雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

星の夜に藍をまとひし胸空(あ)けてまばたけば淡き光こぼれる

2008-06-30 21:24:36 | Weblog


 窓をあけたら、南東の空に星が見えた。


 眼をこらすと、うっすらと、空じゅうにかすかな光が散っている。


 夏の星座はさわやかだ。


 スピカ、アルタイル、アークトゥルス……どれもまだ見えない。


 言い古されていることだけれど、いまわたしが見ているきらめきは何百万年も過去の光かもしれない。

 ひとの時間感覚を超えて地球にたどりつく光。


 
 世界のむこうがわから、幾億の光年を旅してきた瞬きの粒子。





 










 
 
コメント

あたたかき湯のごと手より流れだす不可思議の意志日々を働く

2008-06-30 20:23:38 | Weblog


 誰かのために、わたしのたどたどしい仕事がすこしでも役に立っている、と思えるうれしさ。


 それは心をあたたかくしてくれる。


 自分がはたらくことで、自分自身が癒されている。


 つらいことも、こらえることも、当然あるけれど、この仕事にたずさわってよかったと思う。


 体さえしっかりしていられるなら、ほんとの専門職になりたい。

 さきは長いけれど。








 




 
コメント

手のなかにいつか豆ありいっしんに家事たばね終へて聞く「ありがとう」

2008-06-30 15:46:23 | Weblog


 雑巾をしぼるしぼる~。


 いつのまにかてのひらがかたくなった。ゆびも。


 丈夫になったと思おう。


 谷崎潤一郎さんにはきらわれそ……


 でも職人の手は道具だもの。


 わたしも、いつかちゃんとした一人前の職人?になりたい。


 中世の職人歌合せ、ふと思い出したりして苦笑する。


    

    夏河や瀬の絶えゆかばみなくちもはたらかでゐる渡し守かな

 
 


 渡し守の歌。夏の川の水が涸れると、仕事がなくなるよ、という愚痴、かな?


 そういえば、もう天の川、七夕の季節。


 フォトは昨日の八幡宮の大鳥居。もう七夕飾りがされていた。











コメント

白妙の背骨夏草べーグルを噛む朝なべてのびゆけ宇宙

2008-06-30 08:28:42 | Weblog
 霧雨。


 やんでくれないかな……自転車をつかいたい


 あちこちだから。天気予報は曇りのはず。


 ひんやりしているけれど、半袖がきもちいい。

 
 夏。


 もうじき7月。







 


コメント

いまさらに両腕は海を風船を前世のやうに揺さぶりたがる

2008-06-29 21:33:34 | Weblog


 海と風船。デルボーの風船。



 












コメント

睫毛伏せて雨を聴きをり両耳は今猫のごときらきらとする

2008-06-29 19:10:19 | Weblog


 レオノール・フィニに。





























コメント

仮想画面に浮かぶマリアか母喪(な)くてさらに石となる我透きとおり

2008-06-29 19:02:53 | Weblog


 くちなし、聖母。













コメント (2)

激しさを厭ひて過ぐす日々賛美歌の澄みきる朝のわたしだけなら

2008-06-29 18:58:03 | Weblog


 歌。























コメント

素麺の半透明のきよらかを喉にながして眸(まみ)のあふるる

2008-06-29 18:51:58 | Weblog


 冷やし素麺。












コメント

布のごと女をたたむ梅雨どきのせんたくものはすぐに湿るを

2008-06-29 18:49:38 | Weblog


 家事をして。











コメント

アルファポリス