雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

夏の葉のひそと散りぬる雨あがりに別れて次に逢ふ日問はざり

2012-06-22 10:21:44 | Weblog


 雨音に

















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紫陽花の水かげそつと沈めゆく渚ひとつに君を忘れず

2012-06-19 12:32:48 | Weblog


 紫陽花に
























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亡きひとに雨は触れざれ葉ごろもにうつしみ寄せて天の近きに

2012-06-17 14:36:53 | Weblog


 
   ひさしぶりに大伯皇女の歌をおもいだして






 我が背子を大和へ遣ると小夜更けてあかとき露に我がたち濡れし







  

 
















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くちなしのほのか明るむ露の間(ま)に首撫づるごとみづたま匂ふ

2012-06-15 10:22:37 | Weblog


 梅雨の晴れ間に寄せて、ふと。



























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髪あらふたび紫陽花の染まる水無月宇宙にひとり

2012-06-12 17:13:50 | Weblog


 レイ・ブラッドベリに寄せて、なんとなく。



















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月蝕ののち透きとほる紫陽花に覆われて微笑(ゑ)む庭とならまし

2012-06-04 18:30:43 | Weblog


 今夜、部分月蝕という。




 街のあちこちで、紫陽花の花が数日、ずいぶんとふくらんできた。


 季節をおのづから知って。もうじき梅雨入り。


















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