雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

ゆうぐれにひかり埋めゆくうつそみも夢と知りせば土の匂ひす

2008-06-14 17:56:43 | Weblog
 大地に。


 うつそみに。



思ひつつ寝(ぬ)ればや人の見えつらむ夢と知りせばさめざらましを


                              小野小町から




































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梔子の想ひ切り取るもの言はぬ水に向かへば身もあらぬごと

2008-06-14 16:12:20 | Weblog
 梔子に。


 この季節、ふわっと香る。

 よびとめられるように。


 北沢郁子さん、という歌人、この間知った。凄艶なうたを詠まれる。


   梅雨の雨に咲きつぎ花のくちなしよ死にたるわれの上に置く花


 ひきしまった調べでうたいあげる裂帛。

 どういうひとなのかしら。


 もっと知りたい歌人。


 こころひかれる。




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片手すっと首筋にあてる人なれば耐熱ガラスならぬ青空

2008-06-14 07:53:56 | Weblog
 夏空に。


 あつくなりそう。



 雲のさまざまな景色。


 流れて、また離れて、どこへともなく。




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