静かな日だった。
感謝。
レオナルドの白貂を抱いた貴婦人。
つくづく、ミステリアスな少女像と思う。
ルドヴィーコ・スフォルツァの愛妾チェチリア・ガレラー二。
何を見つめているのだろう?
引きこまれる。
ラファエルロの、大公の聖母子のマリアと同じくらい、デリケートな内向性と気品。
白貂を抱いた貴婦人は、レオナルドの作品の中で一番好きかも。
チャイコフスキーの無言歌に
フレーズを歌う弓使いが難しい。
音符とボーイングのはざまにニュアンスが生まれる。
今日の全てに感謝。
初雪に
レオナルドの「白貂を抱いた貴婦人」一応擱筆。
原画のように貴婦人の背後の闇を深くしないほうがいいかな、と少し迷う。
透明感を意識した私の作品は、やはり、白貂姫、と付けよう。
妖精のような姫君。
さまざま感謝。
休日。
いろいろ片付けてすっきり。
昔の楽譜、チャイコフスキーの無言歌が出てきたので、またそれをお稽古しよう。
感謝。