雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

問はず語り散らさむ空には脈拍もいらぬ雑踏まばゆき残暑

2008-08-31 20:57:57 | Weblog


 残暑の一日。



 とうぶん夏のなごりは続くとか。








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秋の帆の水野分けゆくおさなごの声ひびかせて透ける帰去来

2008-08-31 08:08:09 | Weblog


 葉月もおわりの空へ。



 長い夏だった。まだ残暑は続くけれど。



 パンダの赤ちゃん、死んでしまった。人工授精は動物でもむつかしいのだろう。






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さまよへば水音のみがくきやかに顕(た)つまだかたちある瑠璃の乳房に

2008-08-30 20:57:01 | Weblog


 夜に。



 明日も雨だろうか。














 画像はフローラ。たぶんヴィジェ・ルブラン夫人の作品。

 ロココの画家の中でも、彼女は筆触と色使いが、とてもデリケートで好き。


 
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雨の触る沈黙言葉すれ違ふ誰かのために睫毛濡らしぬ

2008-08-30 17:07:36 | Weblog
 また雨に。















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うすき睡(ねむ)り地に降らすごとゆめ際の指そよぐごと秋のけはひよ

2008-08-30 13:37:09 | Weblog


 各地で集中豪雨の被害。


 秋雨前線や台風の前に……。


 

 雨はうすく降ったりやんだり。


 けむったような湿度のなかを戻る。


 むしあついのに、どこかひんやりしている。


 部屋は静かだ。すこし休もう。一週間が終わる。


 
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秋空の夜明けに哀歌こぼれくる潮きらめき虹と昇らむ

2008-08-30 08:54:00 | Weblog

 すごい雷におどろいて目がさめたら、明け方の五時。


 どこかに落雷したにちがいない。



 でも今は、すっきりと晴れて青空がのぞく。空には巻き雲いわし雲。


 自転車でゆける、よかった。




 長い夏を咲き続けたさるすべりも、数日の雨でだいぶ散ってしまったろう。







 詠いなおし。雷鳴、という言葉は、ちょっといかめしすぎるかも。





















 
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驟雨浴びぬFaure流るる激しさはあらぬつぶやき星見えずなりぬ

2008-08-29 21:21:32 | Weblog


 突然の大雨と、Requiemに。


 ほんとにきれいだ。フォーレ。



 夜食のしたくも終えた。すこしほっとする。










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星月の波うち寄するもろ腕に歌あふれ今我がものならぬ

2008-08-29 20:10:58 | Weblog

 星がひさしぶりに見えた。


 さやかな夜空は、まだ遠い。


 宇宙を思うと心がロケットみたいに飛んでゆく、どこかへ。


 プラネタリウムが好き。


 


 画像は星空写真館さんから。大マゼラン星雲。

 http://www.dab.hi-ho.ne.jp/hirok/





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秋づけば蝉しぐれふるさびしさも柔(やは)き手のなかいたはりてゆく

2008-08-29 13:07:31 | Weblog



 昼休み。


 蝉時雨の中を歩いた。


 重ねた手をしっかり握って歩いた。








 
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葉月あさの狭霧たち添ひいつしかと母体のごとき匂ひを帯びぬ

2008-08-29 08:01:53 | Weblog

 朝に



 




 山むこうを包む白い霧がふくよかだ。



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アルファポリス