母の日に。
しらじらと、月の名残もまだ見える明け方、鎌倉山のあたりをひとあるきして。
みはるかす相模灘、入り江のさ青、空より深く澄んできれいだった。
五月、鯉のぼりに。
『未来』五月号届く。
保田斐佐子さんの歌集紹介執筆の機会を編集部からいただき、それがこの号に掲載。
すこし緊張して書いたような、と思ったけれど、丁寧に保田さんお電話下さり、よろこんでくださった。
歌に接するとき、できるだけ「とらわれ」のない眼で、心で、と思う。
わたし自身であることに変わりはないにしても。
自分の歌についても、いろいろ考えることしきり。
今朝から走り梅雨のような通り雨、お天気雨が、何度か。
そのたびごとに、若葉潤い、勢いづいて美しい。