雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

伊勢えびと掻き揚げ風呂吹き柚子風味除夜初詣甘酒いちご

2008-12-31 13:05:03 | Weblog


 年越しそば以外の今夜のごちそう。


 おおきな伊勢えび、生きたまま、いただきました。

 お蕎麦に掻き揚げ。


 これから風呂吹き大根をして、柚子味噌をのせよう。それと、食後に冬いちご。


 それから初詣は、近所のお宮さん。甘酒と蜜柑がふるまわれる。大きな鍋で煮立てられる甘酒は、こっくりと麹が濃くて、これがたのしみ。寒い夜中に焚き火にあたりながら飲むので、いっそうおいしい。

 今夜も星空が見られそう。



 星月夜を訪問してくださった方々、わたしのふうがわりな、幻想歌日記を読んでくださってありがとうございました。

 いろいろ稚拙で、身の丈にそぐわない、なまいきなことも、きっとたくさん書きましたが、おゆるしください。

 癒された、なんてコメントを下さった方、ほんとにうれしいです。来年もきれいな気持ちで、さまざまな心象風景を詠ってゆきます。


 みなさんがこころ静かに、おだやかに新年をお迎えになりますように!

 

 
 





 

 
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さざめいて真冬うつくし星の澄むM42へいつか還ると

2008-12-30 22:36:24 | Weblog
 思うまま。


 わ、と息を呑む、とてもきれいな星空。鼓のかたちのオリオン……いっとうあかるい、あれはアルデバラン、それからペテルギウス、オリオンのかかとには、リゲル。

 ほんとにあざやかな星座だなあ、と思う。今夜は、眼をこらすとオリオン大星雲(M42)も見られそう。


 リゲルの下には、ちいさいうさぎ座。……。


 シリウスも見えた。


 こころがふるえる。


 ああ、わたしってちいさいな、と思う。

 
 人間の時間はかぎりがある。だから、だいじにしなくちゃ。

 
 お星さまきらきら。


 メルヘンでもいいから、いつかは、あそこに行くのよね、と思うこと。


 天体望遠鏡で覗いてみたいなあ。ことにM48。星たちのうまれてくる星雲。



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風の発(た)つ渚に唄ふ人はいつ逝くかも知れぬ誕生日けふ

2008-12-30 08:16:44 | Weblog



 誕生日。


 生と死。


 いちにちをだいじにしよう。わたしが生まれたときのことを、わたしは思い出せないけれど、記憶には、ちゃんとしまわれている、と。


 ひきだしの底の、また底にしまわれた、流体のような記憶のかたまり。



 生きていることがうれしい、と思える朝。









 



 

 
 
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性愛は太古濁らず透きとほる海の呼吸を水母ただよふ

2008-12-28 19:15:01 | Weblog


 午後、江ノ島水族館へ。



 くらげ研究のノーベル賞受賞のおかげか、こんな季節にも人がいっぱい。以前、やはり真冬にきたときは、閑散としていたけれど。


 わたしも水母が好き。それは前から。


 ゆら、ゆら。ただよう。

 水の中で、花びらがひらきとじるように浮かんでは沈む軟体生物。

 爬虫類でも哺乳類でもなく。海草と魚のはざまのいきもの。




 光も水もみんなすきとおる。絹よりもレースよりもやわらかに、しなしな。

 水母の傘のいただきに、クローバー型の模様。それが性腺というが、半透明であわあわと透ける。

 ラリックや、ガレのガラスのよう。


 江ノ島水族館は、水母で有名だと聞いた。



 改装された、大きな水槽。ガラス越しに海の底が見える。

 わたしもあそこにもぐってみたい。




 帰りがけに、海沿いのデニーズで、ひさしぶりにチョコレートパフェを食べた。

 すこしはやめの、わたしの誕生日祝い。









 


 
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黎明に空は高鳴るはりつめむ死せる細胞鳥へ投げにき

2008-12-28 08:00:03 | Weblog


 朝に。


 百舌のするどい高鳴き、耳元をはしりぬける。


 それからヒタキ、シジュウカラ? かな? いろいろ。

 それぞれ一瞬静寂を走る。

 彼らの声がとおりすぎたあとは、それまでよりいっそう濃い夜明けの静けさ。


 でも、じきに自動車の騒音がはじまる。


 

 朝の声。

 
 


 今日の新陳代謝がはじまっている。








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なつかしむ風のまにまに髪より鳥を放たば過去も未来も消ゆる

2008-12-27 14:12:02 | Weblog


 午後。


 つめたい冬の大気。



 かわいた大地を鳥影がよぎる。空にはときおりちぎれぐも。



 








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ひととせをしまうてのひら水のこと地(つち)のことしてやさしくなりし

2008-12-27 08:45:21 | Weblog


 今日、わたしのしごとおさめ。



 きちんとしめくくれますように。



 この一年、ほんとうの意味での「やさしさ」や「思いやり」ってなんなのか、考えることたびたびでした。


 ケアワークのなかでは、いつも無我夢中で動いていただけみたいだったし。

 そうしたなかでも、自分の心の枠をすこしでもひろげることができたら、と願って、働いてきた。



 4月から介護報酬がひきあげられる。それはうれしいことでもあり、また利用料負担がふえる、生活があまりゆたかではない高齢者さんのことを思うと、胸いたむ反面がある。


 どうすればよいのか。

 加齢や病気のいたみは、誰しもすくなからず、いずれのこと身に負うものだ。


 


 来年も謙虚に自分を育ててゆきたい。


 


 
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あしばやに海をよぎりぬ潮騒のかけらにしても思慕はきらめき

2008-12-26 16:45:23 | Weblog


 あちこちのケアのお宅へ、今年最後の訪問が続く。


 しごとを重ねるなかで、いろいろ痛いめも思いも味わうのだけれど、思いかえせば、それこそが、この一年のわたしを育ててくれたこと。


 ケアワークとの出会いに心から、感謝。





 明日は、しごとおさめ。


 年末年始は、自分の時間が持てるかな。

 
 ちょっとは、お節料理なども作りたいし。




 

 霜枯れの菊。うつろうた錆朱、師走つごもり近く、ふしぎなうつくしさが眼にとまる。

 さしづめ、小野小町かしら。衰えてなお、うつくしい、という。


 おひとそれぞれの感受性だけれど。
















 
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枯れ枝を鳴らしてぬけるかのひともこの音のなかにさびしさを持つ

2008-12-25 13:27:46 | Weblog


 午後、ケアワークを終えて。


 師走。今日はクリスマス。



 街のけはい、人の立ち居がどことなくあわただしい。わたしも。

 ことし一年をふりかえる。


 起伏さまざま。できたことできなかったこと。


 こころざしたいくつか。その途次にあって、わたしは今、しゃんとしている。


 ケアはきびしいお仕事だ。そんなこと、うそはつけない。

 でも、いろんなことを学んだ。来年もきっとそうだろう。

 
 充実した一年でした。






 冬の陽射しが空に蒼く澄みとおり、かわいた光と風が枯れ枝をゆする。

 耳に届く枝鳴りはきよらかだった。

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あしおとは聞こえぬされど帆につつむ星影のごと聖夜静けし

2008-12-24 22:13:10 | Weblog


 聖夜に。













 イルミネーションがきれいだった。


 星はみえなかったけれど。

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アルファポリス