くちなし、聖母。
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先日のコメントで、白のニュアンスも色々って書かれていたのを見て、内田善美さんの「空の色ににている」の中で、浅葱さんが語った言葉を思い出しました。
「いったいどこで いつどんなにして 植物たちが 自分に一等似合う 青を見つけたのかって そんなこと考えると 哀しいくらい 心が無限になる」
白もピンクも青もどれもみな同じように、それぞれの花に似合う微妙な色がありますね。
たしか荘子の「胡蝶の夢」の話を主人公にした少女ですよね。おぼえてます。いいなあ、と思って。
くちなしの白を雨があらって、きれいでした。
言葉には出せない〈くちなし〉ですから……
わたしは、今日ずいぶん饒舌ですね。
雨のせいかな。