「市の星月夜日記」記事一覧
投稿日が 古い順 | 新しい順
-
枯草の匂ひあたらし北風は川面動かし冬へ押しやる
(2024-11-08 21:32:00 | Weblog)
川風に。 こちらにいる時は毎日荒川... -
澄みわたる風に磨かれ北巨摩は水晶のごと冬始まりぬ
(2024-11-07 21:22:00 | Weblog)
立冬に。 今日は北杜市の菩... -
雲間より茜の見ゆる暮方に川辺歩めば水面明るし
(2024-11-06 20:54:00 | Weblog)
夕暮れに近所の荒川堤防を歩... -
枯葉舞ふ故郷の風もなまぬるき晩秋なれど汗纏はりぬ
(2024-11-04 20:54:00 | Weblog)
今日館山から甲府市に戻る。... -
樹々ひかる風爽やかに空へ抜けて私の今日は秋に染まりぬ
(2024-11-03 21:37:00 | Weblog)
秋晴れに。 穏やかな一... -
雨降りぬ身のうら沈む水面には鼻梁すがしき冬晴れのある
(2024-11-02 11:25:00 | Weblog)
雨に。 静かな日。 体調... -
空色のページ閉ざして手の中で星座となりしアクア恋しき
(2024-10-31 20:48:00 | Weblog)
明日は愛猫アクアの命日。 母が真夏... -
底冷えて響く雨音ひたひたと人の心は火の色を恋ふ
(2024-10-29 20:43:00 | Weblog)
雨に。 じきにハロウィン... -
房州の秋は潤みてなほ緑みなまろやかに冬へ向かへり
(2024-10-28 20:51:00 | Weblog)
温暖な房総の秋に。 穏や... -
秋時雨かたむく器揃へつつこぼれた水は逃げ出しもせぬ
(2024-10-27 20:09:00 | Weblog)
時雨に。 久しぶりにゆっくり本が読め... -
大根をことこと煮たり生き物の命解(ほど)いて我らの夕餉
(2024-10-25 16:57:00 | Weblog)
風呂吹き大根に。 静かな... -
風騒(さや)ぎぬ人生長くともに在る夫婦のごとき時雨降らなむ
(2024-10-24 21:35:00 | Weblog)
時雨の気配に。 この絵の... -
猫の背の柔(やは)きを撫でてかすかなる牙ひそめたる我はも受身
(2024-10-22 21:27:00 | Weblog)
ふと。 年齢を重ねたため... -
地にありて心砕きつ働きぬ汗に翡翠も星も飾らず
(2024-10-21 22:17:00 | Weblog)
ふと。 いろいろと心ゆ... -
渚にはかつての君と今の我と秋深まりてなほ揺られをり
(2024-10-20 20:38:00 | Weblog)
秋の海に。 今日はいっき... -
いつしかと影薄くなる晩秋に蘇芳散らしつ人を恋ふるは
(2024-10-19 21:35:00 | Weblog)
晩秋に。 明日からは、この... -
秋雨や汝に打たれて透きとほる土のうらまで無口な恋よ
(2024-10-18 20:50:00 | Weblog)
秋雨に。 静かな一日だった... -
秋ぬるく滲む月光傾いて人類はやがて恐竜になる
(2024-10-17 21:30:00 | Weblog)
満月を見て。 雨上がりにき... -
神無月暑さ残してほのか濁る空より空の明るさ降りぬ
(2024-10-16 21:12:00 | Weblog)
小雨に。 静かな一日だった。 愛... -
地熱なほ秋を炙りぬ殻を脱ぐ路面のごとき夏服我は
(2024-10-15 22:03:00 | Weblog)
まだまだ暑い日。衣替えなど...