベルを求めるためか毎度のように内部の裏切り、もある意味で印籠の安心感があり、しかしそれでストーリーが読めてしまうわけでもありません。
さすがに年齢的にきつかったのか肉弾戦はヒロインに任せた感はありましたがカーチェイス、バイクチェイスの目まぐるしい緊迫感は手に汗握りますし、当然のように死者は出ますがグロさはありませんので、安心をして観られる大衆娯楽と言ってよいでしょう。
作品のレベルも安定をしていますから、次作も楽しみです。

ブラントのぎこちない潜入捜査が今回はデスクワーク中心で控えめだったのが残念でしたが、そこは外の世界に飛び出したダンが大活躍です。
またイーサンの、イーサンによる、イーサンのための作品、ではあるものの、しかしそれでいて仲間に対する友情、愛情がひしひしと伝わってきます。
最後のオチも秀逸、凄腕の元諜報員たちがなぜ簡単に悪玉に洗脳をされてしまったのか、あるいは賛同をするようになったのか、そのあたりの描写がごっそりと端折られているのが引っ掛かりはしましたが、あまり頭を使わずにシンプルに楽しめるIMFの冒険譚が大好きです。


2015年9月1日 鑑賞  ★★★★★(5点)


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細田ワールド

2015-07-28 05:28:22 | 映画

ジブリが長編アニメ制作から撤退なんて話がありますので、細田守監督への期待がどうしても高まります。
「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」と着実に評価を上げての、そして「バケモノの子」です。
世間は夏休みに入っているのでお子様のざわめくスクリーンを避けるために早出をして、その細田ワールドを楽しんできました。

バケモノの子

バップ

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アニメ史に残るような名作、ではありませんが、その安定感はさすがです。
冒頭に主人公の蓮がバケモノの世界である渋天街に迷い込むシーンなどはロールプレイングのような視点で没入感があり、知らず知らずのうちに引き込まれていきます。
それでいてリアルな映像と抽象化されたそれが上手く使い分けられていて、単なる映像美の作品ではありません。
やや説明じみたセリフが多かったのがあれでしたし、意外性のあるストーリーでもありませんが、逆にそれが安心に繋がっているようにも思います。
チコ、を除けばクエスチョンマークはありませんし、シンプルに楽しめる出来に仕上がっています。
それだけに残念だったのが声優陣で、ジブリなどもそうですが、なぜに専門を起用せずに素人を持ってくるのか、どうにも理解ができません。
テレビ局がバックですので豪華な顔ぶれを使い放題、それも話題になる、といったところがあるにせよ、やはり俳優は俳優です。
個人的には熊徹の役所広司がどうにも受け入れられず、口先だけでがなり立てているようにしか感じられませんでした。
好きな俳優の一人ではあるのですが表情や所作などがいかに大事か、それを再認識されられた一面もあった父と子の物語です。


2015年7月27日 鑑賞  ★★★★☆(4点)


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難しすぎ

2015-06-26 00:03:26 | 映画

私用で早く帰ってきたものの用事は1時間ほどで終わったので、久しぶりに平日のナイトショーを観てきました。
最近は勢いのあるディズニーの作品ですので期待をする一方で、公開からさほど経っていないのに上映枠がどんどんと縮小をされていることからして興行成績は今ひとつなのかと疑問を抱きつつ、いつものところでは夕方しかやっていなかったために隣町まで遠出をしての「トゥモローランド」です。
むべなるかな、がその結論で、いい運動をしたとでも思うことにします。

トゥモローランド

ウォルト・ディズニー・ジャパン

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その程度の人物だったのか、それともその意図を制作に反映できなかっただけなのか、「ウォルト・ディズニー最大の謎にして最高のプロジェクト」の売り文句が虚しく響きます。
何が起きているのかが今ひとつ分からない二つの物語が序盤の早い段階から一つに紡がれて、小ネタを挟みながら中盤まではドキドキな展開ではありました。
ただ背景の描き方があまりに雑すぎて中盤以降はストーリーを追いきれず、トゥモローランドとは何だったのか、なぜ主人公が選ばれし者だったのかがサッパリと分かりません。
いかにも謎解きといった番宣をしながらもその掘り方が浅い、と言いますか掘る気がそもそもなかったようで、それであればファンタジー感を全面に押し出しているかと言えばそうでもなく、どっちつかずの中途半端、肝心の映像もスター・ウォーズとターミネーターのパクリかよと突っ込みたくもなりました。
73点でも41点でもどうでもよい、そんなディズニーの未来世界です。


2015年6月25日 鑑賞  ★★★☆☆(3点)


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戸田祭り

2015-06-15 00:44:59 | 映画

どうしてもシーズン中は野球が優先で映画館に足を運ぶのが難しくなりますし、そうなれば手当たり次第ではなく観たいと思うものに絞りがちになります。
そんなこんなで新年度に入ってからグッとくるものが少なかったこともありペースが落ちていたのですが、ここにきて面白そうなものがようやくに増えてきました。
今日は午前に一本、夜に一本、QVCマリンを挟んでの変則ダブルヘッダーで、結果的には戸田恵梨香の二本立てです。
がなり立てるイメージが強い戸田恵梨香ですが一本目はやや違った雰囲気の、そして二本目はイメージどおりの、そんな二通りの姿を見せてくれました。

駆込み女と駆出し男

バンダイビジュアル

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まずは「駈け込み女と駆け出し男」で、期待以上の二重丸、満点の出来栄えでした。
江戸時代の縁切り寺、男尊女卑が理由なのでしょうがそれなりの制約はありながらも夫は三行半で妻を離縁できますが、しかしその逆は許されず、そのため離縁状を求めるために妻が駆け込んだ東慶寺を舞台に、いろいろな形での愛情、愛憎が描かれています。
そうなればどこか重苦しい雰囲気になりがちなところを大泉洋の軽すぎないコミカルさが救っていて、これはナイスなキャスティングだったと思います。
一歩間違えばドタバタ喜劇になってもおかしくはないところで締めるところは締める、が大泉洋の魅力でもあり、今後もさらに活躍の場を広げていくでしょう。
戸田恵梨香も落ち着いた中にも強さを秘めた女性を演じて現代劇よりもこちらの方がよいのではないかと、あるいは転機になるかもしれません。


2015年6月14日 鑑賞  ★★★★★(5点)

 

予告犯

TCエンタテインメント

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次の「予告犯」も、また違った意味で楽しませてもらいました。
法で裁けない悪をネット社会を通じて制裁を加える、まさに現代版の必殺仕事人です。
その目的はただの独りよがりの正義感なのか、それとも他に何かを目指しているのか、制作側のここ掘れワンワンに釣られての右往左往が心地よかったです。
こちらの戸田恵梨香は声も割れてのがさつな部分が前面に押し出されていて、内面の描写が上手く描き切れていなかったのが残念ではありました。
またちょっと格好良すぎで、また都合良すぎな結末には賛否が分かれるでしょうが、個人的にはあの涙で全て帳消しです。
現代社会への皮肉も込められており、国会議事堂で上映会をすることをお奨めします。


2015年6月14日 鑑賞  ★★★★☆(4点)


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謎多き迷路

2015-05-27 00:04:41 | 映画

これが三部作の第一弾とは上映前の紹介で知ったわけで、相変わらずに迂闊な自分がいます。
そうなれば単体の作品としてはそれなりの手仕舞い方はしているものの、当然にその謎の全てが明かされているわけではありません。
第二弾、そして第三弾で本当に全てを解き明かしてくれるのか、あるいは興行成績により尻切れトンボになったりはしないのか、との不安はありますが、気にしても詮無いことです。
ドキドキ、ワクワク、という点ではシンプルに楽しめる作品ですので、あまり身構えない方がよいのでしょう。

メイズ・ランナー

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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自らの名前以外の記憶を失った若者が壁に囲まれた空間に運ばれて、そこでコミュニティを形成しています。
その空間を囲む迷路は時間が経過をすると移動していろいろな顔を見せる難路であり、また夜になると化け物が闊歩する、そこをいかに抜け出すかがテーマとなっています。
しかし迷路と銘打ちながらも主題は危機に瀕したときの人の心の動き、前に進む人もいれば立ちすくむ人もいる、そちらの方に重きを置かれているように感じられました。
逆に言えば迷路を抜ける、という命題がタイトル負けになってしまっており、知能よりも勇気、決断、アクションが前面に押し出されています。
このあたりは好き嫌いが分かれそうですが、シリーズを通した「なぜ」を漏れずに答えを出してくれるのであれば、それもよしです。
でもアルビーの戻った記憶は何だったのか、は捨て置かれるんだろうなぁ、そんな迷路での第一歩でした。


2015年5月26日 鑑賞  ★★★★☆(4点)


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邦画連発

2015-05-06 02:45:42 | 映画

先日に無難に二本立てをこなしたので再びにチャレンジをしたのですが、今回はかなりきつかったです。
思いつきだったのでさすがにGW、いつもの列は埋まっていたために普段よりも前の席だったこともあり目の動きが大きく、一本目の途中から映画酔い状態でした。
それでも面白ければ気にはならなかったのでしょうが消去法で選んだ邦画だったこともあり、やはり作品のチョイスは大切だと思い知った次第です。

王妃の館

TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

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一本目の「王妃の館」は原作のある作品のようですがそれに忠実だったのかどうか、読んでいないのでよく分かりません。
いずれにせよ何を伝えたかったのかがよく分からず、喜劇にしてはそれなりに埋まった客席からは一組のおばちゃんがピントのずれたタイミングで笑い声を上げていただけの空振り状態で、たまたまらしいですが水谷豊の『右京』のキャラもただ浮いているだけです。
ツアーの目的や参加者の背景も限られた時間の中で深掘りができていないことで中途半端と言いますか、想像をしてくれ、と丸投げをされた感が否めません。
まさかテレビ朝日が水谷豊の機嫌をとるためじゃないよね、と穿ってみたくもなる、そんなパリでの浪費でした。


2015年5月5日 鑑賞  ★★☆☆☆(2点)

 

龍三と七人の子分たち

バンダイビジュアル

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20分ほどのインターバルでの二本目はまさかの北野作品、「龍三と七人の子分たち」です。
予備知識がないままに冒頭に『制作:北野オフィス』『監督:北野武』を見たときの絶望感たるや、速攻で席を立とうかと思ったぐらいでした。
ただこれまでの北野作品の中ではマシな部類で、北野武がほとんど出てこなかったからかもしれません。
一本目に比べれば喜劇仕立てで笑いが起こっていましたし、粗雑な感じが前面に出ていなかったのもその理由です。
ただかつての名優たち、藤竜也や近藤正臣、中尾彬や小野寺昭らの扱いが寂しくもあり、よくぞこの脚本で受けたなと、これも時代の流れなのでしょう。
人情味を垣間見せながらも基本的には強きを助け、弱きをくじく、は皮肉なのかもしれませんが、後味があまりよくなかったことだけは確かです。


2015年5月5日 鑑賞  ★★★☆☆(3点)


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嘘だぴょーん

2015-04-02 00:00:37 | 映画

タイトル、と言いますか題材にちなんでの4月1日公開ですので、TOHOシネマズのファーストデーでお安いこともあり、きっちりと公開日に観てきました。
テレビ局が制作の映画ですのでドラマの延長線上のようなものですし、ベテランから若手までの豪華なキャストはならではですのであまり期待はしていませんでしたが、これがどうして、安っぽさが否めないところはあったものの不覚にも目頭が熱くなるシーンもあり、またシンプルに楽しめましたので久しぶりの五つ星です。
ラストをどう評価するかが割れるような気もしますが、あまりに納まりすぎもどうかと思いますので、あれはあれでよかったと受けとめます。

エイプリルフールズ

東宝

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絢爛なキャストのオーバーな演技によるドタバタ劇、と想像をしていたのですが、基本的には予想どおりでした。
ただ複数のストーリーが微妙に、しかし密接に絡み合うシナリオは奇想天外というわけではありませんが丁寧で、拾いこぼしがありません。
どこかホッとさせられて、笑いではなくしんみりとした作品に仕上がっています。
キャストが持つイメージをそのままストレートに出していることでの水戸黄門な安心感もあり、まだ春先ですが個人的な年間トップ5に入りそうです。
正直者は誰だ、という配給元のミスリードに踊らされることなく、誰もが嘘つきで誰もが正直者、そんな嘘から出た実をお楽しみください。


2015年4月1日 鑑賞  ★★★★★(5点)


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ダークなミュージカル

2015-03-26 00:27:10 | 映画

おとぎ話は「めでたし、めでたし」で終わるものですから、主人公のその後まで描いたものはほとんど無いでしょう。
だからこそ幕間の予告編に惹かれて足を運んだのですが、またしても配給元の手練手管にやられたといった感じです。
その予告編ではミュージカルとは思いもしませんでしたし、「その後」よりも「その前」がダラダラと長く続き、それでも複数のおとぎ話がパン屋の夫婦を軸に紡がれていく展開はそれはそれで面白かったのですが、しかしただそれだけでしかない「イントゥ・ザ・ウッズ」でした。

イントゥ・ザ・ウッズ

ウォルト・ディズニー・ジャパン

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ラプンツェル、はそもそも知りませんでしたが、シンデレラや赤ずきん、ジャックと豆の木は日本でもかなり有名なおとぎ話です。
だからこそ王子様と結ばれたシンデレラ、狼のお腹から助け出された赤ずきん、宝を持ち帰ったジャックの「その後」が楽しみだっただけに、残念の一語に尽きます。
それぞれの「その前」は詳しくは覚えていませんがおそらくは原作に忠実なものだったでしょうから、それらを上手く絡めたところまでは見事でした。
しかし教訓や戒め、こそがおとぎ話の真髄であるにせよ、あまりにチープでダークな「その後」が相当にきつかったです。
早く終わらないかな、と久しぶりに感じてしまった作品で、哀れなジョニー・デップともったいないメリル・ストリープ、道化なクリス・パインに溜息です。


2015年3月25日 鑑賞  ★★☆☆☆(2点)


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ジョニデはパス

2015-02-22 13:44:50 | 映画

名声の割には面白くない作品が多いために個人的には敬遠をしているジョニー・デップなのですが、好きは人は好きなようで、そんなこんなで「チャーリー・モルデカイ」です。
休日出勤のキレが悪かったのでできればパスをしたかったものの、後がありますし、その後が怖いので仕方がありません。
案の定、申し訳ないのですが駄作としか言いようがなく、久しぶりに途中で睡魔に襲われてしまった名画騒動でした。

チャーリー・モルデカイ

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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ジョニデが演ずる闇市場に通じる美術商が、ひょんなことからゴヤの幻の名画、着衣のマハがモデルになっているようにも思いますが、その探索に乗り出します。
そしてその名画の謎を巡ってコレクターやテロリストとの争いに巻き込まれる、そんなコメディータッチの作品です。
ただイギリスでは受けるのかもしれませんが日本人にはどうなのか、コメディーがコメディーになっていないようで笑いどころが分からず、やたらとお下劣な会話が乱発をしていましたがそれなりに埋まっていたスクリーンからは乾いた笑いすら聞かれず、これではどうにもなりません。
それでもアクションや謎解きでの盛り上がりがあれば救いがあったのですがそれももう一つで、まさかの続編があっても今度こそ逃げ切ります。
そして原作があるようなので仕方がないのかもしれませんが、たまには素顔で勝負をして欲しいジョニデです。


2015年2月21日 鑑賞  ★★☆☆☆(2点)


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久しぶりの二本立て

2015-02-15 01:08:29 | 映画

基本的には上映日程は決まっているのでしょうが、それでも興行成績の良し悪しで長くなったり短くなったり、あるいはコマが増えたり減ったりするのが一般的です。
そのため観たいと思っていた作品があっという間に日中の一コマになることも少なくなく、かと言って1800円も出す気にはなれず、そうなれば狙いは1日か14日となります。
今日はそんなTOHOシネマズデーで割引きだったため、夜枠が消滅をした作品を5年ぶりに二本立てで観てきました。
その5年前にはかなりの映画酔いに苦しんだのですが今回は激しい動きがさほどになかったこともあり、4時間以上を楽しんでの無事な生還です。

ドラフト・デイ

バップ

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まずは「ドラフト・デイ」で、NFLのドラフト当日の虚々実々の駆け引きが描かれています。
ケヴィン・コスナーが演じるクリーブランド・ブラウンズのGMがハイズマン賞を獲得したQBを獲得すべしとオーナーからの指示を受けて、自らの考えとの違いに苦しみながらもドラフト指名権のトレードで準備は整うものの、本当にそれでいいのか、と最後まで悩み続けます。
今を見るか将来を取るか、といったNPBのドラフトでも話題になるテーマですのでNFLには疎いのですが身近に感じられて、思っていた以上に楽しめました。
また実在のブラウンズを持ってくるところなどはアメリカらしいですし、成績は低迷をしても人気があるのか有力選手たちがブラウンズの指名の打診、そして指名を喜ぶシーンが多いのがとんとん拍子に過ぎて残念と言えば残念、それでもさほどの違和感はありません。
このドラフト指名権をFA選手の補償に絡めたりトレードができたりすればNPBも面白いのですが、どこぞが猛反対をするのが火を見るよりも明らかですし、なかなかに難しいでしょう。


2015年2月14日 鑑賞  ★★★★☆(4点)

エクソダス

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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次は「エクソダス」で、出エジプト記のエジプト脱出がモチーフとなっています。
いわゆるモーゼの十戒もさらっと出てきますし、ただやはりチャールトン・ヘストンのイメージが強すぎることもあってかかなりタッチが変わっています。
神は敵対をする者には無慈悲に災いをもたらす、が峻烈なまでに描かれていますし、その神の仕打ちに反発をするモーゼは珍しいかもしれません。
その一方で赤く染まる川、大量に発生したカエル、アブ、蔓延した疫病などに一定の理論を示し、海は大きく割れず、またモーゼと神との対話シーンなど「神の存在」に疑念を生じさせるような描写と言いますか、神は心の内にある、といった大河ドラマの柴田恭兵@上杉謙信を思い起こさせるような感じもあります。
そんな神に振り回される民衆こそがいい迷惑ですし、副題ほどには神と王といった対立軸が明確でもなく、ただ淡々と流れていった150分でした。


2015年2月14日 鑑賞  ★★★☆☆(3点)


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幕間にやられた

2015-02-02 00:17:50 | 映画

テレビ局が主導のジャニーズが主演ともなれば敬遠をするにしくはないのですが、幕間の紹介映像がそれなりにいい感じだったのでチャレンジをしてみました。
結果的には可もなく不可もなし、ただ上手くしてやられた感があるのも正直なところです。
前情報もなく観ればそれなりに楽しめる出来には仕上がっていますが、007もそうですが諜報部員が必ずしも頭脳戦がメインではないにせよ、さすがにその割合が低すぎます。
つまりは亀梨和也の華麗なる活劇、そんな「ジョーカー・ゲーム」でした。

ジョーカー・ゲーム

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敵役が弱すぎる、ということもありますし、ありがちではありますがご都合主義が過ぎます。
前宣伝ほどに騙し騙されというわけでもなく、むしろ一直線と言ってよいでしょう。
「死ぬな、殺すな」に則って死人が出ないのは徹底をしていますが、それがさほどに意味があるとも思えません。
確実に言えるのは海外での上映は絶望的な日章旗に鉤十字、そんな大それた野望は持っていないでしょうが、大胆ではあります。
何となく続編を匂わせるような終わり方ではありますが、不二子ちゃん的な深田恭子はもう32歳かと、今後に露出が増えてきそうな予感のある清楚&妖艶ぶりでした。


2015年2月1日 鑑賞  ★★★☆☆(3点)


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サムはどうなった

2015-01-26 00:46:43 | 映画

NARUTOで始まったTOHOシネマズの一ヶ月フリーパスポート、映画祭りも今日で終わりです。
今回も目標の10本には至らずの7本でしたが、予習のためのBlu-rayを合わせれば9本ですのでまずまずといったところでしょう。
年末年始にあれやこれやで1本も観られなかったことを考えれば満足をすべきかなと、また観ようと思っていたものも見逃さなかったのでよしとします。
また二年後の祭りに向けて6000分、足繁くTOHOシネマズ詣でをしようと思います。

96時間/レクイエム

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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そして祭りの最後を飾るのは「96時間」で、原題は単なる「taken3」ですが日本ではレクイエムなる副題が付いています。
96時間シリーズの第三弾で、おそらくはこれが最終作となるものと思われます。
そんなこんなでトム・クルーズとは違った意味で年齢不相応なアクションを見せてくれるリーアム・ニーソンもややお疲れ気味か、今作では質量ともに消化不良気味でした。
愛する娘、そして家族のためにひたすら戦い続けてきたお父さんもそろそろ休息のときではないかと、それがテーマなだけに災難が立て続けに訪れるのもまた不自然ですし、製作側としてもシリーズの終わりを覚悟の上で主要メンバーの退場を決意したのでしょう。
深く考えることなくシンプルに楽しめた96時間だけに名残惜しくはありますが、このあたりが潮時という感じもあります。
絶体絶命でも敵役は撃たない、あれだけ殺しまくっても悪人なら構わないのか無罪放免、守るべきものさえ守ることができれば周りの迷惑は関係なし、など首を傾げたくなるところもままありましたが、それが96時間、三作に渡って楽しませてもらいました。
ちょっとだけ気になったのはサムの容体で、そこまでスルーはあんまりだとエンドロールまで目を凝らしたのですが、さすがは96時間、容赦がありません。


2015年1月25日 鑑賞  ★★★★☆(4点)


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その瞳は知っている

2015-01-24 01:48:52 | 映画

週末に必要な買い物があったので今日は早めに引き上げて、用事が終わった後はその足でTOHOシネマズです。
そろそろ祭りも終わりなのでラストスパート、そして今日に公開となった「ビッグ・アイズ」です。
実話に基づいた作品らしいのですがアートに疎いので知りませんでしたし、特徴的な瞳も記憶にありません。
ただその瞳が物悲しいのが印象的で、作品もまた物悲しいものでした。

ビッグ・アイズ

ギャガ

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結局のところ、何がテーマだったのかがよく分からないままでした。
「60年代アート界を揺るがす秘密が隠されていた!」との謳い文句ほどの秘密があるわけでもありませんし、時代背景はありながらも女性の地位向上なのか、あるいは行きすぎた商業主義への批判なのか、それにしてはクライマックスの喜劇のような描写がそぐいません。
それはそれで見事な演技ではありましたが浅薄で享楽的、妄想魔で虚言癖な夫を強調しすぎていた感が強く、一方で妻が堪え忍ぶようなタイプではなくむしろヒステリー気味で、善悪でビシッと線引きができるような話ではないのですが、そうしたいのかしたくないのか、やや中途半端だったように思えます。
あるいは片側からの一方的な視点のようでもあり、性別、年齢、職業などにより、かなり受け取り方が違ってくるでしょう。
また本筋から離れているであろうとの自覚はありますが一番に目に付いたのは狭い世界での独りよがりな権威で、思わずフォークを突き立てたくもなった老いた瞳でした。


2015年1月23日 鑑賞  ★★★☆☆(3点)


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