「時の流れのくれたもの」展最終日。
予想以上にたくさんの方々にお運びいただいた。
おおらかに、またこまやかにご配慮くださったヒロイギャラリーのオーナー、鏡子さんに感謝。
搬出を終えて帰宅したら、センシティブな薔薇の花。
常ならぬ猛暑の８月、私には、とても活き活きとした夏だった。
もう秋、外からキリギリスやコオロギの、まだかぼそい声が聞こえる。
いい感じ。
「時の流れのくれたもの」展最終日。
予想以上にたくさんの方々にお運びいただいた。
おおらかに、またこまやかにご配慮くださったヒロイギャラリーのオーナー、鏡子さんに感謝。
搬出を終えて帰宅したら、センシティブな薔薇の花。
常ならぬ猛暑の８月、私には、とても活き活きとした夏だった。
もう秋、外からキリギリスやコオロギの、まだかぼそい声が聞こえる。
いい感じ。
夏の少女を描いている。モデルは知人の娘さん。
午後から活花のお稽古。投げ入れ。
来月に湖月流中伝拝受の華道展がある。
充実した休日だった。感謝。
今日、ヒロイギャラリーに、埼玉から「玲瓏」の若手歌人、乃上あつこさんがご両親と一緒にいらっしゃった。
清楚な雰囲気の才色兼備で、丁寧な物腰の女性。
知り合いになってからそれほど長いお付き合いではないのに、こうしてご来場くださったことに感謝。
「玲瓏」96号から、乃上さんの歌を掲載させていただく。
はろばろとシーツの端もぼやけゆくペディキュアだけが浴衣の名残り
本の上ゆっくり這ってゆく蜘蛛も小分けにされた神々のひとつ
パンケーキとホットケーキほどの差をひっくり返して秋は来にけり
すでに社会人としてキャリアを積み、立派に自立していらっしゃる彼女だが、歌の雰囲気はハイティーンのように若々しく、きっぱりしている。
わかりやすい口語短歌の中に、さまざまな経験を重ねて、自分の意思をきちんと整理している聡明さを感じる。
今日、ギャラリーには他にもユニークな方々が見えて、楽しかった。
感謝。
１９１１年、大下藤次郎画伯の「徳本小屋にて」模写。
色彩と明度は原画とだいぶ違う。緑でも、私は無意識にエメラルドグリーンを選んでしまうようだ。
人里離れた湖と森を描きながら、2日間の「８月の風信子」を終えた。
思いがけずたくさんの方々に、立原道造をめぐる詩の世界を、一緒に過ごしていただいた。
さまざま至らぬパフォーマンスに暖かい言葉をいくつもいただき、感謝。
また、ヒロイギャラリーのオーナーの鏡子さんは、こまやかにご配慮くださった。感謝。
この次のヒロイギャラリーでの個展には、出来れば油彩画を並べたいと思う。
８月の風信子、初日。
ささやかながら、予想外にたくさんの方々にお越しいただき、嬉しかった。
家事と仕事のはざまに毎日少しずつお稽古を重ねた。
リハーサルの動画を撮影していただき、検証してみたら、自分らしい音に磨かれてきた、と思った。実際に楽器を弾く時間以外にも、心の中で歌っている。その堆積が音色になるのだろう。それが、これまで私の過ごした時の流れの音。
この機会を与えてくださった神に感謝。
そして至らぬパフォーマンスに拍手をくださった皆様に感謝。
明日も爽やかな時間を奏でよう。
ヒロイギャラリーで、明日は久しぶりのチェロリサイタル。
「８月の風信子」
お時間にゆとりのある方、お覗きください。
つたないながら、爽やかな１時間を差し上げたく存じます。
道造の詩と、チェロの音色の中に、森の響き、風さやぎ、小鳥のさえずりを幻想していただけたら。
それから、夏の野花の香り。
今また明治の水彩画家、大下藤次郎の模写をしていますが、明日奏でるドヴォルザークの「森の静けさ」を描きながら、頭の中で鳴らしています。
絵の中に、チェロの音色に、私の想いを溶かしています。
感謝。
今日の房日新聞に、ヒロイギャラリーでの個展の記事が掲載された。
インタビューで答えたことを、きちんとまとめてくださった。感謝。
銀座の小さなサロンで、定期的に芝居や演奏活動をしていたことが、つい昨日のように思い出される。
ひとつひとつの追憶はいつも身近にあるけれど、時の流れは前に行く。
だから今日と明日を見よう。今日よりも良い明日にしよう。
良い日だった。
三宅克己画伯模写、今朝仕上げた。
私は大抵早起きしてチェロの稽古や絵を描く。
優れた作品の模写は、良い勉強になり、また、とても楽しかった。
館山には素朴で美しい海山田園風景が至るところにあり、これからは、清冽な光と影のあやなす南総風景も描いてみたい。
人や物、出来事、さまざまの豊かな出会いに感謝。
